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女性が少ない組織で女性リーダーを育てる前にやるべきこと

大手通信会社の女性社員向けイベントに登壇させていただいた際のアンケート結果が手元に届きました。その結果は・・・

満足度100%(!)この結果を見て、心から嬉しく思いました^^


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■女性が少ない組織での女性活躍推進のサポートが増加
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

技術系の企業様で行った女性社員向けイベント
だったのですが、女性社員数が全体の1割程度という環境で、
最近の研修・セミナーご依頼の企業様を見ると、
今回同様、女性社員数が極端に少ないということが
共通点であることに気づきました。

-----------------------------------------------------
●女性が少ない会社の主な特徴
-----------------------------------------------------

会社規模にもよりますが、今回を例にとると、
大手企業様ということもあり、女性が働きやすい
制度は完璧に近いほど整っていました。

しかし、等の女性社員はというと・・・

「制度については知っているけれど、
 とても利用できる環境じゃない」

「上司がザ・昭和の人で、女は俺の3歩後ろを
 歩け的な雰囲気を出しているから、仕事がやりづらい」

「仕事を終えて定時で帰れる日も、男性上司の様子を
 伺ってタイミングを見ている毎日で疲れる・・」

こんな疲弊した声がチラホラ。

つまり、会社として女性が働きやすい環境
(時間短縮勤務や在宅勤務など)を制度として整えたので、
もう十分だろう、それ以上対応する必要がない、と
無意識に思っているのではないかと推測しています。

一方の女性社員はというと、

「制度を使える雰囲気じゃない」という状態であり、
社内では女性の数も少なく、マイノリティな存在なので、
困っていても声を上げづらい、または声を上げるのは良くない、
と女性側も無意識に思ってしまっている・・・

これが実態なのでは?と感じています。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■社内マイノリティの女性たちへ伝える内容とは
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

私が女性社員向けにイベントを行った際に、
テーマとして設定したのは以下の2点でした。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
●今の環境の中で女性がやれることがまだあるのではないか?と気づいてもらう
●どんな小さなことでもいいから行動していこう、というマインドになってもらう
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

当日の様子はというと、

「イベントに参加して、会社の中で女性と
話したことがなかったことに気づいた」

「同じ悩みを持っていた。
勇気をもらえたし、嬉しかった」

「今日の帰り、思い切って上司に
“帰ります!”って伝えてみる!」

という声を聞いて、やはり、この“本音”
引き出すことが重要だと再確認できました。

 

┏━━━━━━━━━━━━━┓
■女性が少ない会社の主な特徴
┗━━━━━━━━━━━━━┛

女性が極端に少ない企業では、男性社員向けに
女性活躍推進やダイバーシティマネジメントについて
研修を行っているところはそう多くないという
印象を持っています。

だからこそ、女性たちの仕事のやりづらさ、
進めづらさ、疲弊している実態に、男性側は
気づけないし、女性たちも言えていない側面も
あると考えられます。

冒頭でもお伝えした通り、社内で女性は
マイノリティになっているので、

「女性の感覚は特別なので言ってはいけない」

と思っている人が実際に多いと思います。

だからこそ、男性が理解できるような、
きちんとした言い方で、どう伝えるのか?
という判断を女性側で少しずつ実行していくべき
だと思っています。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■男性社員向け研修やイベントも同時進行で
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

男性向けへの研修やイベントの開催、
また書籍で学ぶことも重要です。

最終的には、本を読んだとしても、
数日研修したとしても、体感として
腹落ちしないことには意味がありません。

「自分はできている」という感覚を
持ったままでは何も変わりませんし、
頭で理解できても行動に移せない、
という非常に勿体無い状態になってしまいます。

そんな時に生きてくるのが、
女性社員の本音や感じていることを、
ニュートラルに発信し続けていくことです。

男性側が、「男性目線のマネジメントだった!」
と気づくためには、実際に女性部下から
言われないとわからないものです。

こればかりは、いくら本を読んだとしても、
リアルに経験しないと気づきづらいと思います。

女性側が発信することで周囲へ気づきを促し、
男性上司も女性部下への理解を深めていく・・・

このような双方の歩み寄りが生まれれば、
真の意味で働きやすい環境へと前進していくでしょう。


┏━━━━━━━━━━━┓
■少しずつ、繰り返すこと
┗━━━━━━━━━━━┛

女性が極端に少ない企業において、男女双方の
考え方や意識がそう一気に変化するものでは
ないと思っています。

だからこそ、人事担当者は啓蒙活動を
少しずつ、何度も繰り返していくことが
重要だと考えています。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • リーダーシップ
  • マネジメント

◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。

細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

細木聡子
対応エリア 全国
所在地 千代田区

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