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時間単位年休の繰越しについて

いつも参考にさせてもらっています。今後、時間単位年休の制定を考えております。時間単位年休の繰越しについてご教示願います。（1日の所定労働時間を8時間、勤続20年の社員を例に）

※年度初めの有給休暇日数が35日（繰越し15日、新規付与20日）で始まる場合
1年目、日単位で5日取得、時間単位で28時間（3日と4時間）、合計8日と4　時間取得。4時間だけが次年へ繰越しになり、2年目の新規付与が20日とした場合、有給休暇日数は、40日と4時間で始まる。
⇒2年目、日単位で18日取得、時間単位で40時間（前年繰越し4時間+36時間）取得した場合は、合計22日と4時間取得したことにより次年繰越しは、17日と4時間となり、3年目、新規付与が20日とすれば、有給休暇日数は37日と4時間で始まる。
以上の流れですとこのような解釈、計算で宜しいでしょうか。
宜しくお願い致します。

投稿日：2021/07/09 15:45　ID：QA-0105479

労務・法務・安全衛生

総務庶務担当者さん: 秋田県／食品（企業規模 51～100人）

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答4件

プロフェッショナルからの回答

小高　東: 東　社会保険労務士事務所　代表（特定社会保険労務士）

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ご質問の件

・繰越分が15日ということですから、
　有休使用が、8日と4時間で15日以下ですので、この15日は2年間の時効で、翌年は消滅します。
　よって、翌年度は、有休残40日（20＋20）で、うち5日間は時間単位年休使用可能となります。

・時間単位40時間ということは、5日間ですので、次の年は、18＋５＝23日間有休使用ということになります。
　よって、有休残37日（17＋20）となり、うち5日間は時間単位年休使用可能となります。

・時間単位有休の日数は、前年度からの繰越分も含めて5日間の範囲内となります。

投稿日：2021/07/09 18:42　ID：QA-0105490

相談者より

早速のご回答ありがとうございました。
繰越しの仕方が分かりました。時効消滅に気を付けたいと思います。

投稿日：2021/07/12 10:31　ID：QA-0105526大変参考になった

回答が参考になった 0件

プロフェッショナルからの回答

川勝　民雄: 川勝研究所　代表者

計算共は正しいが時効に注意を

▼解釈、計算共、正しいのですが、常に、余裕を持たせた未使用日数、時間数の消化状況なので、消滅時効に対する注意も必要です。

投稿日：2021/07/09 19:59　ID：QA-0105492

相談者より

早速のご回答ありがとうございました。消滅時効に気を付けます。

投稿日：2021/07/12 10:33　ID：QA-0105527大変参考になった

回答が参考になった 0件

プロフェッショナルからの回答

服部　康一: 服部賃金労務サポートオフィス代表

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お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、ご周知の通り年次有給休暇の消滅時効は権利発生から2年とされています。そして、この時効に関しましては、時間単位年休取得によって生じた端数時間についても適用されます。

従いまして、当事案の場合ですと1年目の繰越年休15日の中に時間単位年休取得によって生じた端数の4時間分も含まれていますので、この4時間についても消滅時効にかかる事から1年目終了時(2年目開始時）の年次有給休暇日数は40日のみとなります。

投稿日：2021/07/09 21:08　ID：QA-0105495

相談者より

早速のご回答ありがとうございました。消滅時効に気を付け、繰越しを間違えないようにします。

投稿日：2021/07/12 10:34　ID：QA-0105528大変参考になった

回答が参考になった 0件

プロフェッショナルからの回答

増沢　隆太: 株式会社RMロンドンパートナーズ　人事・経営コンサルタント

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端数

時間単位年休であっても時効は2年ですので、それを過ぎた分は無効になります。
「4時間」が付与日から2年経過したものでないかどうかで判断となります。

投稿日：2021/07/12 10:29　ID：QA-0105525

相談者より

早速のご回答ありがとうございました。
繰越し分の計算に気を付けます。

投稿日：2021/07/12 10:50　ID：QA-0105529大変参考になった

回答が参考になった 0件

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