新入社員から若手社員をOJTトレーナーとするまでの育成体系を
一貫した方針に基づいて描けているでしょうか。
早期戦力化に焦り、業務知識の詰め込み指導やぶっつけ本番の現場配属に
なっていないでしょうか。

今回の人事志塾は、いまどき新人と若手OJTトレーナーが
「共に成長し共に成果を出す」という関係で職場に活力旋風を巻き起こす
若手社員の育成デザインを一緒に考える研究会です。

5社10名限定で、参加者の皆様同士の深いディスカッションと
リ・カレントの若手社員の生の声もはさみながら、
これからのあるべき若手育成体系を考えます。

新入社員と若手OJTトレーナーの力が最大限に発揮されることで
組織に新しい風を起こし、変革に取り組もうとされる熱い想いを
お持ちの人事ご担当者の皆様のご参加をお待ちしています！

─ プログラム ────────────────────────────

◆━【情報交換・共有 ～新入社員～】
・自社のいまどき新入社員の特徴
・いまどき新入社員傾向～５つのメンタリティ～
・新入社員が身につけるべき「3つのスタンスとGPDCFA」

◆━【情報交換・共有 ～OJTトレーナー～】
・自社のOJTトレーニングの現状
・いまどきOJTトレーニングの特徴・課題
・若手OJTトレーナーが身につけるべき「3つのスタンスとGPDCFA」

◆━【若手社員育成デザイン】
・各社若手社員育成の現状共有
・各社若手社員育成デザインの作成＆共有

────────────────内容は変更になることがございます───

 

★新入社員×若手OJTトレーナーのタッグだからこそできる「共育関係」

複雑化する顧客ニーズや多様化する市場…まさに変化が多く不確定の時代であり
そこでの仕事も不定型業務が主流となってきています。
そしてかつてのようにOJTトレーナーが新人教育に時間を割くことが難しくなり
自分のプレーヤー業務をしつつ新人指導もする、という状態が常になっています。

それに加えて「若手社員の早期戦力化」を図ったOJTトレーナーの若年化。
プレーヤーとして一人前になる前に、彼らはトレーナーとして
新人の育成係になるのです。かつてのようなベテラン社員がOJTをすることは
少なくなってきているのではないでしょうか。

そんな労働環境の変化やトレーナーの若年化に合わせて、
新入社員とそれに関わる若手社員の育成のあり方は変えていかなくてはなりません。

若手社員のOJTトレーナー起用は、リーダーになることを見据えた
部下育成を通しての自己成長という大きな効果が期待できます。

新入社員にとってもかつてのようなベテラン社員ではなく、
年齢の近い若手OJTトレーナーと一緒に仕事を進めていくことで
より主体的に仕事に取り組むことが出来ます。

新入社員×若手OJTトレーナーというフレッシュなタッグだからこそ
互いの良好な関係による相乗効果が生まれ、共に成長する「共育」が
期待できます。

働き方、組織のあり方が複雑化している中で
新しい共育関係、育成体系を考えてみることが
これからの組織を活性化させるための第一歩です。

 

★いまどき新入社員傾向～5つのメンタリティ～

年々変化する新入社員の特徴を理解することで、
彼らにあった育成アプローチを企画できるよう、わかりやすくキーワード化してまとめたものが
「いまどき新人の5つのメンタリティと10の成長力」です。

------------------------
1.「で、いいや」メンタリティ
⇒「言われた以上のことはやれ（り）ません。そこそこで満足です。」

2.「正解を検索」メンタリティ
⇒「“正解”はどこかに探すもの。仕事にも“正解”ありますよね？」

3.「クローズドマインド」メンタリティ
⇒「ポーカーフェイスが得意です。異なる価値観の人は苦手だな…」

4.「貢献あこがれ」メンタリティ
⇒「（どこか遠くの)社会貢献を(いつか)したいです！」

5.「勝手にプレッシャー」メンタリティ
⇒「できない・わからない、なんて評価が怖くて言えません！」
------------------------

 

★いまどき新人を自走させる 新人×OJT×職場の「共育型育成デザイン」

5つのメンタリティによる”指示待ち”いまどき新人を自走させるためには
彼らのマインドセットに加え、与える影響の大きいOJTトレーナーの関わり方に
一貫性を持たせることが効果的です。
今回は両者が身につけるべき「3つのスタンスとGPDCFA」を紹介します。

┏──────────────────────────
│ 【新入社員スタンス】
│ １．経験学習サイクルで成長力を高める
│ ２．仕事とは自分の意思で作り出すもの
│ ３．仕事とは相手へギフトを届けること
┗──────────────────────────
×
┏──────────────────────────
│ 【若手OJTスタンス】
│ １．対新人：新人と一緒に仕事を楽しむ、語る
│ ２．対職場：新人と職場を接続するHUBになる
│ ３．対自分：未熟な自分を認め自己成長をする
┗──────────────────────────
×
┏────────────────────────────────────────
│【GPDCFA】
│ 【新入社員】 【若手OJT】
│仕事を取りに行く Get・Goal 自走させるための育成計画を立てる
│仕事を組み立てる Plan 成功＆失敗の業務と役割をデザインする
│何よりもやってみる Do   タスクを役割分担する
│上司を巻き込む報連相 Check 進捗のための報連相をする
│フィードバックを糧にする Feedback 3つのスタンスに基づきフィードバックする
│＋１％の挑戦 Action   次の挑戦を組み込む
┗────────────────────────────────────────

新入社員と若手OJTトレーナーが「共に成長し、共に成果を出すタッグ」になり
組織に旋風を巻き起こす変革の施策として、育成デザインを描いてみませんか。