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「復職プログラム」~業務中のしおり~

【ヒューマン・タッチ レター vol.81

みなさん、こんにちは。ヒューマン・タッチの森川です。

 

「こころの健康づくり計画書」「指針」「復職プログラム」

「業務フローの作成」についてお話を進めてきました。

 

ここまで作成できれば、まずは一安心のレベルですね。

さらに積極的な取り組みを進めたいのであれば、「復職プログラム」に

包括する会社もありますが、以下の対応の実施があげられます。

 

・担当者の手引書作成

・復職判定に関する各種規定の作成

・判定基準

・判定委員会開催の仕組み

・休職中のしおりの作成

・休職中の生活リズムチェック表の作成

・復職プランの作成

・関連する各種書式の整備

・就業規則や健康管理規定などの見直し

 

「休業中のしおり」とは、休職を始める従業員に対して、

休職中の諸注意や連絡事項をまとめたものです。

記載のポイントとしては、大きく以下の点が挙げられます。

 

■休職開始から復職に至る流れ

・休職の発令後、

【復職の意志の表明→復職可能の診断書提出→産業医面談の実施→復職】

が一般的な復職までの流れかと思います。

しかし、再度の休職に至るケースも多く、現状では、

【復職の意志の表明→復職可能の診断書提出→外部心理士面談の実施

→セカンドオピニオンの実施→産業医面談の実施→復職判定委員会の開催→復職】

といった流れで復職を行う企業も増えてきています。

また、さらにリワーク施設での訓練を実施することも一般的になってきています。

・多くの休職者にとって、休職から復職の流れは一般的ではありません。

上記のようなしっかりとした対応を取る企業であれば、

復職可能の診断書が出てから実際に職場復帰を果たすまで、

1ヵ月から長くて2ヵ月ほどかかるところもあります。

・時系列の流れをしっかりと共有しておかないと、実際にあったケースですが

「復職可能の診断書が出ているのに、会社がすぐに復職させなかった。

この間に再度不調に陥ったのは会社のせいだ」

と声をあげた従業員の方も出てきてしまいます。

 

■療養中の過ごし方

・「休職」は、療養のために設けられている期間です。

通院と服薬、医師の指示に従って療養することを改めて、確認したいところです。

・療養中の定期連絡については、企業ごとにルールがあると思いますが、

少なくとも療養期間についての診断書を受領した際には、連絡が必要になります。

会社の連絡担当者を明記しておきましょう。

・療養期間から、復帰に向けて準備する期間に移行した際には何を行うか、

触れておくことも大切です。

「セルフリワーク」のような、生活リズムを整える事、通勤訓練を始める事、

体力の回復に努める事など、復帰に向けての具体的な取り組みを行うことは

大切な準備になります。

場合によっては「生活リズムチェック表」などを活用することもひとつです。

 

■休業中の手当てについて

・休職者が最も気になることのひとつが、休業中の手当です。

通常は傷病手当金が支給されますので、

会社の担当者の連絡先は明記しておきましょう。

 

■休職期間

・多くの従業員が、自分が休業できる期間を知りません。

就業規則に記載のある休職できる期間を明確に共有しましょう。

また、万が一休職期間中に私傷病が回復せず、

期間が満了した場合の対応についても必要に応じて共有したいところです。

 

■復職後の対応について

・復帰後に利用できる各種社内資源の案内や、

復帰後の復職プランの策定・検討・実行について

どのような流れで進んでいくのかを共有しておきましょう。

・復職後に、体調不良で欠勤した場合など再発が疑われるような場合、

再度休職を命じる基準があればそれについて共有しておきましょう。

また、その際休職期間の通算がなされるのかどうかも大切なポイントです。

・フォローアップとして、産業医面談やカウンセラーによる面接も実施されるのであれば、

その詳細も共有しておきましょう。

 

「休業中のしおり」は、なかなか注目されない取り組みですが、

本人と会社をつなげて、良い復職を目指すためには大切なポイントだと感じています。

取組がまだの企業はぜひ、参考にしてみてください。

  • モチベーション・組織活性化
  • 安全衛生・メンタルヘルス
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング
  • コミュニケーション

通算500社以上のコンサルティング、900件以上の復職面談、年間100件以上のセミナーをこなすメンタルヘルス対策専門コンサルタントです。

メンタルヘルス対策の仕組みづくり、個別休職復職支援、ラインケアセミナー、セルフケアセミナー、全員面談、ストレスチェック、職場環境改善、災害・自死等の危機対応など、「こころ」の視点から、「いきいき職場づくり」をトータルに支援いたします

森川 隆司(モリカワ タカシ) 株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師

森川 隆司
対応エリア 全国
所在地 船橋市

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