人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2019-秋-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント
2019年11月21日(木)・22日(金)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]グランフロント大阪

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2019-秋-[大阪]」トップ講演者インタビュー> 長井 亮氏(株式会社アールナイン 代表取締役)インタビュー

講演者インタビュー一覧

なぜ社員は辞めるのか? 社員のエンゲージメントを高め、定着につなげる方法

長井 亮氏 photo

株式会社アールナイン 代表取締役

長井 亮氏

待遇改善に努めているのに人材がなかなか定着しない。そんなお悩みはありませんか? 離職の原因の多くが人間関係に起因すると言われています。コミュニケーション不全が起き、上司と部下、同僚との間で認識のズレが生じ、積もりに積もって離職につながります。本講演では、離職の要因を探り、エンゲージメントを高め、社員定着につなげる方法をお伝えします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

最近人事領域でエンゲージメントの重要性が叫ばれております。エンゲージメントとは愛着や思い入れなど従業員と会社の絆のことを指します。

良い人材が定着しないため、また新たに採用するということを続けてきた企業が、採用難易度が上がっている現在、無駄に気付き、社員の定着に目を向けるようになりました。社員を定着させるためにエンゲージメントツールなどを導入し、社員のコンディションを可視化できるようになりましたが、実際の課題は何で、具体的にどうすればよいかまでは見えないまま。なんとなく研修を行い、福利厚生を整え、1on1面談も実施しましたが、エンゲージメントは向上せず、かえって状態を悪化させてしまっています。

本講演では社員定着やエンゲージメント向上などについての具体的な施策がない方に対し、解決に結び付けていくプロセスをご提示いたします。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

1on1が注目されるようになり、多くの企業で行われるようになりました。最初は多くの社員が会社に対してのロイヤリティを感じたり、上司に対して期待していましたが、継続していくと、「何を話せば良いかわからない」「上司が一方的に話している」「自分の話を聞いてくれない」「どうせ提言してもつぶされる」などネガティブな言葉が聞かれるようになりました。
せっかく時間と労力をかけて行っていることが、上司自身のスキル不足などにより機能せず、無駄な時間だけが過ぎています。

本講演では、実際現場で何が起きているのか?また1on1を行うにあたり、何に気を付けなければならないかなど、具体的な事例をご紹介しながら、課題発見プロセスを提示します。定着に不安を感じている企業の方には、手っ取り早くできるテクニックなども含めてお伝えいたします。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

企業が成長していくためには、社員一人ひとりの成長と働きやすい環境構築が大事です。しかし働きやすさに目が行くあまり、働き甲斐をないがしろにしてしまうことが少なくありません。環境は良くても働きがいを感じられず、社員の離職につながっています。この状況を打破するためにも社内の状況を捉え、課題を正しく設定することが重要です。即効性を求めると、HOWの部分に行ってしまいがちですが、正しく課題を設定できていないと見当ちがいの手を打ってしまうことになります。

当日は同じような悩みを抱える皆さまに、どうすれば解決するかなど事例をもとにお伝えします。少しの改善で変わっていくやり方を、少しでも持ち帰ってください。

  • この記事をシェア
講演者プロフィール
長井 亮氏(ながい りょう)
株式会社アールナイン 代表取締役
株式会社リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)に入社。連続MVP受賞などトップセールスとして活躍後、2009年に人材採用支援会社、株式会社アールナインを設立。これまでに1,200社を超える経営者・採用担当者の相談や、5,000人を超える就職・転職の相談実績を持つ。

「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。