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社員の定着率が上がる社員育成法5つの秘策 (1/5)

社員の定着率が上がる社員育成法5つの秘策

①「認められる」ことが、若者の「遣り甲斐」だと理解しよう

『成果→認める』から『認める→成果』へ

若者の遣り甲斐が本当の意味で醸成されるまでには、長い時間が必要となります。そして若手社員のほとんどが、「上司に認められること」自体が仕事の遣り甲斐になっていることも多くあります。

また、有名なマズローの欲求段階(図1)でもあるように、人は「承認欲求」が満たされて、初めて「自己実現欲求」が生まれます。つまり、「認められて」はじめて「ああなりたい、こんなことがしたい」という成長意欲が生まれるのです。

ほとんどの育成の場面では、ここが逆転しています。まず成長してください、そうすれば認めますよ、というのが現場で見かける従来のマネジメントです。

しかしこれでは、自発的に成長意欲を促すことは難しいのです。だからこそ、先にまず認めてあげる、すると自己容認出来るようになり、自信に繋がります。この「認める」とは、部下のパーソナリティも含まれます。

特に若者世代は「自分のありのまま」「自分らしさ」を大切にしています。つまり彼らのパーソナリティをしっかり認めてあげることが大切です。するともっとこんなことがしたい、あんな成果を上げたい、もっと認められたい、とアピールをしてくれるようになります。


「認める」ことで感情を揺さぶる

「ちゃんと認めてますよ」と言う上司の方も多くいます。しかしこの「認める」とは、どういうことなのか?上司は認めているつもり、それが全然伝わっていないケースがよくあります。

それは、認められた本人、つまり部下が「自分は認められた」と認識することが大切なのです。人は感情が揺さぶられると、記憶に残りやすくなります。過去の楽しいこと、嬉しいことを思い返してみると、何年も前の出来事であっても詳細に覚えているものです。

匂いやその時の感情までも、つい昨日のことのように覚えているものです。逆に悲しいこと、辛いことを振り返っても同様のことが言えます。しかし日常的に過ぎていく、感情が入らない出来事については、翌日にはほぼ忘れています。(図2)

そして1週間も経つと、その出来事自体ですら忘れているものなのです。これは個人の記憶能力の問題ではなく、人と言うものは元来「忘れるように出来ている生き物」だからです。

就寝5分前くらいから、人は健在意識から潜在意識に移っていきます。その際に記憶の整理を始めるのです。つまり寝る5分前くらいから、必要な情報と要らない情報を分けて整理をし始めます。

ここで言う必要な情報とは「感情が揺さぶられた出来事=情報」のことを指します。つまり、楽しいことでも辛いことでも、たくさん笑ったことでも泣いたことでも、寝る5分前から情報の整理が始まり、記憶に残る準備を始めるのです。

記憶に残った出来事は当然覚えているものですから、そこから翌日はスタートが切れます。しかし記憶に残らなかった出来事については、また0からのスタートになるので、成長が遅いのです。

では、なぜ感情が揺さぶられない仕事の仕方などは覚えているのか?

これは2つの方法があります。1つは体で覚えさせることです。何度も何度も体に叩き込むことで、しばらくその業務から離れてもまたすぐに感覚が戻るのです。

いわゆる自転車の乗り方と同じですね。もう1つは反復して覚えることです。これは学校での予習復習と同じです。何度も何度も繰り返し反復することで理解が進み、出来るようになります。

つまり反復して通常は覚えるわけですが、認めてあげる、ほめてあげることにより、この反復をしなくても記憶に残りやすくなり、その結果成長が早く見込める、というわけです。

本人が認められた、と感じるにはどうすれば良いか?

これは、より具体的に詳細を一緒に認めてあげることです。この詳細というのが、いわゆるプロセスになります。

そして更には「私だけ」に向けられたと認識することが重要です。つまり汎用的な言葉ではなく、彼・彼女にしか通用しないような具体的な詳細プロセスをしっかり見て、認めてあげることで、相手は承認欲求が満たされます。すると自己実現欲求、成長したいと感じてくれるのです。

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面白くなければ学べない!楽しく面白く!学びと気付きの多い研修を!
添削付宿題があるから、研修後も継続して成果が出る!

机上の空論ではなく、『現場で即使える!使って変化成長を実感できる!』をふんだんに盛り込んだ、『楽しく面白く笑いながら学ぶ』をメインコンセプトに、これまで100社以上で『成果の出る研修』を行ってきました。「共に汗を流す応援団」がモットー。

山口 しのぶ(ヤマグチ シノブ) 株式会社キャリアチアーズ 代表取締役

山口 しのぶ
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所在地 北区

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