時間年休の切り崩し単位について
弊社では、時間年休と半休を導入しており、
「残日数」に対する考え方が2種類あります。
例えば残日数40日から2hを消化した際
=====
40日-2h = 「39日と6h」でもあり「39.5日と2h」
※日数の切り崩し単位が「1日」単位ではなく
「0.5日」であると考えれば簡単かもしれません。
=====
半日有休申請があった際、時間単位有休として
消化させたいのですが、
現在使っているシステムだと半日有休申請されたものは
日数から消化(切り崩し)されてしまいます。
切り崩し単位については特に決まりはなかったかと思いますが、
この点についての法解釈はどうなっていますか?
時間取得の際は、必ず1日単位で切り崩さなければならないことが説明できれば
ユーザー側にこれからの運用の変更を伝えることは可能かと思っています。
投稿日:2018/11/26 09:54 ID:QA-0080649
- しろいくもさん
- 東京都/情報処理・ソフトウェア(企業規模 5001~10000人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、終日年休と時間単位年休については法令に基づく措置ですが、半日年休につきましては会社が任意に定めて運用する制度になります。
従いまして、例えば残日数40日から2hを消化した際の措置ですと、原則として法令に基づく措置の方が優先適用されることから、40日-2h = 「39日と6h」というのが適切な切り崩し方になるものといえます。
つまり半日年休はあくまでオプションに過ぎませんので、時間単位の年休を取得したにもかかわらず半休単位の残年休分が発生するようなやり方は避けるべきです。
投稿日:2018/11/29 18:01 ID:QA-0080728
相談者より
ご回答ありがとうございます。
優先適用ということは、運用上に法的な問題はないが推奨はされない、ということでしょうか。
投稿日:2018/12/04 17:44 ID:QA-0080832大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
再度お答えいたします
ご返事下さいまして感謝しております。
「優先適用ということは、運用上に法的な問題はないが推奨はされない、ということでしょうか。」
― 優先適用ですので、法的問題がないとは言い切れませんし、時間単位年休を差し引く形で計算するのが妥当であるという考え方です。時間単位で消化されているものを敢えて半休単位を含めて示されるのは明らかに不自然ですし、そうした必要性はないものといえます。但し、半休自体に法的定めが無い事からも当方での解釈の域を出るものではない旨ご了承下さい。
投稿日:2018/12/04 20:41 ID:QA-0080839
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