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上司の関わり方が部下のストレスの感じ方に与える影響とは

「ストレスに打たれ弱い若手社員が増えている」という企業の課題意識は、
かなり以前から言われていることですが、
近年、休職や離職による人員不足、あるいはハラスメントのリスクを恐れて、
上司側が気を遣うケースが増えているように感じられます。

「ストレスに打たれ弱い若手社員が増えている」という企業の課題意識は、
かなり以前から言われていることですが、
近年、休職や離職による人員不足、あるいはハラスメントのリスクを恐れて、
上司側が気を遣うケースが増えているように感じられます。

その結果、一部の社員に業務が偏ったり、
上司自身が仕事を抱え込んでしまったりしていないでしょうか。


一見ストレスに弱いように見える部下も、実は上司の関わり方に原因があるかもしれません。
なぜなら、ストレスの感じ方は、個人が元々持っている性格特性だけでなく、
その人を取り巻く環境や、そこで得た経験によっても変化するからです。

そのため、上司が関わり方を工夫することによって、
部下の「できる/できない」、「ストレスに感じる/感じない」は、大きく変わります。

例えば、上司が部下に仕事を依頼するとき、
「その仕事を部下がどう捉えるか」を方向性づけるポイントは2つあります。

1つ目は、「その仕事を受けることが、自分にどのような影響を与えると感じるか」ということです。
その仕事をするのが当然のこと、あるいはポジティブなこととして受け止められれば、
心理的ストレスとはなりにくい一方、自分にネガティブな影響を及ぼす可能性があると感じると、ストレス原因となります。
具体的には、その仕事を受けても上司に適切に評価されない、
あるいは失敗が認められない職場風土である、と部下が感じている場合などが想定されます。

2つ目は、「その仕事に対処できると考えるか」ということです。
部下自身のスキルや経験が不足している場合、高すぎる負荷を与えると、
「自分にはできない」「どうやって対処したら良いか分からない」とネガティブに捉えられがちです。
加えて、上司や同僚のサポートが得にくい、職場にノウハウがない、など職場環境に課題を感じている場合にも、
対処可能性は低く見積もられやすくなります。


このように仕事(ストレス原因)をネガティブなもの、対処が難しいものと捉えると、ストレスがかかった状態となり、
高ストレス状態が続くと、心身のストレス反応につながり、疾病リスクが高まります。
また、部下が積極的に新しいことに挑戦しない、相談行動が減って問題への対応が遅れる、といった
組織運営上の問題が起こりやすくなります。

そのため、部下の適切なストレス対処を促すには、
依頼した仕事(ストレス原因)を部下がどのように受け止め、対処しようとしているかを確認することが大切です。


上司の依頼の仕方によっては、
1つ目の「自分にどのような影響を与えると感じるか」という点においては、
「大変そうだけれど、挑戦してみよう」という前向きな姿勢を引き出すことができます。
また、2つ目の「対処できると考えるか」という点では、課題解決に向けた積極的な行動を促進することができます。

注意しなければならないのは、上司の関わり方によっては、
部下のストレスの感じ方は、ネガティブな方向に強化されてしまうという点です。

「ストレスの感じ方は人によって異なる」という前提で、部下がストレスと感じている背景を確認し、
その対処をサポートすることで、部下のストレスに立ち向かう力を強化していくことができるでしょう。


(コラボレーター  棚岡 晴香 )

  • 安全衛生・メンタルヘルス
  • その他

公認心理師/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント
【専門領域】産業精神保健、復職支援、ストレスマネジメント

人材派遣会社にて派遣スタッフの教育・コーディネート、支店の管理運営、採用など幅広く担当。その後、EAP会社にて新規顧客開拓、既存顧客へのサポートに従事。現職では、従業員へのカウンセリングや研修講師、企業メンタルヘルス体制構築に携わる。 

棚岡 晴香(タナオカ ハルカ) コラボレーター

棚岡 晴香
対応エリア 東海(愛知県)
所在地 渋谷区

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