このたびは、このような栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。当社は「夢ある未来を、共に創る」という経営理念の下、「人を大切にします」という約束を掲げ、「働きやすい、やりがいのある会社」を目指しております。特に象徴的な取組みが「スマートワーク・チャレンジ」を中心とした「働き方改革」です。この取組みでは、社員の平均残業時間月間20時間以下、有給休暇100%取得を目標とし、3年間を費やして達成することができました。何より嬉しいのは、会社全体において、以前よりも活力と明るさが増したことです。成功要因は、トップの強い旗振り、組織全体での取組み、残業削減だけでなく有給休暇取得をセットにしたこと、であったと思います。当社の取組みが、働き方改革のひとつの事例として、少しでも皆さんの参考となれば幸甚です。今後もさらに、健康経営、ダイバーシティ、人財育成へと全社で一丸となって取組んでまいります。
執行役員 人事グループ 副グループ長 河辺恵理様から受賞のコメント |
選考委員長の守島氏が表彰 | 残業時間の削減や有給取得など、 「働き方改革」の推進に大きな成果を実現し、 注目を集めました。 |
このたびは、素晴らしい賞をいただき、心から嬉しく思っております。イケアのビジョンは「より快適な毎日を、より多くの方々に」提供することです。「より多くの方々」にはお客様だけでなく、一緒に働くコワーカー(従業員)も含みます。私達は、人の成長を通してビジネスを成長させることにこだわりを持っています。今回評価していただいた「同一労働・同一賃金」や「短時間正社員」という制度も、Inclusion (多様な人材の受容と活用)、Security (長期的な関係構築の保障)、Equality (平等な機会創出)という三つのキーワードを土台とした“We Believe in People (イケアは人の力を信じています)” という信念を形にしたものです。私たちは新たな一歩を踏み出したばかりですが、審査員の方々を始め、この取組みを評価してくださった皆さまに御礼を申し上げると共に、制度実現に一丸となって取り組んでくれたコワーカー全員に感謝を伝えたいと思います。
ビジネス・コンピテンス・マネージャー ダニエル・アンダソン様から受賞のコメント |
選考委員の佐々木氏が表彰 | すべての従業員を実質的に正社員化することで、 働く人たちに平等な機会を提供しました。 |
このたびはこのような栄えある賞をいただき誠にありがとうございます。弊社の「人事営業(ビジネス人事)」は現場と人事をつなぐ役割を担っており、現場が課題に直面した時のアドバイザー役としてサポートをしております。
グローバル170ヵ国で共通の人事制度を構築しているからこそ、効率性や機能性の追求ゆえに人事部門も必然的に縦割りの運用になりがちですが、日本法人ではメンバー自らが作り上げた人事のミッション・ステートメントを元に、社員を我々のお客様と位置づけ、社員への貢献に向けて一丸となって取り組んでいます。現場と人事をつなぐ人事営業が、人事部門における各領域のスペシャリストの力を結集して現場への支援を行うことができるのは、同じ目的を共有したチーム力があるからに他なりません。
弊社は2015年8月1日に日本ヒューレット・パッカード株式会社と株式会社 日本HPに分社いたしましたが、今回の受賞は両社で喜びを分かち合いたいと思います。
取締役 執行役員 人事統括本部長の有賀誠様から 受賞のコメント |
選考委員長の中村氏が表彰 | 「人事営業」という新たな人事のあり方を示し、 多くの人事担当者の支持を集めました |
このたびは栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。「輝く女性の活躍を加速する地銀頭取の会」は全国地方銀行協会会員全64行の頭取が参加し、昨年11月に発足した有志の会です。本会では、地銀全体で女性活躍推進に向けた取組みの底上げを図る「女性活躍推進研究会」や会員各行の女性リーダーを集めてキャリア支援研修を行う「女性リーダー育成部会」などを開催しています。こうした取組みの一つに今年4月に運用を開始した「地銀人材バンク」があります。実際にこの仕組みを利用して再就職した人が7ヵ月の間に24名、その他にも現在紹介中の人が14名います。利用者からはキャリアを断絶することなくスムーズに再就職できた。受入銀行からも即戦力として活躍できる人材を受け入れることができ、大変ありがたいといった声が上がっており、大変うれしく思います。今後も本会を活発に運営し、地銀全体で女性活躍推進に積極的に取り組んでまいります。本日はありがとうございました。
輝く女性の活躍を加速する地銀頭取の会 運営委員長 稲村様から受賞のコメント |
選考委員のアキレス氏が表彰 | 行員が転居先の別の銀行でも働くことができる 仕組みを構築し、注目を集めました。 |
このたびは栄えある賞をいただき身に余る光栄です。この場を借りて株式会社アイ・キュー様、ならびに関係者の方に感謝させていただきます。
私は4年近く前にカゴメに来たときに当時の会長・社長から「カゴメのグローバル化を推進するためにぜひ力を貸してほしい」と言われました。そして会社のことを理解したうえで(1)グローバル化のための人事インフラ整備を行い世界基準を確立する、(2)従来は人に帰属していた状況を脱却し、職務(仕事)を評価基準として年功序列を是正する、(3)メリハリの効いた評価で人件費を適正配分する(削減ではない)の三つを集中的に3年間で行おうと考えました。この三つは当たり前のことと思われがちですが、本当にこれらができている会社は意外と少ないのではないか、と思っています。それは「仕組みを作る」ことにどうしても目がとられがちで、「制度に魂をいれて確実に運用する」ことまで至っていないケースも多いのではないかと思うからです。自分も振り返った時に本当にそこまでできているかまだもって疑問ですが、そのためには「社員の意識を変える」前に「経営トップの意識を変えてもらう」ことがまず第一に人事として行うべきことだと信じてここまでやってまいりました。
今カゴメは人事を中心として大きな意識改革の途上にありますが、その上で今後も「仕事の成果・価値を明確にし、健全な競争意識のもとで抜擢人事を進めることで、組織と個人の成果最大化と、グローバルに勝てる事業推進体制の構築」を進めてまいります。人事の最大のクライアントは「人」そのものであり、「意識」と「制度」の両方を両立させるためにも何か世の中にお役に立てることがあれば、引き続き発信していきたいと考えています。改めて今回の受賞の御礼を申し上げます。
有沢正人様から受賞のコメント | 選考委員長の守島氏が表彰 | 長年にわたり人事プロフェッショナルとして 数多くの実績を残し、多くの支持を集めました。 |
このたびは多くの方にご投票をいただき、ありがとうございます。著者の代理でこの賞をいただきます。
Googleは天才たち(Googleでは「スマート・クリエイティブ」と呼ばれています)が動かしている会社です。その天才たちをどうやってうまく生かしていけばいいのか? 『How Google Works』は、世界中から有能な人材を吸収している会社が人事とマネジメントの観点から、Googleの戦略と思考法を語りつくしています。
先日、Googleは持株会社アルファベットに移行し、事業別に子会社を創設しました。その狙いの一つは、有能な人材を子会社トップに据えて他社のヘッドハンティングを阻止することとも言われています。人材を生かすために組織さえ変える会社がGoogleであり、同社の異色のマネジメントを明確に発揮した最近の興味深い事象だと考えています。この本は人事を通して経営を考えたい方に最適な1冊です。
日本経済新聞出版社 編集部 金東洋様から 受賞のコメント |
選考委員のアキレス氏が表彰 | グーグルの成長をマネジメント面から 紹介することで企業経営のあり方を示し、 多くの方々の支持を得ました。 |
このたびは『「育休世代」のジレンマ』が名誉ある賞をいただきまして、誠にありがとうございます。この本は、出版した時点では20代の無名の会社員が大学院に通って書いたものでしかなく、具体的な企業名も一切出てきません。それが、このように多くの企業の人事の方々の手に渡り、ご評価いただけたということをとても嬉しく思っています。『「育休世代」のジレンマ』は総合職で出産した15人の女性の声をもとにしています。その15人に代表される多くの女性たちの思いを人事や経営者の皆さんにお伝えすることができたのであれば、非常に光栄です。一方で、企業の人事の方々はこの本に書いたような構造や問題点を理解してはいても、なかなか解決できない実務上の課題を抱えていらっしゃると思います。今後も企業・女性双方の取材やオンラインメディアなどでの発信、アドバイザリーや研修を通じて皆さんと一緒にこうした課題に取り組んでいけたらと思っています。投票いただいた皆さま、審査委員の皆さま、本当にどうもありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
著者の中野円佳様から受賞のコメント | 選考委員の八木氏が表彰 | 企業における女性活用の問題点を明らかにし、 今後のあり方についてヒントを示す書籍として、 高く評価されました。 |
このたびは栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。
CodeIQは、エンジニア採用における企業と求職者のミスマッチを無くしたいという想いから2012年にリリースいたしました。その想いの実現に向け、3年間取り組んできた挑戦が、このような評価を賜り、心よりうれしく思っております。また、その想いにご賛同いただき、企画協力やコンテンツの提供という形でご協力いただいております関係者の皆さまに、改めて感謝申し上げます。
3年間のサービス運営の中で、経歴ではなく実務スキルが評価された新たなマッチングが生まれていますが、リリース当初に実現したかった世界にはまだまだ道半ばでございます。一人ひとりのエンジニアがより輝ける世界の実現に向け、今回の受賞を励みに、より良いサービス作りに尽力していきたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
中途事業本部領域企画統括部 執行役員 藤原賢一様から受賞のコメント |
選考委員の八木氏が表彰 | 企業と応募者のミスマッチ防止などに貢献し、 採用担当の方々から高く評価されました。 |
キャリア女性のための会員制転職サイト「LiBzCAREER(リブズキャリア)」は、「社会で活躍する女性を増やし、働く喜びを感じられる社会を創る」という事業ミッションを掲げ2014年4月に日本で初めてのキャリア女性限定の会員制転職サービスとしてスタートいたしました。現在は、サービス開始より1.5年目にして、おかげさまで企業数300社、ユーザー数3.5万人にお使いいただくサービスへと成長しております。
女性活躍、ひいては制約のある人がどうやって幸せに働き続けられるかは、今後の日本の運命を左右する大きなテーマでもありますので、今後も頂いた賞に恥じる事無く、チーム一同、より良いサービスづくりに邁進していきたいと思っております。
代表取締役社長 松本洋介様から受賞のコメント | 選考委員の佐々木氏が表彰 | 女性の新たな働き方を示し、 多くの経営者や人事の注目を集めました。 |
このたびは栄えある賞をいただきまして、ありがとうございます。Women Willは、グーグルがアジア太平洋各国で取り組んでいる、テクノロジーによって女性の可能性を広げ、女性の活躍をサポートするというプロジェクトです。日本ではちょうど1年前に、ハードな働き方からスマートな働き方に変えることで、女性を含む多様な人材が自分らしく働き続ける社会を目指そうというプロジェクトとして、スタートしました。
おかげさまでこの1年に、300を超える企業や団体にパートナーとしてご参画いただいています。この場をお借りして、パートナーの皆さまにお礼申し上げます。まだ道半ばですが、1年の区切りにこのような賞をいただきましたことを、本当に嬉しく思っております。これからもテクノロジーによって日本の働き方を改革してまいります。ありがとうございました。
マネージングディレクター、 APACブランド&マーケティング担当の 岩村水樹様から受賞のコメント |
選考委員の中村氏が表彰 | 新たな働き方を示すことで、 幅広い層の方から高く評価されました。 |
このたびは、このような栄えある賞を頂き、誠にありがとうございます。行動観察は、その言葉通り、場に足を運んで新たな事実から気づきを得て、深い洞察を導出し、それをもとに未来への展望を描く方法論です。日本でビジネス化をしたのは我々が最初で、この10年で既に800件以上の案件を実施してきました。その範囲も大変広く、「生産性向上のためのサービスサイエンス」、「新しい商品やサービスを生むイノベーション」「イノベーションを生む人材の育成」など、多岐にわたります。
我々は事実起点でやってきていますが、まず必要なのは「fact(事実)」です。最近は、「場」に足を運ぶことが減っていないでしょうか? 我々はまず一次情報である新たな事実を得ることからスタートします。そして、重要なのが、得られた事実をどう「解釈するか」です。我々の言うインサイトとは、これまでになかった新たな仮説、そしてより妥当性の高い解釈のことです。そして、そこから今後に向けてのソリューションを考える、これが展望と考えています。
それぞれのステップで必要なのは、気づき力、解釈力、創造力です。つまり、事実を得るときには気づき力、洞察をえるためには解釈力、展望を考えるためには創造力が必要です。これらは決して何か手順を踏めば必ず出る、というような方法論でもなく、試行錯誤をし続けることが必要となります。
そのためには、スキルだけでなく「マインドセット」が重要となります。我々の考える「必要なマインドセット」とは、「チャレンジ精神」「前向きさ」「他己実現」です。「チャレンジ精神」とは、既存のフレームを外して、「自ら未知の場に飛び出して、おもいっきり発想を広げてみる」こと、「前向きさ」とは、辛い状況にあっても、自己効力感を失わず、前向きに取り組み続けることができること、「他己実現」とは、「自分のためだけに頑張る」のではなく、「“場にいる人たち”の自己実現に向けて他者のため」に頑張ろうとすることを意味しています。
我々は今後、リサーチサービスとして「行動観察X」を実施していくとともに、「行動観察X」をもとにイノベーションを起こせる人材育成についてもサービスを提供していきます。このたびは、本当にありがとうございました。
執行役員 兼 行動観察リフレーム本部長 金澤成子様から受賞のコメント |
選考委員のアキレス氏が表彰 | 独創性が高く革新的なサービスとして、 高く評価されました。 |
このたびの受賞に、講座の参加者、立命館大学の教職員、Jリーグチェアマン以下スタッフ一同、改めて大きな喜びを感じています。
Jリーグヒューマンキャピタル(JHC)は、Jリーグと立命館大学が連携して運営する、将来のプロスポーツクラブの経営を担う人材「スポーツエグゼクティブ」を開発するプロジェクトです。単に一般に公開された講座を実施するだけでなく、産み出される人材をJリーグが実際に雇用して活用するところまでをゴールとして見据えています。現在43名のビジネスパーソンや選手OBなど、多様なバックグラウンドの方が、平日夜間の多忙の合間をぬって、リーグ、クラブの経営を考えるタフな講座に取り組んでいます。
このJHCがステークホルダーの皆さまに広く活用されるスポーツ人材のオープンプラットフォームとなり、「スポーツでもっと、幸せな国へ」というJリーグの百年構想の実現に資することを目指して、これからもベストを尽くして参ります。
経営企画本部企画部経営人材育成グループリーダー (JHC 塾頭)中村聡様から受賞のコメント |
選考委員の八木氏が表彰 | プロスポーツビジネスの世界で活躍する経営人材を 育成するプログラムとして、 幅広い層の方から評価されました。 |
このたびは栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。協力企業から提示された今まさに悩んでいる事業課題に対して提案をぶつける、リアルミッション型他流試合という新しいプログラムにこのような評価を賜り、心よりうれしく思っております。
これまでオムロン様、旺文社様、freee様などにご協力いただき、100名以上の受講生に刺激的な学びを提供できていると手ごたえを感じております。BBTの豊富なオンライン映像から自分に合った講義を受講いただき、その学びの成果をブレークスルートレーニングで実力試ししていただくことで、将来の経営幹部育成の支援をできればと考えております。
プログラム自身もこの賞をきっかけにブレークスルーを起こせるように、さらなる挑戦を続けてまいります。このたびは本当にありがとうございました。
ブレークスルートレーニング 講座責任者 高松康平様から受賞のコメント |
選考委員の佐々木氏が表彰 | リアルな事業課題に取り組み、 成長することができるオンラインプログラム として、注目を集めました。 |
社会課題の解決に取組む弊社の挑戦に対し、このような栄えある賞を賜りましたこと、関係者一同大変光栄に存じるとともに、そのご期待の大きさに身の引き締まる思いでございます。
当社は、「オフィスおかん」を通じ、忙しい社会人にありがちな「時間がないから食事を抜く」「夕食が遅くなる」「バランスの良い食事がとれない」など、仕事と食生活のバランス=「ワーク・フードバランス」を改善するため、活動してまいりました。
このたびの受賞は、改めて私たちの理念と活動に対する自信につながり、また、多くの方々に支持していただけるサービスを創造できたことを誇りに感じられるものでございました。
今後もこの受賞を励みに、一層のサービス拡充に向け邁進してまいります。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 沢木恵太様から受賞のコメント | 選考委員の中村氏が表彰 | 社員の健康増進につながるサービスとして、 多くの経営者や人事から支持されました。 |
ITサービス企業のSCSK株式会社は「働きやすい、やりがいのある会社」を目指して、健康経営の推進に力を入れている。その中で象徴的な取組みが「スマートワーク・チャレンジ」を核とした「働き方改革」だ。
社員の平均残業時間20時間以下、有給休暇100%取得を目標に、フレックスタイム・在宅勤務など制度面での充実と共に、達成インセンティブ、バックアップ休暇、一斉休暇など、さまざまな仕掛けを導入。それらに加えて、さまざまな機会を通じて経営者が全社員にその想いを伝え続けることで、全社一丸の取組みとなり、大きな実績に繋がっている。
2014年度は、平均残業時間18:16、有給休暇取得率98%(取得日数19.2日)と当初の目標を達成。これらの成果はダイバーシティ推進の環境整備にもつながっている。2015年度からは、健康維持・増進に有効な行動習慣の定着を目的とした「健康わくわくマイレージ」と称する施策をスタートさせ「健康経営」をさらに推進させていく構えだ。
【企業情報】https://www.scsk.jp/
「より快適な毎日を、より多くの人々に」提供するスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー、イケア・ジャパンは、「ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容)」、「セキュリティ(長期的な関係構築の保障)」、「イクオリティー(平等な機会創出)」を柱に、コワーカーの様々なライフスタイルに応えるため、2014年9月から新しい人事制度を導入。「パートタイマー」や「フルタイマー」という考え方を原則廃止。「同一労働・同一賃金」などを実現し、実質的にすべての従業員を「正社員化」した。同社では、従業員は「コワーカー」(=一緒に働く仲間)と呼ばれ、フラットな組織で会社が運営されている。その流れの中で、今回の人事制度改革が実現した。同社は、「これまで推進してきたワークライフバランスやダイバーシティに基づく多様な働き方の浸透を一層進め、併せて“平等な機会創出”のための仕組み作りを進めることで、真の成長を実現していく」としている。
【企業情報】http://www.ikea.com/jp/ja/about_ikea/newsitem/20140416_hr
ヒューレット・パッカードは、創立時から培った独自の企業文化「HP Way」に基づいた行動理念の下、職務等級、目標設定、評価、報酬などの面で世界共通の人事制度を運営している。人事部門の組織は、「採用」「教育」などの機能別にチームが存在するが、その上で、日本ヒューレット・パッカードでは、人事が社員を「顧客」ととらえ、事業担当の人事が現場とのインターフェイスを担い、「人事営業」としてビジネスの現場をサポートする。現場のマネジャーが人・組織関連の責任を持つが、労働法や労使慣行、組合との関係などは、現場業務で忙しいマネジャーでは精通できない。また、マネジャーは自分の組織しか見えていないことが多い。そこで、アドバイザー役としての人事が必要とされ、人事営業が生まれた。ヒューレット・パッカードでは社員に「自分でキャリアを考える」といった自律性を求めている。人事営業はマネジャーの人・組織関連の業務や社員の自律的なキャリア開発を支援する役割を担っている。
2014年11月、全国64行の地方銀行すべての頭取が賛同して「輝く女性の活躍を加速する地銀頭取の会」が発足。2015年4月には「地銀人材バンク」を創設した。「地銀人材バンク」は、会員各行の(1)専門・高度人材の必要性、(2)地域に根ざした営業基盤、(3)全国ネットワークを組み合わせた、地方銀行ならではの 職員の「キャリアの継続形成」と会員の「即戦力人材の確保」の両立を可能とする取組み。配偶者の転勤などで転居し退職することになった行員が転居先の地銀での再就職を希望すればその地銀に紹介することで再就職を可能にする仕組みを確立した。これまでは転居先に拠点がない場合、退職するか単身赴任を選ぶかの二者択一を迫られたが、全国の地銀によるネットワーク形成によって、就労継続の可能性が拡大。優秀な人材を埋もれさせることなく、キャリアを継続させることができるようになった。全64行のネットワークを活かすことで、一企業の枠を超えて行員の「キャリアの継続形成」と地方銀行の「即戦力人材の確保」の両立を可能にした取組みとして、今後の動向が注目される。
グーグル現会長で前CEOのエリック・シュミットと、前プロダクト担当シニア・バイスプレジデントのジョナサン・ローゼンバーグは、グーグルに入社してすぐに悟った。グーグルで成功するには、ビジネスとマネジメントの方法をすべて学び直さなければならない、と。本書では、著者二人がグーグルの成長に貢献しながら学んだ「教訓」を豊富な事例とともに語る。
テクノロジーの進歩は消費者と企業のパワーバランスを激変させた。この環境下では、多面的な能力を持つ新種の従業員―スマート・クリエイティブ―を惹きつけ、魅力的で優れたプロダクトを送り出す企業だけが生き残れる。戦略、企業文化、人材、意思決定、イノベーション、コミュニケーション、破壊的な変化への対応といったマネジメントの重要トピックを網羅。
昔に比べれば、産休・育休や育児支援の制度が整ったかに見える今、それでも総合職に就職した女性の多くが、出産もしくは育休後の復帰を経て、会社を辞めている。男性と肩を並べて受験や就職活動にも勝ち抜き、出産後の就業継続の意欲もあった女性たちでさえ、そのような選択に至るのはなぜなのか。また会社に残ったとしても、意欲が低下したように捉えられてしまうのはなぜなのか。
本書では、実質的に制度が整った2000年代に総合職として入社し、その後出産をした15人の女性(=「育休世代」と呼ぶ)に綿密なインタビューを実施。それぞれの環境やライフヒストリーの分析と、選択結果との関連を見ていく中で、予測外の展開にさまざまな思いを抱えて悩む女性たちの姿と、そう至らしめた社会の構造を明らかにする。安倍政権が「2020年までに女性の管理職を30%にする」という目標を掲げてから企業にとって女性活躍推進は大きな課題となっている中、企業の人事担当者にとっては必読の一冊と言えるだろう。
【掲載URL】http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334038168
CodeIQは、企業とITエンジニアを〝実務スキル″を軸にマッチングする新しい採用サービス。
従来の採用サービスでは、職務経歴書や関わったプロジェクトから応募者のスキルを想定して採用するしかなかったため、採用後のミスマッチの多さやスキルは高いがアピールが得意でない人の見落としなど、ITエンジニア採用には大きな課題があった。
CodeIQでは、第一線で活躍するエンジニアが出題するプログラミング問題を解いてもらうことで〝実務スキル″を可視化し、上述の課題を解決するマッチングを実現させてきた。
また、スキル評価問題への挑戦者も累計8万9千人を超え、エンジニア向けサービスとしては国内最大規模にまで成長した。今後も多くの新機能のリリースを控えており、ITエンジニア採用の負を無くすべく拡大していくという。
【掲載URL】https://codeiq.jp/
キャリア女性向け転職サイト「LiBz CAREER」と女性に特化したエージェント「LiBz PARTNERS」の二事業を通じて、女性がその時々のライフイベントに合わせて柔軟な働き方を選べるキャリア支援サービスを提供する。「LiBz CAREER」は、女性の活躍を願う転職コンサルタントや採用企業がスカウトを送れる日本初のキャリア女性特化型プラットフォーム。20~30代を中心に2万5千人を超える女性の登録がある。より高いキャリアを目指す「キャリアアップ転職」、志向性にあった職へ転向する「キャリアチェンジ転職」のみならず、労働時間や場所を考慮し働き方を変える「モードチェンジ転職」、出産・育児の経験を経てやりがいある仕事に復帰する「リキャリア転職」など多様なマッチングが生まれている。「LiBz PARTNERS」は、営業や専門スキルを持った女性に強みを持った転職エージェント。結婚や出産、転居などのライフイベントとキャリアのどちらも諦めたくない女性の転職のお手伝いをしている。
【掲載URL】https://libinc.jp/
キャリア女性向け転職サイト「LiBz CAREER」と女性に特化したエージェント「LiBz PARTNERS」の二事業を通じて、女性がその時々のライフイベントに合わせて柔軟な働き方を選べるキャリア支援サービスを提供する。「LiBz CAREER」は、女性の活躍を願う転職コンサルタントや採用企業がスカウトを送れる日本初のキャリア女性特化型プラットフォーム。20~30代を中心に2万5千人を超える女性の登録がある。より高いキャリアを目指す「キャリアアップ転職」、志向性にあった職へ転向する「キャリアチェンジ転職」のみならず、労働時間や場所を考慮し働き方を変える「モードチェンジ転職」、出産・育児の経験を経てやりがいある仕事に復帰する「リキャリア転職」など多様なマッチングが生まれている。「LiBz PARTNERS」は、営業や専門スキルを持った女性に強みを持った転職エージェント。結婚や出産、転居などのライフイベントとキャリアのどちらも諦めたくない女性の転職のお手伝いをしている。
【掲載URL】https://libinc.jp/
テクノロジーを活用した柔軟で効率の良い働き方を広げていくことで女性の活躍を応援するプロジェクト。その一環として、幸せな復職を実現するための #HappyBackToWorkキャンペーンを今年3月よりスタート。 復職女性の同僚や上司、職場の人事、家族や地域社会などさまざまな立場の人から「働く女性を応援する」アイデアを集め、それを実際に企業や自治体が実践していく取組で、既に3500以上のアイデアが集まり、アイデアを実践しているサポーター企業・団体は120を越えた。「何が本当に復職する女性のサポートになるのか」という働く人の生の声を企業に届け、さらに実際に働き方を変えるための力にしていくユニークな取組は企業・個人の枠を越えて大きな支持を得、復職日のドキュメンタリームービーは150万回近く視聴され、経産省社会政策室室長、広島県知事など政府・自治体のトップからもサポートを受けている。
いま、市場は加速度的にその変化のスピードを増しており、人・組織・企業の、不確実性への適応能力の高さが試されようとしている。過去の”正解”に縛られることなく、現在進行形の成功例を自社の力とするには、また、未来に向けて新たな価値創造ができる組織になるためには、人材をどのように育成してゆけばいいのだろうか。
その答えを導く方法論として、行動観察Xの手法が支持を得ている。主に二つの領域がある。ひとつは、「優秀スキル・ノウハウの可視化と、研修による共有・教育」。詳細な行動の観察とインタビューで得た情報を、人間工学や心理学を用いた科学的な解釈により、優秀者、熟練者のスキルやノウハウを可視化する。
もうひとつは「イノベーション人材の育成」。当研究所ではイノベーションを「物事のとらえ方を変えて、”新たな枠組み”を作り出すこと」と定義づけ、そのために必要な「知識」、「スキル」、そして「マインドセット」の習得を推進している。
【掲載URL】http://www.kansatsu.jp/
Jリーグは「Jリーグヒューマンキャピタル」という経営人材育成構想のもと、教育・研修から実践を通じて将来のキャリアデザインへつなげていく経営人材育成プログラムを始動させた。教育・研修においては、教育機関と提携し、「スポーツビジネスにおけるベーシックな講義」と、Jリーグによるプロスポーツの実際の現場を活用して企画される「実践的なプログラム」を提供する。提携の第一弾として、立命館大学との協働による「立命館マネジメント講座(基礎)」が本年5月に開講した。講座の後半では、スポーツ界が抱える課題がテーマとして与えられ、トップスピーチやケーススタディを通してグループでそれに対する考察を行い、スポーツ関係者を前にしたプレゼンテーションを実施する。講座修了後には若干名が「実践研修」という形でJリーグ、Jクラブで実際の業務を経験することができる。この取り組みを通じて、プロスポーツビジネスの世界で活躍する経営人材が育成されることが期待されている。
【掲載URL】http://www.jhc-ritsumei.jp/
経営を取り巻く環境変化の激しい中、ビジネスの最前線で戦う中堅リーダークラスの社員に、今どんなプログラムを提供していけばいいのか、多くの人事担当者が悩んでいる。
そこで、ビジネス・ブレークスルーでは、従来型の学びのアプローチとは大きく一線を画す「ブレークスルートレーニング(Bトレ)」を開発。受講生が取り組むのは、協力企業から提示された現在進行形のリアルな事業課題。現場で求められる個別具体的なスキルをオンラインで学びながら、事業責任者へ提案をぶつける場を提供している。
リアルミッションに対して、当事者意識を持って真剣に取り組むからこそ思考力を鍛えることができる。そして、プロの実務家講師から学び、自分の考えた最終成果物に対して、事業責任者や経営者から鋭い突っ込みをもらうことにより、実務で求められるレベルまで能力を高めていく。
受講生平均年齢40歳。最前線で戦う中堅リーダーがぶつかりあう刺激的な学びの場を提供する。
【掲載URL】http://www.bt.bbt757.com/
『オフィスおかん』は、導入企業のオフィスに冷蔵庫・専用ボックスを設置し、1ヵ月保存できる健康的な惣菜・ご飯・スープを常備する簡単社食サービス。
導入企業の従業員は、「鯖の味噌煮」「ひじき煮」「玄米ごはん」など、当社指定の添加物不使用の健康的な食事を1品100円から24時間購入することができる。さらに、専用集金ボックスや使い捨て耐熱皿、冷蔵庫などの付属品の貸与もおこなう。
このサービスを導入することで、企業は従来の社食に比べ圧倒的低コストで「食生活の改善による従業員の健康増進」のみならず、「福利厚生」「従業員満足度の向上」に役立てることが可能。
利用者の課題や要望に合わせた商品を提供することで、忙しい社会人によくある「時間がないから食事を抜く」「食事時間が乱れる」「便利さと引換えにお菓子やインスタント食品など健康面に心配があるものを食べる」といった食生活に関する課題を改善し、仕事と食生活のバランス=「ワーク・フードバランス」の向上を目指している。
【掲載URL】http://office.okan.jp/