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移転を要望する従業員に対して出来ること

お世話になります。

標記の件について相談させていただきます。

弊社は全国にいくつか事業所がありまして、数ヶ月前に
とある都市の事業所を移転いたしました。

しかしここで勤務をする従業員(Aとします)から、
「タバコ臭くて勤務できない」と苦情が出ました。
(ここで勤務をするのはA1名だけです)

Aはもともと喘息があるらしく、大変な嫌煙家です。

このビルは古く、前にいたテナントがタバコを吸っていたのか、
部屋自体にタバコの匂いが染み付いているらしいのです。
(当社自体は禁煙です)

換気しようにも、同フロアにある別テナントの従業員が非常階段等で
喫煙しており、窓を開けるとその煙が部屋に流れ込んでくる等で、
窓もドアも開けられない、という状態で八方塞がりなようです。

こちらもルームクリーニングや消臭について色々調べましたが、
根本的にタバコの匂いを消すことは出来ない、出来たとしても
天井から壁から全て取り替える等の大規模なリフォームでないと
難しいと分かり(それでも消臭効果があるかは不明)、断念しました。

Aからは、「早急に会社を別のビルに移転するべき」という意見が
出ておりますが、移転したばかりなのでこれは難しいです。
(関係者への移転通知も既に完了しています)

会社からは
・事務所にいなくても就業が出来る環境を用意する
(PCと会社のネットワークに接続できる環境)
※そもそもAの業務はほぼ外で行う業務のため、あまり事務所にいる必要は無い

・それでも難しいなら人事異動で本社転勤にする(本社は完全禁煙です)

などの案を出しました。

しかしAは「それでは会社として無責任だ。早急に移転しろ」と言っております。

会社には安全配慮義務があることも理解しておりますし、
ビルの管理会社にも申し入れはしております。

ただ、会社の責任として、ビルを移転するまでの配慮は本当に必要なのでしょうか?

本人の体調を考慮して、上記の通り、個別にPCやネットワークを用意したり、
本社への異動も検討しておりますが、それだけでは配慮不足なのでしょうか。

よろしくお願い申し上げます。

投稿日:2016/07/21 14:43 ID:QA-0066850

しんまい人事さん
東京都/通信(企業規模 51~100人)

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答3

プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、文面内容から非常にレアな事案といえますので、会社事情や当人の体質・性向等詳細事情を知りえない当方で確答を差し上げる事は困難である事をご了承下さい。

その上で申し上げますと、「タバコ」の臭い自体が果たしてどの程度のものであるのか、また健康に影響があるものなのか等客観的な状況を精査される必要があるといえます。

仮に、一般の非喫煙者の方であれば我慢できる程度のものであり、かつ健康への影響もないという事であれば、当人の特異体質が原因といえますので、その為に改めて移転する義務まではないものと思われます。会社としましても、職場環境を改善する努力はされていますので、それ以上に当人の希望に応じる必要性まではないと考えてよいでしょう。

そうではなく、非喫煙者であれば大半の方が気になるような臭いであれば、会社としましても更なる改善努力をされるべきと考えます。完全に消し去る事は出来なくとも、消臭剤等何らかの対応で様子を見られる事が少なくとも必要といえるでしょう。そもそもそのような劣悪な場所を移転先に選んだ事自体に瑕疵があったものといえますので、最終的には移転も含めた措置も検討されるのが妥当といえます。

可能性としましては、前者の方が大きいのではと思われますし、そうであれば社員の過度の要求に応じる事は今後に禍根を残しかねませんので、状況をきちんと把握された上で冷静に対応されることが重要です。

投稿日:2016/07/21 21:44 ID:QA-0066858

相談者より

ご回答いただきましてありがとうございます。

まず、私が本社勤務なのでその事務所を見たことがなく、どういう物件かは把握しておりません。

下見に行った人物に確認したところ、「下見の時点では臭いは全然気にならなかった」とのことでした。

いただいたご回答を元に社内で十分に検討し、最適な回答を出したいと思います。

投稿日:2016/07/22 13:50 ID:QA-0066873大変参考になった

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プロフェッショナルからの回答

増沢 隆太
増沢 隆太
株式会社RMロンドンパートナーズ 人事・経営コンサルタント

安全配慮義務

会社には従業員が職務遂行する上での安全配慮義務がありますが、本件は情報を整理する必要があると思います。
まず第一にその事業所に移転したのは「数ヵ月前」とのことですが、数ヵ月間は大丈夫だったのでしょうか?
移転時に物件(事務所)の内見などをしていると思いますが、その際に明らかに耐えがたいほどのタバコ臭は誰も気付かなかったのでしょうか?
さらにタバコと喘息の因果関係はありそうですが、タバコ臭と喘息に因果関係はあるのでしょうか?医学的関係あるかどうか産業医や専門家の所見が必要でしょう。
以上を確認した上で、会社側に明らかな手落ちであるなら、事業所移転は通常は現実的とは考えにくいので、異動で対処するのが現実的だと思います。

しかし耐え難いほどのタバコ臭のある事務所を賃貸に出す、またそれを借りるというのはよほどのことですので、客観的に耐え難いものかどうかはきちんと検証する必要があるでしょう。

大きな声を上げる従業員の声に振り回され、社内の服務規律が乱されることは企業のガバナンス上大きなリスクです。サイレントマジョリティである黙って勤務をしてくれる多くの従業員が損をするようなことが絶対にないよう、客観的情報を確認した上で判断されるべきと思います。

投稿日:2016/07/21 22:29 ID:QA-0066862

相談者より

ご回答ありがとうございます。

移転をした直後にAから臭いについての申し入れはありました。
そこから現在2ヶ月程経ちますが、その間は何とか我慢して勤務して貰っているような状況です。
(とは言いましても業務の都合上、1日のうち1時間程度の滞在時間だと思います)

下見に行った者に確認しましたら、「全然気にならなかった」との回答がありました。
その時も実はAに「タバコの臭いを確認してきてほしい」と言われていたので、気にして確認をしたつもりだった、とのことでした。

おっしゃるとおり、他の従業員の手前、1人だけの要望を簡単に受け入れてしまうことのリスクもあるので、社内で慎重に検討したいと思います。

投稿日:2016/07/22 13:57 ID:QA-0066875大変参考になった

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プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

実態的に換気不能の事務所は会社に責任

▼ 諸々の諸事情が会社、本人双方にあると思いますが、そもそも、数カ月前に移転された問題の事務所は、ご説明通りなら、「実質的に換気不能物件」と見受けられます。実態的に換気不能の事務所は、倉庫でもない限り、賃貸を決めた会社に責任があるのでありませんか。
▼ PCと会社のネットワークに接続できる環境準備だとか、本人外勤が多いから問題は小さい、などといった不毛に近い議論はさておき、業務上の必要性がある限り、費用がかかっても、実態的に換気機能が保証できる物件に移転するとなどの措置が必要だと思います。
▼ それが嫌なら、当該事務所自体から撤退するしか、選択肢はないと思います。別に本人の(少々不遜と窺える)態度に左右される訳ではなく、クールに考えての見解です。因みに、撤退するなら、本社を含め、(あくまで業務上の判断として)異動させることになるでしょう。

投稿日:2016/07/22 11:42 ID:QA-0066869

相談者より

ご回答ありがとうございます。

実際に私が物件を見たわけではなく、「実質的に換気不能物件」かどうかの判断は私にもつきかねますのでその点については質問をしておいて申し訳ないところでございます。

いただいたご回答を元に、社内で慎重に検討いたします。

投稿日:2016/07/22 14:00 ID:QA-0066876大変参考になった

回答が参考になった 0

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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