従業員から取締役へ就任した者の賃金と役員報酬について

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、従業員給与と役員報酬は全く性質の異なるものですので、当然ながら明確に区別される必要がございます。

従いまして、ご文面通り各々個別に支給される事が求められます。

投稿日：2018/11/01 09:26　ID：QA-0080132

相談者より

御回答ありがとうございました。
原則的考え方を基礎に、相談時以降、よりよい運用方法はないか時間をかけて検討してきました。労務と税務と経済的合理性のあらゆる側面を勘案し、役員規程に以下の内容を規定することで、従業員給与と役員報酬の切り分けと明確化を図ろうと考えています。

---条文例---
（社員が役員に選任された場合の報酬）
第●条
社員が役員に選任された場合の報酬については、次の通りに区分して支給する。
（1）役員に選任された日が属する月の末日までは社員給与を支給し、役員に選任された日が属する月の翌月から役員報酬を支給する。
（2）条文省略
---以上---
※役員に選任された日：株主総会決議日と当該規程内で別途定義します。

大変恐れ入りますが、上記について不備や懸念点と見受けられましたら御指摘を頂きたい次第です。

宜しくお願い致します。

投稿日：2019/01/31 12:42　ID：QA-0082036大変参考になった

身分

一般従業員と取締役は労働者と経営者という全く別の立場ですので、明確に両者は分離しなければなりません。ご提示のように明確化されていれば良いでしょう。
役員就任時に従業員として退職となる企業も多くあります。

投稿日：2018/11/01 11:56　ID：QA-0080137