株式会社リンクアンドモチベーション 取締役
水谷 健彦氏
昨今では「ゆとり世代」「奇跡の一本松型」「堅実・順応タイプ」など様々な言葉で新入社員の傾向が表現されており、研修で本当に必要なことが分かり難い時 代に突入しています。そこで私たちは2012年度に当社で提供した150社以上の新入社員研修結果を分析、そこから研修で欠かせないポイントを三つのストレス耐性の強化と整理しました。本講演ではその三つのポイントに加え、実際の研修例までお伝えします。
「新入社員研修」の何を変えて、何を変えないのか
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
水谷:新入社員の初期教育には、多くの企業が頭を悩ませています。何を教えるべきか、教え方のベストは何か、などなど。年代ごとに経験や価値観には特徴がありますから、5年ほど年代が離れるだけでも、その理解は簡単ではなくなるのです。
リンクアンドモチベーションでは、ここ10年間、毎年150社以上の新入社員研修のお手伝いを行っていますが、新入社員の変化に沿って内容を変えてきたこと、変化にかかわらず変えずに続けてきたことが存在します。
今回の講演では何を変え、何を変えないのか、当社の考え方をご紹介します。当社の研修サービスもご紹介しますが、自社での研修企画にも参考にしていただける内容だと思います。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
水谷:研修講師としての経験はもちろん、自身の担当組織でも毎年新入社員を受け入れ、育成を担ってきました。リンクアンドモチベーション自体が社員の成長が早いと、お褒めいただく機会も多くあります。当社内部の新入社員教育の考え方なども、当日はご紹介したいと思っています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
水谷:自社の新入社員育成に頭を悩ませている方には、是非ご参加いただきたいですね。唯一絶対の正解は存在しない世界ですが、きっと参考になる何かをお持ち帰りになれると思います。
- 株式会社リンクアンドモチベーション
取締役 - 水谷 健彦氏(みずたに・たけひこ)
- 95年早稲田大学卒。01年リンクアンドモチベーション入社。08年より取締役。組織活性化および採用コンサルティングに従事。クライアントは先進的なベンチャー企業から日本を代表するナショナルカンパニーまで多岐にわたる。