営業譲渡と分社化の違い
いつも大変参考にさせていただいております。
営業譲渡と分社化の違いについてです。
このたび、会社の店舗の一部を別会社に移すことになりました。
その移す先の会社は店舗を移すために受け皿として設立したものです。そこで質問です。
①この場合の社員の移籍にあたっては営業譲渡の場合と分社化の場合では手続きが違うのでしょうか（そもそも上記の状態をどちらと呼ぶのか、またそれらに違いがあるのもお聞きしたいです）
②社員が移籍するにあたり同意しなかった場合はどうなるのでしょうか。または業務命令として指示することができるのでしょうか。
③移籍に関する必要な書類と、その内容はどのようになりますでしょうか。
以上どうぞ宜しくお願い致します。
投稿日：2010/06/23 11:43 ID：QA-0021252
- *****さん
- 東京都／美容・理容（企業規模 301～500人）
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
会社分割なら、《 労働契約承継法 》 の適用が
■ 企業組織の再編方式には、合併、事業譲渡のほか、会社分割があります。ご相談は、「事業（営業）譲渡の受け皿として、新会社を設立し、会社の店舗の一部を移す 」 場合のことだと理解致します。この理解が正しければ、事業譲渡というより、会社分割というべきかも知れません。
■ 合併、事業譲渡の場合と異なり、会社分割の場合は、《 労働契約承継法 》 （ 会社分割に伴う労働契約の承継等に関する法律 ） が、会社法と一体となって、適用されますので、手続きも違ってきます。
■ 因みに、「 上記の状態をどちら （ 営業譲渡・分社化 ） と呼ぶのか、またそれらに違いがあるのか 」 という点も、充分ご存じなく、このような経営上、労務上極めて重要な再編を実施されようとしていることは、一寸理解し難いところです。
投稿日：2010/06/23 14:21 ID：QA-0021263
相談者より
投稿日：2010/06/23 14:21 ID：QA-0040489大変参考になった
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