日本の人事部「HRカンファレンス2018-春-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント
2018年5月21日(月)・22日(火)開催 [主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]グランフロント大阪

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2018-春-[大阪]」トップ講演者インタビュー> 須古 勝志氏(株式会社レイル 代表取締役社長)インタビュー

講演者インタビュー一覧

求められる人財見極め力!
見極めツールと、見極め人財認定資格制度のご紹介

須古 勝志氏 photo

株式会社レイル 代表取締役社長

須古 勝志氏

人財の流動化により内部の知見が流出しやすい時代。内部に知見を留保して活用するには、経営陣、人事、現場責任者の方々全てに「人財見極め力」が求められます。そのため、活躍人財の採用厳選に加え、現場責任者が部下の特性を知って育成し、成果に繋げる手法が必要です。本講演では、人財を高精度に見極めるツール、そしてそのデータを見極めて活用するプロとしての認定資格制度についてお伝えします。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

経験と勘に頼った「人財の見極め」に限界を感じていませんか? そのような悩みを感じている経営陣、人事、現場責任者の方々に、科学的な視点を用いて、人財の活躍可能性を見極める利点についてお話しいたします。

「自社の各組織における個々の活躍可能性」を、高い精度で数値化することができれば、採用前に採用後の活躍可能性を見極めることができますし、配置や抜擢においても、事前に配置後、抜擢後の活躍可能性を見極めることができます。活躍可能性の低い社員に対する育成ポイントも一目瞭然です。

しかし、ここで大切なのは、活躍可能性と言っても、一般的な優秀人財かどうかではなく、自社の営業部門で活躍できるかどうか、企画部門で活躍できるかどうかであるということです。これを実現するためには、自社の各組織が求める人財要件とはいかなるものかを定義しなければなりません。

当日は多くの事例と共に、上記を実現するためのツール(MARCO POLO)をご紹介いたします。そこでもう一つ大切なことは、ツールを活用して実際に「人財を見極める」人財を育成することです。「人財を見極め、育成し、成果を引き出す」のは、実は現場責任者です。とても多くの方々がこの「人財見極め力」を必要としていることから今回、人財見極め力を育成するための認定資格制度(HRプロファイラー)についてもご紹介いたします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

弊社の提供しているサービスは、大きく以下の三つです。

1.高精度アセスメント & マネジメントシステム「MARCO POLO」の提供
<MARCO POLOの特徴>
 ・求める人財要件が分析できる
 ・個々のパーソナリティと活躍可能性を分析して可視化できる
 ・分析結果を蓄積してタレントマネジメントできる
 ・採用厳選機能や適正配置シミュレーターなど、便利機能が満載

2.分析・コンサルサービスの提供
 ・組織と人財のポテンシャル構造の分析
 ・行動評価基準の設計と、行動評価の予測システム開発
 ・スキルMAP設計とスキル評価テスト開発、テストシステム提供
 ・360度評価設計、360度評価システム提供等

3.HRプロファイラー認定資格制度の提供
 ・人財を見極めて活かす任務を持つ方全てを対象とした認定資格制度。戦略人事を名乗る方、部下を持つ方には是非取得していただきたいカリキュラム

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

人財を見極めるために「科学的な視点」を用いること。大きく言えば「人事を科学する」ことは、ツールを導入して終わりではなく、ツールを活用して実際に人財を見極めて採用、配置、抜擢の精度を高め、個々を活躍人材に育成する研修などを選定できる人財を育成する必要があります。

そして継続的に、その科学(実証性、再現性)的な検証を繰り返していくことも大切です。各社各様の風土・価値観の中、他社で優秀な人材が自社でも優秀とは限りません。ぜひ、科学的な視点を取り入れ、人財ポテンシャルの見極め力を向上させる組織を目指してください。

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講演者プロフィール
須古 勝志氏(すこ かつし)
株式会社レイル 代表取締役社長
テスト理論、テスト開発、心理統計学、CBT(Computer Based Testing)やe-Learningシステム開発、各種検定試験の設計に精通。また、人事系組織分析コンサル等の経験も豊富。人と組織の「適合度」を確かな制度で数値化するアセスメントツール「MARCO POLO」設計者。

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