日本企業が国際比較で低水準と言われているものに「生産性」と「エンゲージメント」の2つがあります。　

　このうち、エンゲージメントは、組織や仕事に対する社員の自主的貢献意欲（熱意度）と呼ばれ、近年、注目を集めるようになりました。これに対して、社員満足の向上が顧客満足につながり、ひいては業績の向上を通じて企業価値の向上に貢献すると理解している企業では、ES（社員満足度）の重要性も同様に重視しています。併せて、最近では、HRテックの進展とともに、人事のためのデータサイエンスが志向され、「ピープル・アナリティクス」の領域でも具体的な統計データを駆使して、職場の状態を科学するという方向性が模索されるようになりました。

　本セミナーでは、このような組織診断の昨今のトレンドを俯瞰し、ESの向上こそが最強の経営戦略との立ち位置から、ES調査の具体的な実施手順と調査結果を踏まえた経営・組織・人事課題の解決策の実施について、担当講師がこれまでの豊富な調査実務とコンサルティング経験をベースに具体的に解説します。この機会に、多数の皆様のご参加をお勧めいたします。