大盛況のうちに終了いたしました。たくさんのエントリーならびにご来場を賜り、誠にありがとうございました。
講演/セミナー<東京会場からの生中継>
ダイバーシティ開発とキャリア自律で社員は元気になるか?
慶應義塾大学総合政策学部教授、同大学キャリア・リソース・ラボラトリ代表
花田 光世氏
キャリア自律の展開が企業の中で進展し、現実的な対応が実践されてくるにつれ、自己中心的な自己実現や、気ままな関心と連動したキャリア開発を志向する動きも出てきているのではないでしょうか。加えてフェイスブックで「いいね」をお互いに連発しあうような仲間意識を組織の中の連帯感と勘違いしている人たちも増えてきているようにも思えます。そのような交流からも、表面的な関心の近い「仲間」から「元気」をもらったという意識が生まれるとは思いますが、自ら節目を構築し、そこから「成長実感」や「キャリアチャンスの拡大」を通して生み出される「元気」とは異なるものであると考えます。多様な考え方や関心をもった人たちが、真剣にぶつかりあい、相互に啓発し、そこから新たな成長や価値創造が生まれるキャリア自律を考えてみたいと思います。
苦境を乗り越え、集団・組織の「超回復力」を引き出すリーダーシップ
――いま求められる“レジリエント・リーダー”のすすめ――
神戸大学社会科学系教育研究府長、大学院経営学研究科教授
金井 壽宏氏
「リーダーシップは元気であれば良い」というのも一つの考えで、太陽のように明るい人から元気をもらうことがある。しかし、職場や会社が厳しい時、現在の日本のように 国家レベルで元気がない時に、ノーテンキに元気づけするだけのリーダーシップでは場違いで軽薄にも見える。今こそ厳しい局面をなんとか回復させ、より厳しい局面でもそれを乗り越えて行けるリーダーが必要だ。ポジティブ心理学の中に「レジリエンス(回復力、超回復力)」という概念がある。その人がいるおかげで周りの人たちも危機を乗り越えられるようになるという、リーダーがもたらす集団の(超)回復力のことだ。本講演では「レジリエント・リーダーシップ」という新たな概念から、いま求められるリーダー像について、皆さまと一緒に考えてみたい。
世界で戦える“経営人材”を育成する
~企業トップに求められるものとは何か~
企業の人事・人材開発に関するさまざまな課題の中でも、「経営人材育成」は最も重要なテーマの一つ。特に近年はビジネスのグローバル化など、企業を取り巻く環境の変化が激しく、多くの企業が新たなリーダーの出現を待ち望んでいます。しかし、実際には「候補となる人材が不足している」「育成方法が確立していない」など、多くの課題を抱えているのが実情。果たして企業は、これらの問題をいかにして乗り越えていけばいいのでしょうか――。本セッションでは、企業の経営戦略研究の第一人者である一橋大学の米倉誠一郎教授と、企業人事のトップとして多くの経営人材を実際に育成してこられた八木洋介氏、アキレス美知子氏が、「経営人材育成」のポイントについてディスカッション。会場の皆さまとともに、いま企業に必要な「経営人材育成」のあり方について考えます。
(協賛:コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社)
米倉 誠一郎氏 |
八木 洋介氏 |
アキレス 美知子氏 |
- 米倉 誠一郎氏
一橋大学イノベーション研究センター教授
- 八木 洋介氏
株式会社LIXILグループ 執行役副社長 人事総務・法務担当 - アキレス 美知子氏
NPO法人GEWEL理事、人財・組織戦略コンサルタント
いま企業に求められる「メンタルヘルスとキャリア支援の統合」とは
――キャリア支援がメンタルヘルス不調を予防する――
メンタルヘルス不調のその陰には、実はキャリアに関する問題を抱えている人たちが多く存在しています。キャリアの問題を抱え職務満足や職場不適応に悩んでいる人は、次第にメンタルヘルス不調に陥る傾向が見られます。こうしたメンタルヘルス・キャリアの相互の問題に対応するためには、別個に支援するのではなく、メンタルヘルス支援と同時にその陰に存在するキャリア支援を並行して行なうことが欠かせません。休職からの復職においても、キャリア支援を充実させることで、再発・再燃を予防することが必要です。メンタルヘルスとキャリアの問題は、まさに表裏一体。社内での健康相談(メンタルヘルス)とキャリア相談をいかにうまく連携して支援していけばいいのか、企業の事例も紹介しながら考えていきます。
宮城 まり子氏 |
西澤 肇氏 |
伊藤美季氏 |
- 宮城 まり子氏
法政大学 キャリアデザイン学部教授、臨床心理士
- 西澤 肇氏
株式会社三菱東京UFJ銀行 人事部 キャリア相談室長 - 伊藤 美季氏
古河電工健康保険組合 主任
戦略的人材マネジメントとは
~日本オラクルが実践するタレント・マネジメントから考える~
ビジネスの国際化が進む中、日本企業の多くが人材マネジメントに関して課題を抱えています。本セッションでは人材マネジメント論の第一人者、一橋大学 守島基博教授が日本企業が目指すべき人材マネジメントについて詳しく解説。日本オラクル 人事本部長 遠藤有紀子氏に、世界145ヵ国以上で事業を展開するオラクルのタレントマネジメントの先進的事例をご紹介いただきながら、国際競争を勝ち抜くための人材マネジメントについて考察します。
(協賛:日本オラクル株式会社)
守島 基博氏 |
遠藤 有紀子氏 |
守島 基博氏
一橋大学大学院商学研究科 教授
遠藤 有紀子氏
日本オラクル株式会社 執行役員 人事本部長 兼
日本オラクルインフォメーションシステムズ合同会社HR Vice President-Japan
どうすれば人材育成型マネジャーになれるのか?
どうすれば人材育成型マネジャーをつくれるのか?
リクルートワークス研究所 所長
大久保 幸夫氏
企業内人材育成を現場の上司によるマネジメントの視点で考えてみたいと思います。人材育成という仕事はとてもやりがいがあると同時に、とても難しい仕事です。どうすれば人材育成で成果が上げられるマネジャーになれるのか? 人材育成というものを体系的に考えることでそのためのポイントを指摘したいと思います。さらに人事として、どうすれば人材育成に優れたマネジャーを生み出せるのかについても言及します。
プレミアムスポンサー
|
|
スポンサー
株式会社グローネス・コンサルティング |
株式会社神鋼ヒューマンクリエイト |
株式会社ノーザンライツ |
株式会社ビズリーチ |
株式会社マネジメントベース |
株式会社リンクイベントプロデュース |
メディアパートナー
WEB労政時報 |
人材教育 |
企業と人材 |
人事マネジメント |
労働基準広報 |
技術提供・特別協賛
メディアサイト株式会社 |