日本の人事部「HRアワード」2012トップ > 受賞者一覧
- 職場が生きる 人が育つ「経験学習」入門
著者:松尾 睦 / 出版社:ダイヤモンド社 - 神戸大学大学院経営学研究科 教授 松尾 睦様
- この本は、私が初めて書いた一般書なのですが、ダイヤモンド社の方から何度もダメ出しをされながら、非常にしごかれて書いたものです。途中で病気になりそうになったほどですが、このようにビジネスパーソンの皆さまに選んでいただいたことを、大変嬉しく思っています。今では、あの時しごかれた甲斐があったな、と思っています。本日は、どうもありがとうございました。
神戸大学大学院教授 松尾様より受賞のコメント | 選考委員のアキレス美知子様が表彰 | 「実務的」「わかりやすい」という声が寄せられました |
- 職場学習論――仕事の学びを科学する
著者:中原 淳 / 出版社:東京大学出版会 - 代理出席:財団法人東京大学出版会 木村 素明様
- 本日は、残念ながら中原先生が出席できないため、代理で『職場学習論』の編集を担当した、私が賞を受け取らせていただきました。皆さんの中で『職場学習論』を未読の方がいらっしゃいましたら、有用な知見が披歴されておりますので、ぜひ、お手にとってくださいますよう、お願いいたします。また、中原先生は今年、『経営学習論』という、人材育成に関する研究結果をまとめた本も出されていますので、そちらもあわせてご覧いただければと思います。本日は、どうもありがとうございました。
- ※書籍部門特別賞を受賞された、東京大学准教授の中原淳様は、ご都合により表彰式はご欠席でしたので、別の日時に研究室を訪問し、表彰状の贈呈と記念撮影を行い、コメントをいただきました。
- 書籍部門特別賞・中原淳様のコメント
このたび、拙著「職場学習論」が日本の人事部「HRアワード」書籍部門特別賞をたまわり、心より嬉しく思います。本書は、これまでわたしを支えて下さった共同研究者の方々の御協力のもとにあったと思っています。心より御礼致します。ある経営学者の方からいただいたコメントなのですが、「職場」とは「古くて新しい問い」のだそうです。かつての経営学においては、職場の人間関係やダイナミズムに焦点があたることもありました。しかし、1980年代以降広まった、経営管理施策と業績間の相関関係を探究する研究パラダイムによって、その媒介項であった「職場」は、ともすれば見落とされることになったのだといいます。本書の上梓は、もしかするとそこにもう一度焦点をあてることになったか、と思います。本書が、仕事現場におけるビジネスパーソンの能力向上、生産性向上に資することを願ってやみません。このたびはありがとうございました。
表彰式には東大出版会の木村様にお越しいただきました | 東大研究室にて弊社代表が中原氏に表彰状を贈呈 | 定量的かつ論理的な内容が多くの支持を集めました |
- 株式会社スタートトゥデイ「1日6時間労働」
- 株式会社スタートトゥデイ 取締役 大石 亜紀子様
- このたびは、大変名誉な賞を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。とても光栄に思っております。弊社が現在取り組んでいる「6時間労働」は、必ず日本の社会にとって意味のある革新になると思っています。全社員が6時間で帰宅することができるように、引き続き人事として全力を尽くしていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。本日は、ありがとうございました。
取締役の大石様より受賞のコメント | 選考委員長の金井様が表彰 | 企業、社会に革新をもたらしました |
- サイボウズ株式会社「選択型人事制度」
- サイボウズ株式会社 取締役副社長 山田 理様
- このような素晴らしい賞をいただきまして、ありがとうございます。光栄に思います。表彰していただいた「選択型人事制度」は、ワーク重視とライフ重視の働き方を選択できるというものですが、現在、私たちが用意しているのは、たった二つの人事制度です。しかし、理想としては、100人いれば100通りの人事制度があると思っています。現在、副業をOKにしたり、フレックスや在宅勤務もフリーにしたりするなどの試験運用を行なっているのですが、この取り組みを「ウルトラワーク」と呼んでいます。場所や時間を問わず、働きたい人が働きたいように働ける、そんな働き方があってもいいのではないかと思います。まさに、日本の人事部の代表として、これからもそのような理想の働き方に取り組んで参ります。このような賞をいただき、さらにがんばっていきたいと思っておりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
取締役副社長の山田様より受賞のコメント | 選考委員長の金井様が表彰 | 柔軟な人事制度に多くの共感が集まりました |
- 株式会社LIXILグループ 八木 洋介様
- このような素晴らしい賞をいただきまして、大変感激しております。私は、長らくGEに勤め、この4月からLIXILに参りました。最後は日本の会社で自分の持てる力を発揮したいと思った折に、「日本の」と冠する『日本の人事部』から賞をいただきました。私は、ともすれば人事部が制度に走りがちなところを、人の活性化こそが人事部の一番大きな仕事だと、ずっと訴えかけて参りました。それが本日の受賞に結びついたと考えると、とても嬉しく思います。また、そういったことを一番教えてくださった金井先生に賞を手渡していただいたことを、とても光栄に思います。LIXILに移ってからはまだ半年ほどで、結果を出す前に賞をいただくのは、心苦しい部分もありますが、この賞は、ある種の期待感の表れだと受けとめ、日本の会社でも正しい人事は機能することを証明できるよう、チャレンジしていきたいと思っています。本日はありがとうございました。
八木様より受賞のコメント | 選考委員長の金井様が表彰 | 多くの方から「模範にしている」との声が寄せられました |
- 株式会社ジェイフィール
ヘンリ-・ミンツバーグ教授が開発したプログラム「リフレクション・ラウンドテーブル」を日本で推進 - 株式会社ジェイフィール 取締役 コンサルタント 重光 直之様
株式会社ジェイフィール 代表取締役 高橋 克徳様 - 本日は、ありがとうございます。「リフレクション・ラウンドテーブル」は、ジェイフィールができた5年前から、弊社の社員と支えていただいているクライアントの皆さまが共に作ってきたプログラムですので、クライアントの方々を含め、みんなで受賞の喜びを分かち合いたいと思っています。ヘンリー・ミンツバーグ教授がカナダで作ったプログラムを、日本で展開しているのですが、ミドルの育成だけに留まらず、マネジメントのコミュニティーを作って組織を変えていく、ということをテーマにしています。これは、ミンツバーグ教授が言っているように、もともと日本が持っている強みです。より一層、日本企業を元気にしていくとともに、改めて世界に発信して、マネジメントの分野でも日本が注目されるように力を合わせていきたいと思っています。本日は、誠にありがとうございました。
取締役 重光様より受賞のコメント | 代表取締役 高橋様が表彰状を受けとられました | 数多くのノミネートの中から見事、最優秀賞に輝きました |
- 株式会社リブセンス
完全採用課金型の求人広告サイト「ジョブセンス」を展開 - 株式会社リブセンス HR事業本部長 柴崎 友哉様
- このたびは、このような名誉ある賞をいただきまして、大変嬉しく思っております。私は、「ジョブセンス」の創業時から関わって参りましたが、当初は、採用課金の仕組みをお客様にご案内いたしましても、「こんな仕組みは成り立つのか」などと言われたものでした。しかし、たくさんの企業や求職者の皆さまのお力添えもあって、このように表彰されるほどのサービスにまで成長することができ、大変感慨深く、また、嬉しく思っています。まだこれからのサービスでもありますので、しっかりと着実に成長し、さらに良いサービスにしていきたいと思っております。引続き、よろしくお願いいたします。
HR事業本部長 柴崎様より受賞のコメント | 選考委員の中村様が表彰 | 求人広告業界に革新をもたらしました |