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専門家コラム

アイデアが成果に変わる!ブレストの効果的なやり方

5月10日に一般社団法人日本研修コーディネーター協会 代表理事の飯島宗裕様がブレインストーミングのコラムを寄稿されていました。また、私の上司がメルマガでこの話を書いていました。

どちらもとても興味深かったので、そして、、、私もブレインストーミングは大好きでよく使っているので、私もこの流れに乗ってブレインストーミング(長いので、以下、『ブレスト』と略します)について、書いてみよう思いました。


では、本題です。

画期的なアイデアを引き出すブレストをするには、コツがあります。上司のメルマガでは、そのコツをわかりやすくまとめていたので、引用したいと思います。

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ブレーンストーミングとは、良いアイディアを生み出すための会議手法のひとつです。その番組では、画期的なアイディアを出すブレーンストーミングのやり方について、学生との課題を織り交ぜながら解説していました。

番組の中で紹介されていたポイントを、以下に整理します。

1)適切なサイズのテーマを選ぶ
テーマが大きすぎると議論が広がりすぎるし、
狭すぎるとアイディアがでにくい

2)視点の異なる参加者を選ぶ
視点が異なるからこそ、いろいろな意見がでる

3)参加者はピザ2枚分まで
4~6人ほどでしょうか

4)元気が残っている間に終わらせる
10~45分くらいが適切

5)立って行なう
座って行なうよりも立って行なう方が、画期的なアイディアがでるとの研究結果あり
立って行なうと、その内歩き回って考えるようになる

6)全員がペンを持っている
ペンやポストイットなどを持っていないと、思いついたことを書き忘れてしまう

7)全部書き残す
ホワイトボードやポストイットに全部書き残しておく

8)検討する場所は、広く、天井が高いところが良い 屋外もあり
歩き回るためには、それなりの広さが必要。また、天井が高い方が、奇抜なアイディアがでやすい

9)発想を刺激するものに囲まれる
例えば、筆記用具について検討するなら、いろんな種類の数多くの筆記用具を用意しておく

10)とにかく、数多くのアイディアをだす
どんなアイディアも批評しない

11)突拍子もないアイディアも歓迎する
不可能に思えるアイディアが画期的なアイディアのきっかけになる

12)付け加えていく = Yes,Andの発言と姿勢
まず数多くのアイディアを出す。そして、それを繋げていく。
それを繰り返すと、突出したアイディアが生まれる。

13)マインドマップを使って、議論をすると効果的

特に、「Yes,And」が参考になりました。日本語にすると、「その案良いですね。更に付け加えて…」と発言を繋げます。実際の会議では、「Yes,But」=「その案良いと思います。でも…」と発言をしていることが多くないでしょうか?

また、「ブレーンストーミングは、発想しアイディアを出す場なので、どの案を実施するのか、意思決定してもらう必要はない。」と、明快に仰っています。

ブレーンストーミングの最後には、参加者に複数のカテゴリーについて、ふさわしいと思うアイディアに複数の投票をしてもらいます。例えば、「すぐにできるもの」「効果が高いもの」「奇想天外なもの」のようなカテゴリー分けです。

意思決定をせずに、どのアイディアを採用するのかを検討することは、別途時間をとることが好ましいようです。そのため、書かれたものは全部残しておく。また、写真に撮っておくことも役立つ。

何か、画期的なアイデアが必要な時には、このような点に留意して、ブレスト会議をされたら、面白いと思います。

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少し長いですが、今日はもう少し続きます。

ところで、私は、よくブレスト会議に参加しますし、普段から、週に2,3回、1人でブレストをします。特に、販売計画、商品開発計画、新商品の全体的なプロモーション計画について、考えることが多いです。

会議にしても、独りでやるにしても、面白いアイデアが次々に生まれるブレストですが、ひとつだけ困ったことがあります。それは、特に上記のような、開発・販売に関することで多いのですが、ブレストをしている時は、「この策は最高だ!絶対に売れまくる!」と思っていたはずなのに、数日経ってから、いざ、広告文を書いたり、セールストークを作る段階になると、「何でこんなのが売れると思ったのだろうか…」「なんだか全く売れる気がしないぞ!」と、とても不安になってしまうのです。こんな経験はないでしょうか?

ある本で知ったのですが、ブレスト(特に商品開発、販促計画)を成功させるコツは、ブレスト直後にあるそうです。上司のメルマガにもあるように、ブレストは否定をせず、「Yes,And」で発言をするため、次々と意見が出ます。一見、突拍子もない意見も、その後に、「Yes,And」の意見が続くことにより、実現性のある施策に変わります。ところが、ブレストから時間が経過すると、続いて出てきた「Yes,And」の細かい意見を忘れて、突拍子のない部分だけを覚えているため、本当に良い策なのか、不安になってしまうというのです。それを防ぐために、ブレストが終わったら、24時間以内に、広告の一次原稿やセールストークの骨子を作ること、とその本には書いてありました。

『ブレストで大盛上り!』⇒数日後、『売れる気がしない・・・』と苦しむ というのを何十回も経験している私は、「なるほど・・・。試してみよう!」と早速やってみました。まだ、7,8回しか実施していませんが、確かに効果は抜群です。

ブレストをやった熱い気持ちのまま、細部まで良く記憶している状態で、広告を作るので、非常に売れそうな広告ができあがるのです。しかも、かなり短時間で仕上がります。後からやっていたときの、半分ぐらいの時間で終わることが多いです。正直、会議が終わった後すぐに、広告を書くのはしんどいです(会議も広告作成も全力で頭を使いますので…)。けれども、効果が高いことがわかったので、今では、ブレストの後、必ず90分、時間を確保して、広告の原稿作成の時間にしています。

ブレストをしたけれど、イマイチ効果がないな、と感じたことがありましたら、一度、お試しください。


追伸

ちなみに、このメールの原稿は、昨日の帰りの電車の中で作りました。独りブレストをしていて、面白そうな骨子ができたので、そのまま電車の中で鉛筆とノートを取り出し、一気に書きました。25分ぐらいで完成しました。



【コラム1】


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コラム執筆者
長瀬 拓実
長瀬 拓実(ナガセ タクミ)
株式会社ジェイック シニアエキスパート
社員研修ツールの開発12年。すぐ誰でも使えるシンプルなツールづくりマスター
本職はマーケター。何を伝えれば人は動くかを熟知し、気持ちよく動いてしまうようなメッセージを作ることができる。そのマーケティング能力を人材育成と採用に応用する日本の人事部では唯一の存在。
得意分野 人材採用、リーダーシップ、コミュニケーション、ロジカルシンキング・課題解決
対応エリア 全国、海外
所在地 東京都/千代田区

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