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専門家コラム

採用したい人の応募が増える写真

ジェイックの長瀬です。 

私は仕事柄、お客さんのホームページや採用ページを見ることが多いのですが、 

「ああ、もったいないなぁ…。せっかくいい会社なのに、 
これじゃ、採用したい人の応募無いよね。ああ、もったいない…」 

と思うことが、時々あります。 

『もったいない要素』は色々とあるのですが、今日は、 

最もカンタンで、 
最も手っ取り早くて、 
かなり効果の高い、 

『写真』について、書いてみようと思います。 


ところで、特に20代の若者は、 
 
その会社で自分が働いているイメージができると志望度が上がる 

傾向があります。 
そして、そのイメージさせる効果が高いのが写真です。 

イメージさせる効果が高いがゆえに、間違った写真を使うと、 
採用したい人の応募が激減する危険もあります。 
(一瞬でわかるような間違った写真を使っている 
お客さんの採用ページを見ると、思わず、 
「もったいねぇ」と呟いてしまいます) 

今日は掲載写真選びのポイントを2つ、ご紹介します。 


ポイント1)採用したい人と同じ属性の社員の写真を使う 

20代の男性営業職を採用したいと考えているならば、 
ゼッタイに20代の男性の営業マンの写真を使わなければなりません。 


40代の営業部長の写真を使うと、、、 
⇒35歳オーバーの男性の応募が来る可能性が高い。 

女性役員を目立つように載せたら、、、 
⇒バリキャリ志望の女性の応募が増える。 

何でもいいから応募があればいいと思っているわけではないなら、 
『採用したい人と同じ属性の社員の写真』を使ってください。 


さらに、採用で求めている人物像に近い社員がいる場合は、 
その社員をモデルにした写真を使うと良いです。 


例1)求めている人物像が23~25歳 
→モデルの年齢も20代前半が好ましい。 
20代前半は特に、「どんな人と一緒に働くか」を重視している。 
自分に近い年齢の人がいるというだけで安心感に繋がる。 


例2)容姿がいい若者 
→社内でも容姿がいい男性社員2人と女性写真1人が 
笑顔で並んでいたり、談笑していたりする姿を載せる。 
3人の顔が映るように、会議している姿などもアリ。 
 
容姿が良い社員を載せると、あまり容姿に自信のない人や 
引っ込み思案な人や根暗な人は「自分には合わなそうだな」と感じ、 
応募したくなくなる。 
自信がある若者、比較的容姿の良い若者の応募が増える。 

反対に、そこまで容姿が重要でなく 
(“いわゆるイケメン”である必要はない) 
清潔感があり、身だしなみがきっちりしている男性であればいい 
という場合は、“フツウの容姿の男性の写真”を使った方が、 
求める人の応募は増える。 


例3)誠実な若者 
→「この人は不器用かもしれないけど、絶対に悪いことはしなそうだな」 
と誰もが思う見た目の社員2~3人の“はにかみ笑顔”を写す。 
 
逆に、明るさや元気さを表現したい場合は、 
5人ほど集まって、全員カメラ目線でガッツポーズや 
ピースサインをして満面の笑みで写ると効果的。 


もしかしたら、「写真撮影は嫌がる社員も多いから頼みづらいな」 
とお思いになるかもしれませんが、大丈夫です。 

自分が会社の代表として求人に載ることで、周囲に自慢できたり、 
親へ仕事頑張っていると報告もできたりするので、 
恥ずかしがりながらも、内心喜んでいる可能性が高いです。 
あまり気にせず、モデル依頼(?)をなさってください。 



ポイント2)自社の強みと関連のある写真を使う 

もったいない会社例 
昨年、内装をフルリフォームして、オシャレな執務室にしたのに、 
マニアックな製品&設備の写真 

→オシャレな執務室は、若者を惹きつける力があります。 
採用力アップも見込んでリフォームしたのに、写真を更新しないのは 
非常にもったいないです。 

⇒玄関がオシャレ、入り口にロゴがある、待合室にオシャレな椅子、 
執務室がきれい(机の上がきれい)、個人の椅子がそこそこ高級品、 
ポップな色使い、ナチュラルウッド使用などオフィスっぽくない雰囲気、 
など、オシャレな要素があるならば、絶対に使った方が良いです。 


○老若男女問わない社員の仲の良さが魅力なら… 
⇒年代と性別に偏りが出ていない社員5人ほどで談笑している風景を写す。 
この時、できるだけ全員の笑顔を大きく撮影する。 

○仕事内容にやりがいを感じている社員が多いなら… 
⇒その一番好きな仕事をしている姿を写真におさめる。 
好きなことをしている瞬間は、目がキラキラし、表情も輝いている。 

その瞬間の顔を含め、カメラを意識させないよう(盗撮のように 笑) 
シャッターを押すのが理想。 
あまりにも真剣になりすぎで、怖い顔になっていたら、その写真は避ける。 

外回りの多い営業職の場合、屋外で撮影する。 
電話対応やパソコン業務が多いのなら、パソコンを前に置いて 
電話している風景をパソコン越しに撮るといい。 




番外編)普段から写真を撮る 

いざ、求人を出す際に困るのが、「使える写真がない」ことです。 
使える写真はないと、HPやパンフレットを新しくするときにも困ります。 

そうならないためにも、懇親会や、会議、社員旅行などの 
会社イベントの際には、必ず写真を撮ることをおすすめします。 

社員皆に、「写真を撮ってね」と声掛けするのと同時に、 
数名、『写真係』を任命(依頼)すると良いです。 

このとき、おとなしく少し人見知りの新人に『写真係』を頼むと、 
社内コミュニケーションアップという“ついで効果”も見込め、一石二鳥です。 

おとなしく人見知りの新人にとって、社内イベントで 
絡んだことのない先輩社員に話しかけ、 
積極的にコミュニケーションをとることは、 
なかなか難易度が高いことです。 

しかし、『写真係』という大義名分があれば、 
「写真撮っていいですか?」「良い笑顔ですね!」と 
当たり前のように先輩社員に話しかけるキッカケとなります。 

そして、そのように話しかけることによって、 
先輩社員から顔を覚えてもらったり、感謝されたりもします。 

…と、このようなメリットの説明もしながら、『写真係』を依頼すると、 
喜んでやってくれるハズです。 


ちなみに、私たちの会社では、飲み会やイベントの写真も 
なるべく社員全員に撮り合ってもらい、社内管理しています。 
社内サーバーにフォルダをひとつ作って「ここに入れてね」と指示しています。 

・歓送迎会の飲み会の写真 
・私服でバーベキューをしている写真 
・誕生日プレゼントを朝礼で渡している写真 
・バスケ大会会場での写真(←若くない私も映っています 笑) 
・バースデーケーキのろうそくを吹き消す写真 

など、社員同士の人間関係の良さ、雰囲気の良さを伝えるのに役立ちます。 

 

 

 

【コラム3】


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コラム執筆者
長瀬 拓実
長瀬 拓実(ナガセ タクミ)
株式会社ジェイック シニアエキスパート
社員研修ツールの開発12年。すぐ誰でも使えるシンプルなツールづくりマスター
本職はマーケター。何を伝えれば人は動くかを熟知し、気持ちよく動いてしまうようなメッセージを作ることができる。そのマーケティング能力を人材育成と採用に応用する日本の人事部では唯一の存在。
得意分野 人材採用、リーダーシップ、コミュニケーション、ロジカルシンキング・課題解決
対応エリア 全国、海外
所在地 東京都/千代田区

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