留学準備中の勤怠(深夜業)について
会社派遣により海外留学をさせる予定の従業員がいます。新型コロナウィルスの影響により現在、渡航が出来ず、実際の渡航までの3か月間、日本から留学先の授業をリモートで受講しています。通常の海外留学では、在職扱いで、留学中は通常の勤怠時間入力は用いず、所定時間勤務とみなし、リーダーによる定期面談を行っています。今回のように国内からリモート留学している場合、会社の安全配慮義務を満たすためにはどのような管理が適切でしょうか?特に、時差の関係で昼夜逆転しており、日本時間の深夜業の時間帯での学習となりますが、深夜業割増の対象となるのでしょうか?
投稿日:2021/04/14 13:48 ID:QA-0102700
- 新任人事担当者さん
- 東京都/食品(企業規模 501~1000人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
安全・健康・賃金面での配慮が必要
▼安全配慮義務も時差の昼夜逆転状況は想定外だと思います。然し、業務上の理由に基づき、長期に亘る就労が避けられない場合があります。(介護、船舶、警護等)
▼今回の場合は、3か月間程度であり、構造的就労とは言えませんが、安全・健康・賃金に就いて、相応の配慮が必要です。具体的措置は、実態をご存じの御社にてご検討下さい。
投稿日:2021/04/15 11:26 ID:QA-0102734
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2021/05/05 14:08 ID:QA-0103240大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
対応
恐らく想定外の特別な事態と思いますので、決定した方針はないものと想像します。本来の安全配慮義務に則り、対象社員に無用な負荷がかからないよう取り計らえば、配慮は果たせるのではないでしょうか。
本件の深夜従事は時差である以上どうすることもできず、本来の留学をたまたま例外的特殊環境で自国て行っているということで、みなし勤務の扱いで時間管理含め本人一任するので良いのではないでしょうか。ただし会社は国内にいるからと言って別途業務を課したりすることがないように、安全、健康管理を配慮すれば、法の趣旨は満たせるのではないでしょうか。
投稿日:2021/04/15 14:35 ID:QA-0102740
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2021/05/05 14:08 ID:QA-0103241大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、国内でのリモート留学であれば、安全面でのリスクは決して高くないものといえるでしょう。
従いまして、通常であれば一般的な在宅勤務等と同レベルで考えればよいものといえますが、時差が激しい場合ですと、当然ながら深夜労働としての健康面での配慮は必要になりますし、深夜割増賃金の支払いも必要といえます。
投稿日:2021/04/15 18:17 ID:QA-0102764
相談者より
ご回答有難うございました。
投稿日:2021/05/05 14:08 ID:QA-0103242大変参考になった
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