2020年のHRコンソーシアム活動報告
概要
新型コロナウイルスの影響により、1月30日の全体交流会以降はすべてオンラインで実施いたしました。
分科会では、『幸福な人生を過ごすためのこれからの働き方』(講師 ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 島田由香氏)のように、withコロナ時代に人事が向き合うべき従業員の価値観を議論する一方、 『突出した人材「スター社員」をいかにして見抜き、育てていくのか』 (講師 神戸大学大学院 服部 泰宏氏)のように、2021年以降のHRトレンドを先取りしたテーマを取り上げました。
9月に実施した全体交流会では、神戸大学大学院 鈴木竜太氏をファシリテーターとしてお招きし、100人を超える参加者とともに、新型コロナウイルスへの対応などを中心にディスカッションを行いました。
また、6~7月にかけて会員企業の窓口担当者の皆様とオンラインによるヒアリングを実施し、会の運営や現在の関心事、取り上げてほしいテーマなどを聴かせていただきました。
イベント | 時期 | 概要 |
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テーマ別分科会(前期) | 6~7月 | 全6テーマで開催。 |
テーマ別分科会(後期) | 9~11月 | 全4テーマで開催。最終週は「スター社員の採用・育成」をテーマに2回連続の講義 |
全体交流会 | 1月30日 | 人事リーダーをテーマに、3人のオピニオンリーダーが登壇。ディスカッションの後、懇親会を開催。 |
9月10日 | 大手企業3社のコロナ後の対応とともに、今後の人事の在り方についてディスカッション |
イベント | 時期 | 概要 |
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HRカンファレンス | 5月・11月 | 合計12日間にわたる日本最大のHRイベント |
HRアカデミー | 1~3月 | 企業人事を講師に招いた全10回の講義 |
開催情報
人事限定 全体交流会(2020年1月開催)
- 全体交流会
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講演テーマ いま、目指すべき「人事リーダー」のあり方を考える
――不確定な時代を生き抜くため、持つべき視座・志とは?概要 先の見えないVUCA時代。私たちを取り巻く環境は日々めまぐるしく変化しています。組織においても人材の多様化・流動化が加速するなど、様々な変化が起きているなか、これまで信じてきたマネジメント・リーダーシップのあり方に、疑問や不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 本イベントには人事リーダーとして豊富な経験・知見をお持ちの味の素・高倉氏、参天製薬・藤間氏が登壇。おふたりが人事リーダーとしてのキャリアをいかに歩んできたのか、また、これまでの経験を経て得られた学び・気付きについて、じっくりとお話頂きます。 また、ファリシテーターには株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役 伊達氏をお迎えし、次代を生き抜く「強い組織」を創るため、人事リーダーのあるべき姿・果たすべき役割について、参加者同士のディスカッションも交えながら考えます。 登壇者 -
髙倉 千春氏(たかくら ちはる)
味の素株式会社 理事 グローバル人事部長■プロフィール- 髙倉 千春氏(たかくら ちはる)
- 味の素株式会社 理事 グローバル人事部長
- 1983年、農林水産省入省。1990年にフルブライト奨学生として米国Georgetown 大学へ留学し、MBAを取得。1993年からはコンサルティング会社にて、組織再編、新規事業実施などにともなう組織構築、人材開発などに関するコンサルティングを担当。その後、人事に転じ、1999年ファイザー株式会社、2004年日本べクトン・ディキンソン株式会社、2006年ノバルティスファーマ株式会社の人事部長を歴任。2014年7月に味の素株式会社へ入社し、2018年4月から現職。味の素グローバル戦略推進に向けた、グローバル人事制度の構築と実施をリードしている。
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藤間 美樹氏(ふじま みき)
参天製薬株式会社 執行役員 人事本部長■プロフィール- 藤間 美樹氏(ふじま みき)
- 参天製薬株式会社 執行役員 人事本部長
- 1985年神戸大学卒業。同年藤沢薬品工業(現アステラス製薬)に入社、営業、労働組合、人事、事業企画を経験。人事部では米国駐在を含め主に海外人事を担当。2005年にバイエルメディカルに人事総務部長として入社。2007年に武田薬品工業に入社し、本社部門の戦略的人事ビジネスパートナーをグローバルに統括するグローバルHRBPコーポレートヘッドなどを歴任。2018年7月より参天製薬に人材組織開発本部副本部長として入社し、2019年4月より現職。参天製薬のグローバル化を推進。M&Aは米国と欧州の海外案件を中心に10件以上経験し、米国駐在は3回、計6年となる。グローバル化の流れを日米欧の3大拠点で経験し、グローバルに通用する経営に資する戦略人事を探究。人と組織の活性化研究会「APO研」メンバー。
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伊達 洋駆氏(だて ようく)
株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役■プロフィール- 伊達 洋駆氏(だて ようく)
- 株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役
- 神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、人事領域を中心に民間企業を対象に調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」サービスを提供している。共著に『「最高の人材」が入社する 採用の絶対ルール』(ナツメ社)
日時 2020年1月30日(木)
第1部(セッション):15:00~17:00(受付14:30~)
第2部(懇親会):17:00~18:00対象 優良企業人事部の皆さま、または『日本の人事部』HRコンソーシアム会員 定員 100名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます参加費用 無料 会場 都内カンファレンスルームにて開催 -
髙倉 千春氏(たかくら ちはる)
人事限定 全体交流会(2020年9月開催)
- 全体交流会情報
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講演テーマ コロナ禍の半年を振り返り、今後の人事を考える
~3社の取り組み事例を基に~概要 今回のコロナ禍は、日本企業にさまざまな面での変革を迫りました。特に人事の皆さまは、従業員の安全を守り、働き方の変革、生産性の向上を実現するために、大変なご苦労をされたことでしょう。そして今後、新しい日常の中では、人事にはどのような役割やあり方が求められるのでしょうか。 今回の全体交流会では、パネリストとしてサイバーエージェント、SCSK、KDDIの人事責任者が登壇。それぞれ「採用」「育成」「働き方」に関して、コロナ禍の中でどのようなことに取り組んだのかをお話しいただきます。その上で、神戸大学大学院の鈴木竜太先生のファシリテーションの下でパネルセッションを行います。 また、オンラインで視聴者の皆さまから質問を受け付けるほか、視聴者の皆さま同士のディスカッションなども行います。全国の人事がオンラインで集い、登壇者とともに、この半年を振り返り、今後の人事を考えます。 講師/ファシリテーター -
石田 裕子氏(いしだ ゆうこ)
株式会社サイバーエージェント 執行役員 採用戦略本部長■プロフィール- 石田 裕子氏(いしだ ゆうこ)
- 株式会社サイバーエージェント 執行役員 採用戦略本部長
- 2004年、新卒でサイバーエージェントに入社。インターネット広告事業部門で営業局長・営業統括に就任後、スマートフォン向けAmebaのプロデューサーを経て、2013年に株式会社パシャオク代表取締役社長に就任。2014年、株式会社Woman&Crowdを設立し代表取締役社長に就任。2016年より執行役員に就任し、現在は人事管轄の採用戦略本部長を兼任。
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篠原 貴之氏(しのはら たかゆき)
SCSK株式会社 人材開発グループ 人材開発部長■プロフィール- 篠原 貴之氏(しのはら たかゆき)
- SCSK株式会社 人材開発グループ 人材開発部長
- 1997年に慶応義塾大学法学部を卒業後、株式会社CSK(現SCSK株式会社)に入社、主に金融機関のシステム開発、システム運用業務に従事。2001年に人事部へ異動し、労務管理・人事制度企画・採用など人事業務全般を担当。2009年に株式会社CSKサービスウェア(現SCSKサービスウェア株式会社)に出向、人事部長として8社合併後の人事統合にかかわる。2015年にSCSK株式会社へ帰任、ダイバーシティ推進課長として女性活躍推進を担当。2017年からライフサポート推進部長として健康経営を推進。2019年より現職。
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白岩 徹氏(しろいわ とおる)
KDDI株式会社 執行役員 コーポレート統括本部 人事本部長■プロフィール- 白岩 徹氏(しろいわ とおる)
- KDDI株式会社 執行役員 コーポレート統括本部 人事本部長
- 1991年に第二電電株式会社(DDI,現KDDI)に入社。支社、支店での直販営業、代理店営業、本社営業企画部、営業推進部、カスタマーサービス企画部長など営業/CS部門の経験を経て、2013年人事部長。2016年総務・人事本部 副本部長。2019年4月より現職。
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鈴木 竜太氏(すずき りゅうた)
神戸大学大学院 経営学研究科 教授■プロフィール- 鈴木 竜太氏(すずき りゅうた)
- 神戸大学大学院 経営学研究科 教授
- 1971年生まれ。1994年神戸大学経営学部卒業。ノースカロライナ大客員研究員、静岡県立大学経営情報学部専任講師を経て、現在、神戸大学大学院経営学研究科 教授。専門分野は経営組織論、組織行動論、経営管理論。著書に『組織と個人』(白桃書房、2002年:経営行動科学学会優秀研究賞)、『自律する組織人』(生産性出版、2007年)、『関わりあう職場のマネジメント』(有斐閣、2013年:日経・経済図書文化賞、組織学会高宮賞)、『経営組織論(はじめての経営学)』(東洋経済、2018年)、『組織行動―組織の中の人間行動を探る』(有斐閣、2019年)など。
日時 2020年9月10日(木)14:00~16:00 対象 優良企業人事部の皆さま、または『日本の人事部』HRコンソーシアム会員 定員 100名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます参加費用 無料 会場 オンラインで実施 -
石田 裕子氏(いしだ ゆうこ)
人事限定 テーマ別分科会(2020年6~7月開催)
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分科会 P 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス 島田氏と語り合う
幸福な人生を過ごすための「これからの働き方」概要 ここ数年、働き方改革の重要性が叫ばれていますが、今年は新型コロナウィルス感染防止のために多くの企業がテレワークを本格的に導入するなど、新しい働き方がさらに進んでいます。先の見えない状況の中、これからの働き方はどうなるのか……。本分科会では、いつでもどこでも、働く時間と場所を社員が自由に選択できる画期的な制度として大きな反響を呼んだ「WAA(Work from Anywhere and Anytime)」をユニリーバ・ジャパンに導入した、島田由香さんを講師としてお迎えします。2017年にはコミュニティー「Team WAA!」を設立するなど、新しい働き方を通じて、充実した幸福な人生を過ごせる人を増やすために活動する島田さん。これからはどんな働き方が求められるのか、社員全員が幸福に働いていくために人事は何をすればいいのか。島田さんからの問題提起を受けて、参加者全員で議論します。参加される皆さまのお悩みや気づきもどんどんシェアしながら、全員でこれからの働き方について考えます。 講師/ファシリテーター -
島田 由香氏(しまだ ゆか)
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長■プロフィール- 島田 由香氏
- ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長
- (しまだ ゆか)1996年慶應義塾大学卒業後、日系人材ベンチャーに入社。2000年コロンビア大学大学院留学。2002年組織心理学修士取得、米系大手複合企業入社。 2008年ユニリーバ入社後、R&D、マーケティング、営業部門のHRパートナー、リーダーシップ開発マネジャー、HRダイレクターを経て2013年4月取締役人事本部長就任。その後2014年4月取締役人事総務本部長就任、現在に至る。学生時代からモチベーションに関心を持ち、キャリアは一貫して人・組織にかかわる。高校2年生の息子を持つ一児の母親。米国NLP協会マスタープラクティショナー、マインドフルネスNLP®トレーナー。
開催日時 2020年6月5日(金)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 -
分科会 Q 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
『日本の人事部 人事白書2020』から読み解く
「育成」「HRテクノロジー」の現状と課題概要 全国の企業を対象に人事の実態を調査し、毎年ご好評の声をいただいている『日本の人事部 人事白書』。本分科会では、先日集計を終えたばかりの2020年度の最新調査の中から「育成」「HRテクノロジー」の2分野を取り上げます。「育成」の監修を担当した立教大学・田中聡氏、「HRテクノロジー」の監修を担当したビジネスリサーチラボ・伊達洋駆氏がそれぞれの調査結果を解説。参加される皆さまとの質疑応答やディスカッションも交えながら、「育成」と「HRテクノロジー」の現状と課題について考えます。 講師/ファシリテーター -
田中 聡氏(たなか さとし)
立教大学 経営学部 助教/パーソル総合研究所 フェロー■プロフィール- 田中 聡氏
- 立教大学 経営学部 助教/パーソル総合研究所 フェロー
- (たなか さとし)1983年 山口県周南市生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程 修了。博士(学際情報学)。新卒で株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)に入社。大手総合商社とのジョイントベンチャーに出向し、事業部門での実務経験を経て、2010年 同社グループの調査研究機関である株式会社インテリジェンスHITO総合研究所(現・株式会社パーソル総合研究所)立ち上げに参画。同社リサーチ室長・主任研究員を務めた後、2018年より現職。専門は、経営学習論・人的資源開発論。働く人と組織の成長・学習を研究している。一般社団法人経営学習研究所 理事。
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伊達 洋駆氏(だて ようく)
株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役■プロフィール- 伊達 洋駆氏
- 株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役
- (だて ようく)神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、ピープルアナリティクスやエンゲージメントサーベイのサービスを提供している。共著に『組織論と行動科学から見た 人と組織のマネジメントバイアス』(ソシム)、『「最高の人材」が入社する 採用の絶対ルール』(ナツメ社)など。
開催日時 2020年6月18日(木)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 -
分科会 R 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
カゴメ人事最高責任者 有沢氏と共に考える
すべての社員がイキイキと働くための「人事制度改革」概要 カゴメでは、社員がイキイキと働き、その力を存分に発揮するためには、会社における“働き方改革”と、社員個人における“暮らし方改革”を統合した、“生き方改革”を実現することが重要だとしています。その実現のためにさまざまな人事制度改革を行っていますが、それらにはどのような狙いがあり、実際にどういった効果をもたらしているのでしょうか。本分科会では、同社の人事最高責任者である有沢正人さんが、これまで実践してきた人事制度改革の事例を紹介。参加者の皆さまとの質疑応答やディスカッションにより、オンラインでインタラクティブな学びの場を実現します。人事のオピニオンリーダーに直接質問し、議論できるチャンスをお見逃しなく! 講師/ファシリテーター -
有沢 正人氏(ありさわ まさと)
カゴメ株式会社 常務執行役員CHO(人事最高責任者)■プロフィール- 有沢 正人氏
- カゴメ株式会社 常務執行役員CHO(人事最高責任者)
- (ありさわ まさと)1984年に協和銀行(現りそな銀行)に入行。 銀行派遣により米国でMBAを取得後、主に人事、経営企画に携わる。2004年にHOYA株式会社に入社。人事担当ディレクターとして全世界のHOYAグループの人事を統括。全世界共通の職務等級制度や評価制度の導入を行う。また委員会設置会社として指名委員会、報酬委員会の事務局長も兼任。グローバルサクセッションプランの導入などを通じて事業部の枠を超えたグローバルな人事制度を構築する。2009年にAIU保険会社に人事担当執行役員として入社。ニューヨークの本社とともに日本独自のジョブグレーディング制度や評価体系を構築する。2012年1月にカゴメ株式会社に特別顧問として入社。カゴメ株式会社の人事面でのグローバル化の統括責任者となり、全世界共通の人事制度の構築を行っている。2012年10月より現職となり、国内だけでなく全世界のカゴメの人事最高責任者となる。
開催日時 2020年6月24日(水)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 -
分科会 S 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
法政大学大学院 石山教授とあらためて考える
なぜ今「エンゲージメント」なのか概要 ここ数年、HR領域において最も注目されているキーワードの一つである「エンゲージメント」。しかし一方で、「本当の意味や効果を理解できていない」「大事だとはわかっているが、そのために何をすればいいかわからない」といった声が多いのも事実です。そこで本分科会では、法政大学大学院教授 石山氏がエンゲージメントの定義をあらためて解説。会社や職務への愛着を表す「従業員エンゲージメント」と、仕事そのものへの熱意を表す「ワーク・エンゲージメント」の違いなどをお話しいただきます。その上で、参加者全員でのディスカッションを実施。「なぜ日本人のエンゲージメントは低いのか」「従業員エンゲージメントとワーク・エンゲージメントでは、アプローチの仕方が異なるのか」などについて議論します。参加される皆さまからの質問にも、時間の許す限り石山氏にお答えいただきます。エンゲージメントについて徹底的に考え、議論する120分です。 講師/ファシリテーター -
石山 恒貴氏(いしやま のぶたか)
法政大学大学院 政策創造研究科 教授・研究科長■プロフィール- 石山 恒貴氏
- 法政大学大学院 政策創造研究科 教授・研究科長
- (いしやま のぶたか)一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院経営情報学研究科経営情報学専攻修士課程修了、法政大学大学院政策創造研究科政策創造専攻博士後期課程修了、博士(政策学)。一橋大学卒業後、NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。越境学習、キャリア、人的資源管理等が研究領域。日本労務学会理事、人材育成学会常任理事、NPOキャリア権推進ネットワーク授業開発委員長、フリーランス協会アドバイザリーボード。主な論文:Role of knowledge brokers in communities of practice in Japan, Journal of Knowledge Management, Vol.20 Iss 6,2016. 主な著書:『パラレルキャリアを始めよう!』(ダイヤモンド社、2015年)、 『越境的学習のメカニズム』(福村出版、2018年)他。
開催日時 2020年7月3日(金)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 -
分科会 T 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
ソフトバンク 源田氏とのディスカッションで考える
「新卒採用」「若手育成」の現在と未来概要 長引く売り手市場やオンラインでの採用活動など、さまざまな課題に直面しながら行われている、企業の新卒採用。競争がますます激化する中、自社にマッチした人材を採用することは、企業にとって重要な経営課題といえます。また、他社との競争を勝ち抜いて採用した人材を適切に教育し、早期に戦力化していくことも重要なテーマです。多くの課題を抱える中、企業はどのように新卒採用と若手育成に取り組むべきなのでしょうか。本分科会は、日本の人事部「HRアワード2019」企業人事部門 個人の部 最優秀賞を受賞された、ソフトバンクの源田泰之さんが登壇。同社が展開する、既存の枠組みにとらわれない採用活動や若手育成の最新事例をお話しいただきます。また、源田さんから問題提起していただき、参加者全員でこれからの新卒採用・若手育成のあり方について徹底的に議論します。 講師/ファシリテーター -
源田 泰之氏(げんだ やすゆき)
ソフトバンク株式会社 人事本部 副本部長 兼 採用・人材開発統括部 統括部長 兼 未来人材推進室 室長■プロフィール- 源田 泰之氏
- ソフトバンク株式会社 人事本部 副本部長 兼 採用・人材開発統括部 統括部長 兼 未来人材推進室 室長
- (げんだ やすゆき)1998年入社。営業を経験後、2008年より現職。ソフトバンクグループ社員向けの研修機関であるソフトバンクユニバーシティおよび後継者育成機関のソフトバンクアカデミア、新規事業提案制度(ソフトバンクイノベンチャー)の責任者。SBイノベンチャー・取締役を務める。孫正義が私財を投じ設立した、公益財団法人 孫正義育英財団の事務局長。孫正義育英財団では、高い志と異能を持つ若者が才能を開花できる環境を提供、未来を創る人材を支援。教育機関でのキャリア講義や人材育成の講演実績など多数。日本の人事部「HRアワード2019」企業人事部門 個人の部 最優秀賞 受賞。
開催日時 2020年7月15日(水)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 -
分科会 O 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
人事パーソンが知るべき
「経営、人事、リーダーシップ」概要 今春に第1回・第2回を開催した後、新型コロナウィルス感染予防のため第3回が延期となっていた、有賀誠氏による分科会『人事パーソンが知るべき「経営、人事、リーダーシップ」』を、オンラインで開催いたします。
さまざまな企業で人事リーダーとして活躍されてきた有賀氏に、これまで蓄積してきた経験・知識と、ビジネス・スクールで学ぶ理論に基づいた講義を行っていただきます。参加者同士によるディスカッションも交えながら、人事パーソンとして、どのようにリーダーシップを発揮し、経営に貢献していくのか徹底的に考えます。
第1回と第2回に参加していない方もぜひ、ご参加ください。第3回だけ参加しても、内容を理解していただけるプログラムです。皆さまのご参加をお待ちしております!
(テーマ)
●人事に携わる経営リーダー(人事屋ではなく)が考えるべきこと
●経営リーダーとビジョン、ミッション、バリュー
●リーダーシップ論と人事講師/ファシリテーター -
有賀 誠氏(ありが まこと)
株式会社日本M&Aセンター 常務執行役員 人材ファースト統括■プロフィール- 有賀 誠氏
- 株式会社日本M&Aセンター 常務執行役員 人材ファースト統括
- (ありが まこと)1981年、日本鋼管(現JFE)入社。製鉄所生産管理、米国事業、本社経営企画管理などに携わる。1997年、日本ゼネラル・モーターズに人事部マネージャーとして入社。部品部門であったデルファイの日本法人を立ち上げ、その後、日本デルファイ取締役副社長兼デルファイ/アジア・パシフィック人事本部長。2003年、ダイムラークライスラー傘下の三菱自動車にて常務執行役員人事本部長。グローバル人事制度の構築および次世代リーダー育成プログラムを手がける。2005年、ユニクロ執行役員(生産およびデザイン担当)を経て、2006年、エディー・バウアー・ジャパン代表取締役社長に就任。その後、人事分野の業務に戻ることを決意し、2009年より日本IBM人事部門理事、2010年より日本ヒューレット・パッカード取締役執行役員人事統括本部長、2016年よりミスミグループ本社統括執行役員人材開発センター長。会社の急成長の裏で遅れていた組織作り、特に社員の健康管理・勤怠管理体制を構築。2018年度には国内800人、グローバル3000人規模の採用を実現した。2019年、ライブハウスを経営する株式会社Doppoの会長に就任。2020年4月より現職。1981年、北海道大学法学部卒。1993年、ミシガン大学経営大学院(MBA)卒。
開催日時 2020年7月29日(水)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 人事限定 テーマ別分科会(2020年9~11月開催)
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分科会 U 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
カルビー 武田氏と考える「これからの働き方」
従業員同士のコミュニケーションやビジョンの共有、上司によるマネジメントや評価はどうなるのか概要 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、日本企業における働き方は大きく変化しました。各社がさまざまな対策を講じる中、特に大きな注目を集めたのが菓子メーカーのカルビーです。7月からオフィスで働く社員約800人を対象に、テレワークによる働き方を無期限で延長。業務に支障がなければ単身赴任を解除する制度を導入しました。この大改革を行ったのが同社常務執行役員 CHROの武田雅子さんです。新しい働き方への転換をなぜ決断できたのか、また、どんな狙いがあるのか――。武田さんに詳細をお話しいただいた上で、参加者全員でこれからの働き方について議論します。 講師/ファシリテーター -
武田雅子氏(たけだ まさこ)
カルビー株式会社 常務執行役員 CHRO(Chief Human Resource Officer)■プロフィール- 武田雅子氏
- カルビー株式会社 常務執行役員 CHRO(Chief Human Resource Officer)
- (たけだ まさこ)1968年東京生まれ。89年に株式会社クレディセゾン入社。全国のセゾンカウンターで店舗責任者を経験。2014年人事担当取締役に就任。2016年には営業推進事業部トップとして大幅な組織改革を推進。2018年5月カルビー株式会社に転職、翌年4月より常務執行役員。全員活躍の組織実現に向け、人事制度改定など推進中。
開催日時 2020年9月30日(水)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 -
分科会 V 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
LIFULL 羽田氏と考える「組織変革」
経営理念の浸透、従業員のモチベーション向上を実現する人事施策とは概要 日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」を運営する株式会社LIFULL は、「社是」「経営理念」「ガイドライン」を明確にし、組織に浸透させることに注力。「ベストモチベーションカンパニーアワード」で1位を獲得し、7年連続で「働きがいのある会社」ベストカンパニーに選出されるなど、企業として高い評価を得ています。同社では経営理念の浸透、従業員のモチベーション向上を実現するために、どのような制度や仕組みを設けているのでしょうか。また、実際にどういった効果をあげているのでしょうか。本分科会では、同社執行役員 CPO 人事本部長の羽田幸広さんが、これまで実践してきた人事施策を紹介。参加者の皆さまとの質疑応答やディスカッションも交えながら、組織をいかにして変革していけばいいのかを考えます。 講師/ファシリテーター -
羽田幸広氏(はだ ゆきひろ)
株式会社LIFULL 執行役員 CPO 人事本部長■プロフィール- 羽田幸広氏
- 株式会社LIFULL 執行役員 CPO 人事本部長
- (はだ ゆきひろ)1976年生まれ。上智大学卒業。人材関連企業を経て2005年6月ネクスト(現LIFULL)入社。人事責任者として人事部を立ち上げ、企業文化、採用、人材育成、人事制度の基礎づくりに尽力。2008年からは社員有志を集めた「日本一働きたい会社プロジェクト」を推進し、2017年「ベストモチベーションカンパニーアワード」1位を獲得。7年連続「働きがいのある会社」ベストカンパニー選出(2011年~2017年)、健康経営銘柄選定(2015年度、2016年度)など、企業として高い評価を得るまでに導いた。著書 :『日本一働きたい会社のつくりかた』(PHP研究所)
開催日時 2020年10月9日(金)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 -
分科会 W 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
ロート製薬 髙倉氏と考える「戦略人事」
“経営に資する人事”になるために必要な視点・考え方とは概要 グローバル化やIT化など、ビジネス社会の環境変化が激しい現在、企業間競争はますます厳しさを増しています。そんな時代だからこそ、企業を支える「人」の重要性はますます高まり、人事部が果たすべき役割も大きくなっています。「戦略人事」は今や重要なキーワードですが、経営に資する人事は何が違うのでしょうか。どういう視点をもち、どのような心構えで仕事に向き合うべきなのでしょうか。長年にわたり人事の要職を務めてこられた、ロート製薬の髙倉千春さんからの問題提起を受けて、参加者全員で議論します。参加される皆さまの疑問や気づきもどんどんシェアしながら、経営に資する人事のあり方を考えます。 講師/ファシリテーター -
髙倉千春氏(たかくら ちはる)
ロート製薬株式会社 取締役■プロフィール- 髙倉千春氏
- ロート製薬株式会社 取締役
- (たかくら ちはる)1983年、農林水産省入省。1990年にフルブライト奨学生として米国Georgetown 大学へ留学し、MBAを取得。1993年からはコンサルティング会社にて、組織再編、新規事業実施などにともなう組織構築、人材開発などに関するコンサルティングを担当。その後、人事に転じ、1999年ファイザー株式会社、2004年日本べクトン・ディキンソン株式会社、2006年ノバルティスファーマ株式会社の人事部長を歴任。2014年に味の素株式会社入社後は、グローバル戦略推進に向けた、グローバル人事制度の構築と実施をリードした。2020年7月から現職。
開催日時 2020年10月16日(金)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 -
分科会 X 開催情報
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テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
ニトリホールディングス 永島氏と考える「人材開発」
従業員が知的好奇心を刺激され、自律的に学ぶ環境をどのようにしてつくるのか概要 「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマン(経営理念)のもと、家具、インテリア用品の製造販売で33期連続増収増益を継続しているニトリホールディングス。2032年に、現在の約5倍の売上高3兆円の生活提案企業を目指すための未来組織作りに邁進する、同社組織開発室 室長の永島寛之さんは、「個人」を起点として人事の課題に対処することを常に意識しているといいます。従業員がニトリで働くことで経験を積み、自分ならではのキャリアを築いていくため、一人ひとりの「エンプロイジャーニー(企業内における旅)」をデザインすることに注力。従業員の知的好奇心を引き出し、自律的に学ぶための仕組みを確立していますが、実際にはどのような方針でどういったプログラムを展開しているのでしょうか。永島さんからの事例紹介・問題提起を基に、参加者全員によるディスカッションも交えながら、これからの「人材開発」のあり方について考えます。 講師/ファシリテーター -
永島寛之氏(ながしま ひろゆき)
株式会社ニトリホールディングス 組織開発室 室長■プロフィール- 永島寛之氏
- 株式会社ニトリホールディングス 組織開発室 室長
- (ながしま ひろゆき)東レ勤務を経て2007年ソニー入社。米国マイアミに赴任時にダイバーシティ組織の運営を通じてグローバル組織構築に興味を持ち、2013年に米国出店を果たしたばかりのニトリに入社。その後、店長、人材採用部長、採用教育部長を務め、2019年3月から現職。テクノロジーによる社員と会社の成長をマッチングする教育システム構築に全力投入中。「個の成長が企業の成長。そして、社会を変えていく力になる」という考えのもと、従業員のやる気・能力を高める施策を次々と打ち出す。厚生労働省「多様な働き方」普及・促進事業運営委員。
開催日時 2020年10月23日(金)18:00~20:00 対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
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神戸大学大学院 服部氏と考える「採用」と「人材育成」
突出した人材「スター社員」をいかにして見抜き、育てていくのか概要 企業のなかには、ほかの社員をはるかにしのぐ成果をあげる社員、飛びぬけて仕事のできる社員が存在することがあります。神戸大学大学院の服部泰宏先生はそういう社員を「スター社員」と呼び、その研究に取り組まれていますが、そもそも人材の「優秀さ」とは何なのでしょうか。いかにして「スター社員」となる人材を採用し、育成していけばいいのでしょうか。服部先生に最新の研究成果をお話しいただいた上で、参加者全員で2回にわたって議論します。1回目で出した課題を2回目に発表していただくなど、ゼミ形式で徹底的に「スター社員」について考えます。 講師/ファシリテーター -
服部泰宏氏(はっとり やすひろ)
神戸大学大学院 経営学研究科 准教授■プロフィール- 服部泰宏氏
- 神戸大学大学院 経営学研究科 准教授
- (はっとり やすひろ)1980年神奈川県生まれ。2009年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了、博士(経営学)取得。滋賀大学経済学部情報管理学科専任講師、同准教授、横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授を経て、現職。日本企業における組織と個人の関わりあい(組織コミットメントや心理的契約)、経営学的な知識の普及の研究、シニア人材のマネジメント等、多数の研究活動に従事。著書『日本企業の心理的契約: 組織と従業員の見えざる約束』(白桃書房)は、第26回組織学会高宮賞を受賞した。2013年以降は人材の「採用」に関する科学的アプローチである「採用学」の確立に向けた「採用学プロジェクト」に従事、同プロジェクトのリーダーを務める。著書『採用学』(新潮社)は、「HRアワード2016」書籍部門最優秀賞を受賞。近著に『日本企業の採用革新』(中央経済社)、『組織行動論の考え方・使い方』(有斐閣)がある。
開催日時 第1回:10月29日(木)18:00~20:00
第2回:11月5日(木)18:00~20:00対象 HRコンソーシアム会員 定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。開催場所 オンラインで実施 -
服部泰宏氏(はっとり やすひろ)
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永島寛之氏(ながしま ひろゆき)
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髙倉千春氏(たかくら ちはる)
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羽田幸広氏(はだ ゆきひろ)
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武田雅子氏(たけだ まさこ)
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有賀 誠氏(ありが まこと)
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源田 泰之氏(げんだ やすゆき)
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石山 恒貴氏(いしやま のぶたか)
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有沢 正人氏(ありさわ まさと)
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田中 聡氏(たなか さとし)
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島田 由香氏(しまだ ゆか)