永島 寛之氏からのメッセージ
外部環境の予想ができない急激な変化や、事業環境のテクノロジー化とグローバル化の影響で、人事の業務が複雑化しています。私たち人事は経営や組織サイドに意識が向きがちですが、このような状況にあるからこそ、「人事部の顧客は社員である」ことを強く認識したいものです。
私の人事としてのポリシーは、「個人の成長が起点となって組織が成長し、社会課題を解決。そして世界を変えていく力になる」。社員それぞれの好奇心や価値観をベースに、テクノロジーの力も活用して、一人ひとりがEmployee Journey(従業員の旅路)をデザインできること。そして、中長期計画やミッション・ビジョンを落とし込んだ未来組織図とマッチングさせていくのが、人事の仕事だと定義しています。
そう考えると、人事の仕事は突き詰めれば突き詰めるほど、面白くなっていくと思います。元気な人事が活躍する会社は、組織のメンバーも元気です。各社の人事担当者が連携し議論していくことで、もっともっと個人、組織、日本の活力を高めていくことができます。人事の力で、輝く未来を作っていきましょう!