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「選択的」週休3日制がチームを強くする

最近「週休3日制」が話題になっている。

出勤減へ「週休3日」の損得 コロナ下で導入拡大機運
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE17C2H0X10C21A2000000/

自民党の一億総活躍推進本部は、子育てや介護との両立、大学院での学びや副業の推進といった背景から、週休3日の働き方を選択できる制度について政策提言をめざし、4月半ばをめどに中間報告をまとめるとしている。

みずほフィナンシャルグループを始めとする大手企業でも導入が始まっている「週休3日制」だが、一方で、給与面や評価への影響など、懸念の声も聞かれる。

今回は「週休3日制」など、「働く時間を減らす」という選択肢について、自社の例も踏まえて、思うことを書いてみたい。

 

週休3日、4日、5日でも

ぼくの所属するサイボウズには「働き方宣言」という制度がある。

これは、1人ひとりが自分の希望する働き方をチームに宣言し、チームと合意することができれば、(法令の範囲内に限るが)基本的にどんな働き方をしてもかまわない、という制度だ。

そのため、働く時間帯や1日の所定労働時間はもちろん、1週間に働く日数についても色んなひとがいる。当然、その中には無期雇用でも、週休3日や週休4日、そして週休5日のひとだっている。

働き方の変更は月に1回申請することができ、月末までにチーム内で働き方の承認が下りれば、翌月の11日から希望する働き方で働くことができる(後述するとおり、働き方の変更は給与等その他条件変更とセットとなるケースが多いため、給与計算のサイクルに合わせたスケジュールになっている)。

さて、ここで気になるのは「働き方」を変える際、その他の条件がどのように変わってくるか、という部分だ。

先述したとおり、「週休3日制」の導入によって、給与が減ってしまったり、今後の評価に響くことで昇進が遅れ、希望する業務にチャレンジできなくなったりという弊害が起きるのでは、といった声もあった。

ここからは、サイボウズで働き方を変更する際、その他の条件にどのような影響があるのかを見ていきたい。

 

3つの条件を「個別」に合意する

現在、サイボウズでは「働き方」「業務内容(役割分担)」「給与」の3つを「条件」と呼び、このどれかが変わる際は、すべてセットでコミュニケーションするというルールになっている。

たとえば、これまで「週5日間、1日8時間勤務」で働いていたメンバーが、「週4日勤務(週休3日)、1日8時間勤務」に変更を希望したとする。

これは「働き方」の変更にあたるので、まずは「業務内容(役割分担)」について、チーム内(主に人材マネジャーとメンバー間)でコミュニケーションをとることになる。

業務の性質によっては、〇曜日の〇時から〇時まで労務提供してもらうこと自体に意味があるものもあれば、ある一定の量的コミットメントがないと成立しない業務も存在する。

逆に、時間的なコミットが減っても、その役割を問題なく遂行できるのであれば、そのまま同じ業務を継続できる場合もあるだろう。

そういった業務の性質を個別に勘案しながら、その働き方でどんな役割分担ができるのかを都度話しあう。

また、これとセットで行わなければならないのが「給与」に関するコミュニケーションである。

現状、サイボウズの給与評価制度の基本的な考え方は、「本人の希望額(供給側)」と「チーム側からのオファー額(需要側)」をすり合わせるというものだ。

「給与」を決定する際は、本人がその「働き方」「業務内容(役割分担)」で幾ら貰いたいかを(もちろん、なぜその金額が妥当だと思うのかと言う理由もセットで)確認しつつ、チームのマネジャーはオファー額を提示する。

チーム側からオファー額を提示する際は、社内需給や会社の財務状況、社外的な給与相場など、さまざまな要素が考慮されるが、その中でも「チームからみた貢献度」というのは1つの大きな要素になる。

たとえば「働き方」を変えることで、業務に対応できる時間帯がずれたり、業務量そのものが減ることによって「貢献度」が下がるのであれば、必然的に給与にも影響が出ることになる。

「業務内容(役割分担)」に関しても同じく、役割が変わることで貢献度が下がったり、また、業務の種類によっては「社外的な給与相場」が変わったりすることもある。そういった諸条件をすべて加味したうえで、「給与」条件を合意していく。

「働き方」「業務内容」「給与」。

この3つの「条件」について、個人とチーム双方の希望がバランスよくマッチングできるよう、状況が変化する都度、個別にコミュニケーションをとっていく、というのが現時点でのサイボウズのスタイルになっている。

 

「選択肢」がチームを強くする

個人的に「週休3日制」が、選択肢の1つとして多くの企業に広がっていくことは好ましいことだと思う。

もちろん、これまでどおり週5日働きたい人はそうすればよいし、選びたい人が選べればそれでいい。

週休3日制を選択する理由についても、副業によるスキルアップや育児、介護などを例に挙げることが多いが、別に、単に週3日は休みたいから、という理由でも構わないと思う。

大事なのは、1人ひとりが希望する働き方が違うことを認識し、チームと個人双方にとってベストな条件を模索していくことであり、またそのために、1つひとつのケースに可能な限り個別に向き合っていくことだ。

たまに「サイボウズは社員に優しいカイシャですね」と言われることがあるが、個人的にはそんなことはないと思っている。

社員に優しくするために多様な働き方を認めているわけではなく、1つひとつ個別の事例に向き合い、「しくみ」のせいで、チームと個人にとって最適なマッチングが阻害されている部分があれば、それを1つひとつ合理的に改善している、という感覚がしっくりくる。

とある事情で「週5日」から「週4日」に働き方を変えたい人がいた時に、週4日勤務でも、チームとしてその人に任せたい仕事があり、個人としてもその仕事をやりたいと思っているのに、カイシャが一律「無期雇用社員は必ず週5日働かないとダメです」と決めているせいで、その人がチームを離れなければならないなら、これは「しくみ」による不合理だ。

なぜその「しくみ」になっているのか、その「しくみ」が過去に作られたものだとすれば、現代のテクノロジーや考え方の転換でアップデートすることはできないか、1つずつ、地に足をつけて考え続けることが大切だ。

そして、組織として「しくみ」をアップデートし、「選択肢を増やしていく」ことは、チーム全体の強さにもつながっていくとぼくは思っている。

カイシャに多様な選択肢を増やすということは、多様な個人がそのカイシャを選べるようになる、ということだ。つまり、今までは力を借りることができなかった人たちに協力してもらえるようになるということだ。

サイボウズというチームにも、まだまだ「しくみ」のせいで受け入れられていない人が沢山いると思う。よって、改善しなければならないことも山のようにある。

もちろん、1つひとつの事例と向き合って、それをオープンに議論していくのには手間と時間がかかる。でも議論の仕方だって、技術の進化とともにアップデートすることで、まだまだ効率化できる余地がありそうだ。

1人ひとりの個性豊かな人間から目を背けないで、思いこみを捨て、泥臭く議論を重ねていくこと。この積み重ねの先にこそ、1人ひとりが幸せに生きられる社会が待っていると、ぼくは強く信じている。

(執筆:サイボウズ人事本部人事労務部 兼 チームワーク総研アドバイザー 高木一史)
※本コラムはアドバイザー高木が、日経COMEMOにて連載している記事を転載したものです。
https://comemo.nikkei.com/n/na1cf90615cf6

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