太陽生命保険は、2014年の制度改定で、職能資格制度を維持しつつ、成果主義要素の強い人事制度に舵を切り、処遇・評価等をそのままに定年年齢を60歳から65歳に延長しました。65歳定年制度に関しては、人件費を確保するために、採用数を減少させる等の対応を行うことなく、制度移行を実現しました。
個々人が高いモチベーションで働くことが、生産性や収益の向上につながると考えており、会社にとってもメリットが大きいと判断し、業界内でも先駆けた取り組みが特徴です。
本講座では、人事制度の改定をはじめ、65歳定年延長について講演いただきます。ぜひご参加ください。

＜主な内容＞

Ⅰ　人事制度改定の背景 
　　1．公的年金制度や高齢者雇用に関する行政からの要請
　　2．太陽の元気プロジェクト

　　　（経営トップのリーダーシップ／65歳定年制度は、従業員を元気にする取り組みの一つ） 

Ⅱ　人事制度改定の具体的内容 
　　1．処遇制度（人事評価制度／職能資格と職務給／成果給／職位手当）
　　2．賞与
　　3．退職金・退職年金 

Ⅲ　65歳までの定年延長 
　　1．65歳定年制度の概要

　　　　（処遇制度／役職定年の廃止／人事運用［昇格・降格、昇進・降職等］）
　　2．最長70歳までの継続雇用制度（職務内容／採用基準と更新基準）
　　3．制度移行（対象者の選定／退職金、退職年金の取り扱い）
　　4．今後の課題と展望