株式会社アローリンク next事業部 HumanResources課 総責任者
蘓 伸太郎氏
学生が多くのインターンシップを比較する中、「選考に進みたい」とポジティブに思うものがある一方、「あまり印象に残らなかった」「面白くなかった」など、ネガティブな感想を聞くことも少なくありません。学生に参加してよかったと思ってもらえるインターンシップとは? また、参加した学生とつながり続ける方法とは? インターンシップで圧倒的満足度を誇る当社が自社の事例をもとにコツをお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
経団連による新卒学生の就活ルール撤廃を受け、新卒採用活動は「早期化」から「超・長期化」へ突入しました。これまで長くても2年だった学生対応期間は、これから倍の4年になる時代になり得ます。これからの変化に、「対応」できるか否かが新卒採用活動で生き残れるかどうかを決めると言っても過言ではありません。大手ナビサイトが提唱してきた大量母集団と一気にコンタクトを取って面接していく方法では、「超・長期化」の時代で戦い抜くことはできないでしょう。学生のエンゲージメントを向上させ、いかに企業と「つながり続けるか」を考え、実践していく必要があります。
本講演では、
・「超・長期化」採用市場で学生を惹きつけるヒントを得たい!
・母集団形成から選考への誘導率を上げたい!
・内定辞退者数を減らしたい!
という想いをお持ちの方に、解決のヒントをご提供する内容となっております。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
前述のとおり、新卒採用は新たな時代に入りました。
本講演ではまず、答えのない新卒採用市場を戦い抜くための考え方として、【マーケティング視点による採用戦略構築】のポイントをお伝えします。採用活動をマーケティングの観点で見てみると、「出会い」から「内定・入社」までの六つのフェーズに分けることができます。各フェーズには、それぞれに対応した【SNSによるコミュニケーション戦略】があり、そのすべてをつなげることで、入社動機を醸成するための【エンゲージメント戦略】が作り上げられるのです。
エンゲージメントを醸成するためには、多くの手間と時間がかかりますが、SNSを工夫して活用することによって、【学生のエンゲージメントを自動で向上】させることが可能となります。「超・長期化」した新卒採用市場を勝ち抜くためには、学生とつながり続けることはもはや必須条件です。
内定辞退戦略は「出会い」、すなわち「インターン」の段階からすでに始まっています!
入社志望度を上げ、内定辞退率3%を実現したインターン戦略のエッセンスを、成功事例・失敗事例とともにわかりやすくお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
新卒採用市場は、もはや早期化の域を超えて、「超・長期化」のなかで自社の魅力を伝え、出会う少数の学生といかに「つながり続ける」ことができるかで、採用の成否が決まります。考え方の一つとして、マーケティングの視点で採用戦略を組み立て、最適な投資で最大の成果を目指す方法があります。目まぐるしく変化する新卒採用市場をマーケティングの視点で捉えることは、まだまだ一般的ではありません。
本講演に参加いただく企業の皆さまに、最新の採用情報、ノウハウをお伝えし、「採用の成功」を一つでも多くお届けしていきたいと考えています。新卒採用の「あたりまえ」を、一緒に創っていきましょう!
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