[会場]大手町サンケイプラザ [後援]厚生労働省
講演者インタビュー
「わが社も健康経営を実施する!」と社長に言われたら、人事担当者がまずすべきこと。
株式会社ボディチューン・パートナーズ 代表取締役/一般社団法人日本スポーツ&ボディ・マイスター協会 代表理事
阿部 雅行氏
大手企業が続々と実施を始めている「健康経営」。実施決定後、人事担当はまず何をすべきでしょうか? 「そもそも健康経営導入の意義がよくわからない」「業績との関係性は?」「具体的な実施方法がわからない」、そんな疑問をお持ちの方に、長年、健康経営の戦略パートナーとして「健康人材リーダーシップ・プログラム」を提供してきた弊社が、豊富な事例を交えながら独自のメソッドをご紹介します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
弊社は2005年から、ビジネスパーソンのビジネススキルやマインドの向上とともに、その土台となる身体の健康増進を図る研修プログラムをご提案してきました。2009年ごろに「健康経営」が日本で注目されるようになってからは、特に弊社のプログラムを通して、組織的に業務効率や生産性向上をはかるクライアントが増え、さまざまな形でサポートを行ってきました。
これまでの取り組みを通して、健康経営に取り組まれる企業のお悩みの傾向がわかってきました。それは、「そもそも健康経営の意義がよくわかっていない=社員にしっかりと取り組みの意義を伝えられない」「健康経営の投資対効果をはっきり示せない=健康経営効果の定量化がはかれない」「まず、どこから(何から)取り組めば良いのかわからない」という3点です。
健康経営は、組織と社員が高い納得感のもとに一体となって、中長期の計画で、しっかりと取り組まなければならない管理手法です。本セミナーではこれらの疑問について、弊社で蓄積した解をわかりやすく解説し、事例も併せてご紹介したいと思っております。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
90年代、私は熱血銀行マンとして、周囲と共に某栄養ドリンクCMのごとく「24時間戦えますか」を地で行く超多忙な毎日を過ごしました。気づいた時には、業務・ストレス過多から体重は90キロ、BMIも30超に。体力、免疫力が低下するともに、ビジネスパフォーマンス、モチベーションも急激に下降しました。この経験から、健康な身体と心がビジネスパフォーマンスを支える大切な土台であると確信しています。現在も、大学や研究機関、トップアスリートの皆さんと連携して、エビデンスに基づいた納得感の高いトレーニングを開発している過程にあります。
弊社のプログラムは、「体」「心」「脳」に焦点をあてた育成アプローチが特徴です。睡眠や栄養、運動の相関関係を学び、健康な体づくりに対する最新情報をインプットし、そして日常生活や職場でも行える運動をからめたプログラムで「良く働く脳・折れない心・疲れない身体」をもった人財育成を目指します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
我々は、「体・心・脳の健康が、仕事の成果を変える」という信念の下に事業活動に取り組んでいます。医療費の高騰、健康保険組合の財政破たん、労働人口の減少……。ビジネスパーソンの「健康」を個人の問題として捉えられていたのはすでに過去のことであり、今では企業がしっかり関わり、サポートしていくものに変化しています。従業員個々の健康が、企業のバランスシート上の「資本」と同義で捉えるべきなのです。
今まさに、健康経営に取り組もうとされている企業、またこれまでのビジネススキル研修にヘルスマネジメントの要素を入れた健康人財育成研修をご検討の人事ご担当者に、ぜひご参加いただきたいと思っております。
- 阿部 雅行氏(あべ まさゆき)
- 株式会社ボディチューン・パートナーズ 代表取締役/一般社団法人日本スポーツ&ボディ・マイスター協会 代表理事
- 富士銀行(現;みずほHD)で営業・マーケティング・経営戦略部門を経験。その後グロービス経営大学院等の教育ベンチャーにて人材育成・コンテンツ開発に携わり、現職。現在は年間200日超の企業研修に登壇する。健康増進とビジネスパフォーマンスアップの関連に着目した「健康人材リーダーシップ・プログラム」を確立。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
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