自転車通勤者にどう対応する?
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、通勤時に公共交通機関の利用を避けて自転車を使用する人が増えてきています。そこで人事担当者としては、会社の大切な従業員が自転車の使用により事故に遭わないように、自転車運転時のマナーや安全への意識を高めるための周知を行う必要があるでしょう。
そこで、まずは安全運転を心掛けるために、乗車前の点検を確実に実施してもらうようにしましょう。自転車を安全に運転するため、乗車前には「ぶたはしゃべる」で点検することを周知してみてはいかがでしょうか。「ぶ」はブレーキ、「た」はタイヤ、「は」は反射板、「しゃ」は車体(サドル、チェーン、ペダル、ハンドル、ライト、スタンド)、「べる」はベルです。ぜひ、この言葉とともに、「ちょっとしたひと手間が事故防止につながる」ということを合わせて説明してください。(参考文献:「事故を起こさない! 自転車通勤・業務の安全運転」中央労働災害防止協会編)
- 法改正対策・助成金
- 安全衛生・メンタルヘルス
約50年の実績による安全衛生のスペシャリスト
1972(昭和47)年の労働安全衛生法施行年に労働行政の第一歩を踏み出し、その後、第一線での経験を積み上げ、「たたき上げ」てきました。
加藤 雅章(カトウ マサアキ) 中央労働災害防止協会 相談員・安全管理士・衛生管理士
対応エリア | 全国 |
---|---|
所在地 | 港区 |