進化し続ける企業の『リーダーシップの育て方・活かし方』
~躍動感の溢れる組織へ~
株式会社シェイク 代表取締役社長
吉田 実氏
更なる企業の成長・発展のためには、役割としてのリーダーシップではなく、個々人の原動力から生まれるリーダーシップこそが、イノベーションの火種をつくり、組織に変革をもたらします。本セミナーでは、これからますます注目される企業内リーダーシップ開発の本質に迫り、社員一人ひとりが仕事にやりがいを持ち、自ら新たなことに挑戦しつづける若手育成の仕掛けと、職場でのリーダーシップ実践支援の具体策をお伝えします。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
吉田:「リーダーシップは、リーダーが発揮すべきもの」「リーダーシップ育成は、管理職になってから」とお考えではありませんか? 今は、現場の最前線にいる“すべての若手・中堅社員”がリーダーシップを発揮しなければならない時代です。しかしながら、現実には働き盛りの20代、30代が組織の中でくすぶってしまい、働く目的に迷い、諦めの気持ちさえ持ちながら、毎日の職場に向かっている例が少なくありません。
では、リーダーシップを発揮する人としない人とでは、何が違うのでしょうか。「リーダーシップの発揮」は生まれ持った能力や、役職・役割によるものではありません。その本質を理解し、適切な方法でトレーニングをすることにより、誰でも発揮できるようになります。特にシェイクでは、管理職・役職者になってからではなく、若手の頃からリーダーシップ発揮を意識し、職場実践と振り返りを通じた習慣化を推奨しています。
リーダーシップを発揮している人には共通点があり、再現性があります。本講演では、これまで約10万人の人材育成に携わってきたシェイクの独自メソッドにおけるリーダーシップ開発の具体的な方法をご紹介いたします。研修を研修の場だけで終わらせない“研修と職場との連動感”や“社員が活躍する場づくりのポイント”、また、リーダーシップ開発の本質となる“社員の志の磨き方”など、皆さまの組織で実践できるエッセンスを、ぜひ、お持ち帰りください。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
吉田:リーダーシップには「目的に向けて人を動かす力」という意味合いがありますが、その「動かす力」はどこからきているのでしょうか。役職・権限での指示? 職場での立場?論理的な説得での命令? 権力や威圧だけでは、本当の意味で人は共感し、自律的に動いてはくれません。私たちは、自らイキイキと働く人を一人でも多く増やし、日本を元気にすることをミッションに、リーダーシップ開発を通して企業発展をご支援しています。
リーダーシップ開発というと、特別なトレーニングを経て、高度なスキルや知識、能力を有し、選ばれた方が身につける……そのようなイメージをお持ちになるかもしれませんが、第一歩は日常の職場でも育むことができます。その源泉となるものは、自分自身の内面と向き合いながら見えてくる「志」を醸成することにあります。20代から始めるリーダーシップ開発による組織の変革が我々の使命です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
吉田:人は誰もが素晴らしい可能性を持っていて、誰もがイキイキと働くことができると確信しています。そして人材育成とは、その可能性を最大化することに他なりません。そこで必要になってくるのは、志を持って成長しようという社員を支援する職場の存在です。
皆さまの職場支援の状況はいかがでしょうか? 皆さまのリーダーシップの発揮度合いはいかがでしょうか? そして、お持ちになっている志はどのようなことでしょうか?
今回のセミナーに参加される皆さまとのご縁を大切に、今後の人材育成を一緒に作っていきたいと心から思います。ぜひ、ご自身の組織・職場と照らし合わせながら、ご参加ください。個別のご相談も歓迎いたします。
- 株式会社シェイク 代表取締役社長
- 吉田 実氏(よしだ・みのる)
- 大阪大学基礎工学部卒。住友商事株式会社に入社。2003年シェイクに入社し、人材育成事業の立上げ、拡大に従事。講師として育成に携わった人数は、新入社員から、管理職層まで、8年間で10,000人を超える。2009年9月より代表取締役社長に就任。2011年1月に書籍『「新・ぶら下がり社員」症候群』を出版。
- 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
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