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シリーズ:巻き込み力 第9回『意思決定』

今回から新星堂を舞台とした巻き込み力の新展開です。

おもちゃ館を巻き込んだ取組みから5年が経ち、星君もいまや関東営業所営業2課の課長に昇進しています。(現在は、入社13年目、課長には昨年昇進。)星君達の頑張りで、新星堂も順調に成長を遂げ、従業員も500人から800人へと拡大しています。企業の成長と共に自らも成長している星君ですが、課長と言う立場になってまた新たな課題に直面します。星君は、どのような行動をとり、課題に対応していくべきでしょうか?皆さんも、星君の立場になって「どのような行動をとるべきか」一緒に考えていって下さいね。


「巻き込み」の大前提:意思決定

年末も近くなった12月初旬、星は新星堂の先輩の花形から一通のメールをもらった。花形は、星の10年先輩で、星が営業に最初に配属された時の課長だった。星は、花形に営業の「いろは」だけでなく、ビジネスマンとしての心構えからビジネスに取り組む姿勢まで教えてもらい、言わばビジネスの恩師として花形を尊敬していた。花形は、昨年4月に新星堂の子会社であるスターロジスティクスに取締役経営企画部部長として出向していた。その花形が、星に「久しぶりに食事でもいないか?」と言うメールを送ってきたのである。星は、喜んで花形と食事をすることにした。

花形:「よぉ、星、久しぶりだな。元気にやっているか?」

星:「花形さん、ご無沙汰してすいません。私も、営業2課の課長になり、なんとか課員をまとめながらやっています。入社時に、花形さんに教わった事を思い出しながら、少しでも花形さんに近づけるように頑張っています。」

花形:「おい、おい、そんなに持ち上げるなよ。藤堂から聞いているけど、今の新星堂のHPの企画には、お前も関わってかなり貢献したそうじゃないか。マスコミにも上手く取り上げてもらえて、会員数も順調に増えてるようだし、よくやったな。」

星:「いやぁ、私なんかちょっとお手伝いしただけですよ。でも、あの時の取り組みで『おもちゃ館』さんとのビジネスも広がり、インターネットと売り場の面白い連動企画も作ることができ、本当に良かったと思っています。」

花形:「そうは言っても、色々あったんだろ?俺はインターネットの事とかあまり知らないから、教えてくれよ。どんな風に取り組んだの?」

星:「花形さんに教えるだなんて。照れくさいですが・・・」

星は、花形が久しぶりに自分に会いたいと言ってくれた事が嬉しく、話の流れからインターネットの事などを聞きたかったのだと思い、事の発端から取り組んできた内容まで具体的に話をした。その話の中では、新星堂のマーケティング部やシステム部の話、取り組みに関わった個人の事など話は多岐に渡った。花形も、過去に自身が取り組んだことの裏話なども織り交ぜ、二人はとても楽しい一時を過ごした。お腹もそろそろ一杯になってきたころ、花形が星に切り出した。

花形:「星、ところでお前は今後どんな事をやって行こうと思ってるの?」

星:「そうですねぇ、課長としてはまだまだヒヨッコですから、来期はちょっと課の目標をこれまでより少し高い所に置いて、課員をまとめて全体で取り組めるような組織を作りたいと思っています。」

花形:「そうか。それも大事だよな。でも、そろそろ営業だけでなく、他の部署や全体を見る力を養う時期じゃないか?」

星:「そう言われると、そうかも知れませんが、私なんかまだまだ。一つの課ですら、とてもまとめきれないくらいですから。」

花形:「ま、そう謙遜するなよ。今、俺の方ではスターロジの来期の取り組みを考えているんだよ。スターロジが、所謂『脱新星堂』を掲げているのは知っているだろ。新星堂依存体質からの脱却なんて言葉ばかり出ているけど、中味は全然そうなっていない。そこを、変えていこうと思っているんだよね。」

星:「さすが、花形さん。スターロジも、設立してもう5年になりますけど、設立当初掲げた目標がなかなか達成できないと聞いています。でも、花形さんが本腰を入れて取り組めば、きっと上手く行きますね。」

花形:「いや、そんなに簡単じゃないと思うけど・・・星は、こういう話興味ないか?」

星:「えっ・・・と、言いますと?」

花形:「俺も本腰を入れて取り組むとなると、やはり同じ思いでしっかり取り組んでくれる仲間が必要なんだよな。どうだ、星。俺と一緒にスターロジの改革に取り組まないか?スターロジは、規模は小さいが、その分会社全体を見る事ができる。星の年齢でこういう体験をしておくと、後々の星のキャリアにもすごく意味があるぞ。」

星:「お誘い、ありがとうございます。花形さんから、直接お誘いをうけるなんて、とても嬉しいですが・・・それは、出向になるんですよねぇ?」

花形:「そうだな。俺の右腕として、来期の経営企画部次長になってもらえると嬉しいな。今、改革に取り組んでいる他のメンバーの柱になってもらえないだろうか?星なら、きっと出来ると思うんだが。」

星:「いやぁ、急な話で驚きました。本当に光栄に思いますし、取り組み自体にも興味はあります。少し考える時間をもらっても良いですか?」

花形:「もちろんだよ。でも、1月には来期の新体制を決めたいと思っているから、年末、遅くとも年初には返事が欲しいな。」

星:「分かりました。家族とも相談し、良く考えてみます。」

花形:「星、期待しているからな。是非、前向きに考えてくれ。」

二人は、このような話をしてこの日は別れた。星が出向を打診されたスターロジスティクスは、新星堂が5年前に設立した物流の子会社で、従業員は約80名、約半数が新星堂からの出向である。新星堂の規模拡大に伴い、組織の肥大化による非効率を回避するために、物流機能を切り離す形で設立された。

ビジネスのスコープとしては、新星堂の物流を担う事はもちろんだが、独立した一企業となるために他社の物流アウトソーシングも視野に入れている。しかしながら、実際のところビジネスの9割が新星堂の仕事である。

スターロジは、名目としては上記のような目的を持って設立されたが、本社スリム化(リストラ)的な意味合いもあったので、報酬体系は本社に比べると少し低くなっている。子会社化時点で、物流担当だった部署をそのまま切り出したことと、給与の低下もあって、社員の多くは、「何でオレだけが」、「話が違う」と言った感情も持っている。社長(現在は3代目)は、代々本社を退任した役員の一人が天下り的に就任しており、「脱新星堂」をスローガンに掲げつつも、現実的には新星堂依存の状態を抜けきれずに、次にバトンタッチという状況である。

そのような状況で、花形はスターロジの改革を任されて出向したのだが、改革実行後は本社にそれなりのポストで戻ると目されていた。(所謂、往復切符を持った出向)そのような環境下で、花形は出向組の中堅・若手社員、転籍組の中でも意識が高いメンバーと一緒に、スターロジを何とか物流会社として自立できる方向に進ませられないかといろいろと取り組み中であった。

上記のような情報は、新星堂社内でも聞こえてきており、星ももちろん知っていた。星は、スターロジに転籍すべきかどうか、考え始めた。大きな会社の一部署ではなく、会社全体を見て企画・実行が出来る事には魅力を感じた。また、尊敬する先輩である花形から直接誘いを受け、一緒に仕事が出来ることも魅力である。しかし、実際どこまでできるか、また将来の自分の立場に関して不安も覚えた。星は、どう決断すべきだろうか?

いかがですか?シリーズ「巻き込み力」の新展開。今回のケースで皆さんにも考えていただきたいのは、「巻き込み」の大前提である「意思決定」に関してです。自分が何かの活動で周囲を巻き込んで取り組むと言う事は、そもそもその活動の目的をどう理解し、どうコミットするかが非常に重要だと思います。そこがしっかりしていないと、活動を行っていく「軸」がないものになってしまうからです。組織の目的、個人の目的、色々と考えないといけない事がありますね。

皆さんが星君だったら、どのような意思決定を行いますか?そもそも、意思決定を行うために、どのような事を考えますか?あるいは、どのような行動をとりますか?

※本内容は、井上浩二のブログ「現在(いま)を考える」において、過去掲載された『シリーズ:巻き込み力』 より転載してお送りさせて頂いております。(参考: http://blog.livedoor.jp/kt_koji/)


≪「巻き込み力」プログラムの概要はシンスターのページからダウンロードしていただけます。≫

  • 経営戦略・経営管理
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  • 人事考課・目標管理
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  • マネジメント
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング
  • コミュニケーション
  • プレゼンテーション
  • ロジカルシンキング・課題解決
  • 営業・接客・CS
  • 財務・税務・資産管理
  • 情報システム・IT関連

経営幹部育成研修のプロフェッショナル。コンサルの実務経験に基づいた自社課題解決型研修で、業界を問わず数多くの企業から指名を受ける名物講師。

アンダーセンコンサルティングで、米国、国内で戦略立案/業務改善プロジェクトに参画し、1994年にケーティーコンサルティング、2009年にシンスターを設立。会社設立後は、コンサルティング、外部監査役、MBAスクール・企業研修の講師も務める。

井上 浩二(イノウエ コウジ) CEO

井上 浩二
対応エリア 全国
所在地 渋谷区

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