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使えない"ERPパッケージ"

ご相談致します。

数年前、当社では親会社の半ば強制で従来のシステムから有名なERPパッケージシステムを導入し、現在に至っております。

従来のシステムで色々作成できていた帳票がERPでは殆どサポートされず、部門全体や支店全体の損益状況は数値把握できますが、個別の得意先別商品別損益などが、仕入値引の得意先への反映ができないお粗末な仕組みのため、まったく確たる数値として集計できません。

当初導入時、この仕組みを追加改修する案も考えられましたが、開発費用が高いことを理由に見送られました。

また、従来システムでは社内統一でそれに即した帳票がありましたが、現在ではERPパッケージからダウンロードしたデータを各部門別個人別に裁量した各種各様のデータを手作業で作成し、一体社内でオーソライズされたものはどれなのかという点についても明確ではありません。

特に「帳票統制」として、システムの不備のため社内に目的を同じくする類似の帳票、データが組織横断的にコストをかけて作成されていることに非常に疑問を感じますが、ERPパッケージを導入されたところは、やはりこのような問題が不可避なのでしょうか。

投稿日:2010/01/08 11:53 ID:QA-0018814

*****さん
東京都/その他業種(企業規模 101~300人)

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2

プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

ERPパッケージの宿命

■ ご質問は、どうやら本掲示板の領域外のように思えますが、取敢えず、私どもの知識の範囲内でお答えします。最終的には、《 IT 》 関係の専門家にご確認下さい。
■ 既に、導入時に社内説明があったと思いますが、ERPシステムは、業務や部門単位の情報システムと違って、企業で行う基幹業務のすべてを 《 発生ベース 》 で1つのデータベースに一元管理する、もしくは会計・販売などの個々のシステム間で連携する設計により、基幹業務全体を統合的に管理するものです。特に、受注・販売・生産などの業務における、個別処理が、入力時点で即時に会計情報として反映され、参照することができることが大きな特徴となっています。
■ 但し、パッケージは、平均的なユーザーを想定した汎用的なソフトウェアであり、そのまま導入することは、一般的に他社と差別化、競争力の源泉になりにくく、業界平均以上に競争力を上げることになりません。そこで、企業ごとの固有の事情、特性に対応するため、カスタマイズが行われることになるのですが、パッケージという性格上、多くのカスタマイズを加え過ぎると、構築コストが膨大となり、その特性である早期導入、コスト削減にに反することになります。
■ そこで、パラメータやテーブルの設定などで多様なニーズに対応できるような工夫がされていたり、また、業種や業務に対応するための各種テンプレートが多数用意されていたりします。然し、導入前の 《 個別業務システム 》 が優れていれば、いるほど、導入後に問題が目立つ事例も多いと聞いています。ERPパッケージは、個別の業務を効率化するためのシステムではなく、企業全体の経営管理の視点で「すべての業務を統合管理するための仕組み」という宿命に附属する問題なのです。

投稿日:2010/01/08 14:52 ID:QA-0018817

相談者より

川勝研究所 本社
本社 川勝 民雄 様

丁寧なご回答ありがとうございます。確かに人事関連の質問をする場ですのでご指摘の通りかと思います。

ありがとうごさいました。

投稿日:2010/01/08 17:33 ID:QA-0037361大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

この回答者の情報は非公開になりました
 

傾向として

>ERPパッケージを導入されたところは、やはりこのような問題が不可避
についてですが、恐らく「不可避」だと思います。

小職もかつて事業会社勤務時代にSAPの導入委員に任命され、現場の強烈な拒否反応と戦いつつ、定着に貢献しました。自分自身が「何と使えないシステムだろう」と思ってはおりましたが、よくよく考えてみますと、実はその拒否・拒絶感の理由が「これまでと違う」ということが多数である事実に気付きました。

「違う」のは不便極まりないと思いますが、「悪い」訳ではなかったのです。当時は外資系で御社のような「半強制」ではなく、完全な「強制」の、グローバルプロジェクトで、拒絶という選択肢がありませんでした。ゆえにいかにしたら使いやすくなるかのみ考えることが出来、結果としてSAPを私自身は後に非常に使いこなせた経験があります。

ゆえに非能率は避けられないと思います。親会社との関係性にもよりますが、今さら前のシステムに戻せないのであれば、いち早くメンタリティを切り替えて、定着に邁進された方が、サラリーマンとしては有利な気がいたしました。

投稿日:2010/01/08 17:56 ID:QA-0018823

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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