無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

社員の定着率が上がる社員育成法5つの秘策 (2/5)

社員の定着率が上がる社員育成法5つの秘策

②「聴く」ことで、信頼関係を築こう
 

しっかりと、部下のパーソナリティや考え方、価値観を前述したように一切の先入観や偏見を持たずにしっかりと認めた上で、部下の考え方や思考、思っていることをどんどん掘り下げて深く聴いてあげてください。ここで「きく」について詳しく説明していきます。

 

実は「きく」にも3種類のきき方があります。

(1)聞く…単純に耳に入ってくる聞き方(英語で言うと、hearになります)

(2)訊く…質問している側(上司)が知りたい内容を訊ねる訊き方(英語で言うと、askになります)

(3)聴く…答える側(部下)が言いたい内容を聴く聴き方(英語で言うと、listen toになります)

上司が部下に聴く際には、出来る限り、この3番目の聴き方、つまり部下が言いたい内容を聴く聴き方で会話をしていきましょう。そうすることで、彼らが何を考え、何を思い、どうしたいのか?どういう感情を持っているのか?を分かることはもちろんですが、上司に対して深い信頼感を抱くことに繋がります。


では、この「聴く」。具体的にはどういう会話なのでしょうか。実はこの聴き方ですが、ほとんど日常的には使われることが少ないのです。研修でも参加されている上司の方々に質問すると、ほとんどの上司と部下の会話は2番目の訊き方の会話中心となっています。

 

ききかた の違いについて例を挙げてみましょう。

A「私、この前ハワイに旅行に行って来たんです!」

B「そうなの?」…聞く(hear)

「ハワイで何をしてきたんですか?」(ask)

「すごく楽しかったんだね!その笑顔を見れば分かるよ!」(listen to)


聴く、では、相手の感情を先に言ってあげる、ここがポイントになります。するとAさんは「この人は私の気持ちを言わなくてもちゃんと分かってくれている!」と感じ、「そうなんですよ。ものすごく楽しくて…写真見てくれます???」と言ったように、どんどん話をしてくれます。相手が「聴いてほしい」という気持ちが見えだしてから、どんどん訊く(ask)を繰り返していきます。大切なことは、質問する前に、必ず相手の感情を先に言って「共感」していることを示すことです。

 

これを仕事での会話で置き換えてみましょう。

部下「私、今日お客様に新商品を買って頂けました!」

上司「うんうん、それで?」…聞く(ask)

「すごいね。何のトークが効いたの?」…訊く(ask)

「すごいね。嬉しいね!(部下以上の満面の笑み)」…聴く(listen to)
 

ここでのポイントは、部下以上の満面の笑み、これですね。究極のところは、言語としては何も発さなくても実はいいんです。部下以上に喜ぶ、そして部下以上の笑みを見せる、これが大切なポイントです。

 

つまり、聴くとは、非言語で聴くことなんですね。部下の感情を彼らの表情やしぐさ、声の強弱、トーンから判断し、それ以上の非言語で聴くことが大切です。これをテクニックのみに頼ってしまい、心がないと、部下も気付きます。

またオーバーリアクションのように感じて、なかには「バカにされている」と感じる人もいます。ですから、あくまでもこれはテクニックの話です。重要なことは、傾聴と言いますが、自分の心を相手の心に傾けて聴くことが大切です。

また当然ですが、心を傾けているので、相手のことに興味を持ち、部下がどう感じているのかを知りたいと関心を持って会話をすることが大切です。そしてその部下の感情に共感してあげることが大切です。この聴き方で部下と会話をしていくことで、部下はどんどん話をしてくれるようになります。そして話し始めたときには、明確にはなかった想いや考え方、アイデアのようなものまでも醸成されてきます。すると部下はどんどん自主的になっていってくれるのです。

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング
  • コミュニケーション

面白くなければ学べない!楽しく面白く!学びと気付きの多い研修を!
添削付宿題があるから、研修後も継続して成果が出る!

机上の空論ではなく、『現場で即使える!使って変化成長を実感できる!』をふんだんに盛り込んだ、『楽しく面白く笑いながら学ぶ』をメインコンセプトに、これまで100社以上で『成果の出る研修』を行ってきました。「共に汗を流す応援団」がモットー。

山口 しのぶ(ヤマグチ シノブ) 株式会社キャリアチアーズ 代表取締役

山口 しのぶ
対応エリア 全国
所在地 北区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム