浅井 公一氏からのメッセージ
今日、人事もDXの時代となりました。NTTコミュニケーションズのキャリア開発施策も、いよいよAIを取り入れ、良い意味での効率化と品質向上を図ろうとしている一方で、対面により、一人ひとりと丁寧に向き合い、伴走していく取り組みは未来永劫、変えることはありません。なぜなら、これこそが人間にしかできない人事の原点であると考えるからです。
しかし、その当事者である社員は日々の業務に謀殺され、キャリアのことなど考える余裕がない人が多く存在しているのが実態です。忙しさというものに安住している社員を人事は放置してはなりません。
日本中のビジネスパーソンが、1日たった5分でいいので、毎日、自身のキャリアのことを考える習慣が根付いてほしいものです。そうすれば、多くの企業が人事を通して成長していくことでしょう。1日5分×365日=約30時間。これは毎年7.5時間の研修を4日間受けている時間に相当します。「人事の日」は、そのスタートの号令をかける日として「もってこいの日」ではないでしょうか!