岡田 悠希氏からのメッセージ
ヒト・モノ・カネの「ヒト」には意志や感情があるから、私は人事の仕事が好きです。
「これ、やりたい!」と思えたら、いつも以上の力が発揮されるし、「やりたくない……」と思ってしまったら、持っている力すら出ない。一人ひとりの持っている力を最大限引き出すことが私たちの仕事で、この意志や感情に向き合えることが醍醐味だと思っています。
最近よく考えることがあります。人事こそもっとナラティブ(自分自身の想いや感情)を出す、ということです。
・背景を伝え、理解を引き出す
・解釈や意味付けをし、納得/腹落ちを引き出す
→これは超重要なので「やる」の一択です。
・ナラティブを伝え、共感/やってみたい気持ちを引き出す
→これです!!
このチャレンジを従業員に対してできるかどうか。テクノロジーの進化により、戦略と戦術以上に実行力が競争優位となる時代なのでなおさらに。
相手の感情を引き出すには、まずはこちらの感情を伝えることが大切。反発にあうこともあるでしょう。でもそれ以上に共感を得られることもあります。このチャレンジが組織文化をつくることにもなります。私は「ナラティブを伝える」を、人事のマインドセットとして強く持ち続けたいなと思います。