出向期間満了後に転籍した社員の入社日、勤続年数について
いつも大変お世話になっております。
出向者が出向期間満了で一旦退職し、転籍により翌日付で正社員として入社した場合の入社日、勤続年数についてご相談です。
社員の平均勤続年数を算出する場合、転籍者は一旦退職していることから、正社員として入社した日を入社日として計算するのが一般的でしょうか。
或いは、出向期間満了で一旦退職してはいるものの、実質的に出向時から継続して勤務しているので、出向開始日を入社日として扱うのが一般的でしょうか。
投稿日:2012/04/11 09:53 ID:QA-0049122
- planさん
- 東京都/その他金融(企業規模 11~30人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
勤続年数の取り扱いについては、出向した時点で御社との雇用関係も成立しますので、基本的には出向時に入社ということになります。また、退職金の算定等個別の事柄において御社就業規則で具体的な定めがあればそれに従うことになります。
投稿日:2012/04/11 10:19 ID:QA-0049123
相談者より
早速のご回答ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
投稿日:2012/04/11 12:48 ID:QA-0049131参考になった
プロフェッショナルからの回答
出向から転籍
入社日については、給料をどちらで払っていたかで判断するのが一般的でしょう。転籍によって、今まで出向元が払っていた給料を転籍先が払うのであれば、転籍したときが入社日となりますが、もともと、出向先で給料を支払い社会保険等加入させていたのであれば、出向日を入社日としてもよろしでしょう。転籍を前提とした出向で、転籍含み出向というケースもあります。
有休や退職金の精算方法等は、3者間の取り決めによります。
投稿日:2012/04/11 11:42 ID:QA-0049126
相談者より
早速のご回答ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
投稿日:2012/04/11 12:49 ID:QA-0049132参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
転籍日を入社日とするのが一般的
状況によりますが、転籍は、法的には、次のいずれかです。 .
① 出向元会社との労働契約を合意解約し、新たに出向先会社と労働契約を成立する。 .
② 出向元会社との労働契約について、使用者の地位を出向先に譲渡する。 .
いずれの場合も、出向先企業への転籍日を入社日とするのが、原則であり、一般的です。但し、移籍に際して、出向元勤務期間に対する合意 ( 例・有給付与条件 ) があれば、例外措置が必要です。
投稿日:2012/04/11 12:03 ID:QA-0049128
相談者より
ご回答頂きありがとうございます。
大変参考になりました。
投稿日:2012/04/11 12:50 ID:QA-0049133大変参考になった
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