コベルコ・キャリア・ディベロップメント株式会社 研修開発センター インストラクター
本田 純一氏
若手社員(新入社員を含む)の育成の重要性は認識しつつも、何を切り口にして育成内容、育成方法の改善を進めれば良いのかが分からずに悩んでいる企業も多いでしょう。そこで今回は以下の内容について、神戸製鋼の事例を用いながらお伝えします。1.研修会社から見た若手社員に共通する課題 2.若手社員向け研修を企画する際のポイント 3.若手社員を指導する際のポイント
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
若手社員を育成するための内容や方法を、どのようにすればよいか悩んでいる企業の人材育成のご担当者に聞いていただきたいです。
「何となく例年どおりの研修を継続していて、効果も低い気がするが、何から手を付けて良いかわからない」「実際の研修では、どんなことに気を付けて指導すればよいのかがわからない」といった課題をお持ちの企業も多いのではないでしょうか。
今回の講演で、研修を企画・設計する際には何から考える必要があり、ポイントはどういったことなのかをご理解いただき、今後研修内容を考える際のプロセスや切り口をお持ち帰りいただければと思います。
また、若手育成の現場で使える考え方や指導ポイントもお伝えしますので、若手との関わり方等についてのお悩みも解決できればと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
講演でぜひ聞いていただきたいことの1点目は、弊社が携わったプロジェクトの実例です。
机上の一般論ではなく、1.5ヵ月の神戸製鋼新入社員研修を実際にトータルデザイン、詳細設計、実施した経験があるからこそできるお話をいたします。
企画する時にはどのような点で悩んだのか、そしてそれをどのようにクリアしたのかという、人材育成の場を企画した方であれば誰もが悩むようなリアルな話を、できる限り具体的にいたします。
私達は、毎年4月の頭から5月中旬まで1.5ヵ月の新入社員研修を実施し、その後、8月には次年度新入社員研修の企画が始まります。つまり、毎年約8ヵ月間の研修の企画と準備に要しており、ノウハウを蓄積してきました。
このノウハウは、まさに弊社にとっての知的財産であるため、お話しできないこともありますが、大枠の考え方については、人材育成に携わっておられる皆さまにとっても、有益ではないかと考えています。
2点目は、新入社員研修から若手研修、その後の階層別研修に、どのようにつなげているのかという話しです。どういったことを軸に研修体系を組み立てているのかを、お聞きいただければと思います。
新規での研修企画、あるいは既存研修の改善をする際役立てていただけるノウハウを、ぜひお聞きください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ご自身の会社の若手育成における課題を改めてご認識のうえ、参加いただけるとうれしいです。
講演を聞いていただくことで、若手育成の内容を考える際の一つの切り口をご提供できればと考えております。
講演後に、皆さんが『これまでずっと続けてきた研修を、講演で聞いた内容をもとに見直してみよう!』と思い、前向きなアクションを起こしていただけるような、有意義な場を創っていきたいと考えております。
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