割石 正紀氏からのメッセージ
「人事が本当に面白い時代になった」
ここ数年、人事領域に携わる多くの方々からこの声を聞くようになりました。この理由の一つは、間違いなく近年の人的資本経営という考えです。
これまで「ヒト・モノ・カネ」と一括りに言われてきたように、ヒトは経営資源のひとつと捉えられてきました。しかし、今は一人ひとりの個性を活かし、投資をしてヒトが成長することにより企業も成長させることができる資本です。
この一人ひとり異なる社員(ヒト)と寄り添い向き合っているのが人事です。
私たち人事の直接的な顧客は経営と社員です。人事は経営と一体になりながら社員の声を聞き、間接的な顧客となるあまねくステークホルダーに対して総合的な価値を生み出し、長期的な利益を提供していかなければなりません。
そのために、私たち人事が学習習慣を身につけ、最終学習歴を更新し続けることにより、いかなる時代にあっても人事としての提供価値を高めることにつながります。
私は、日本の企業を変えることができるのは人事だと考えています。改めて、2月2日の“人事の日”に人事としての使命を一緒に考えてみませんか? 人事領域に携わる全員で日本を盛り上げていきましょう!