36協定特別条項上限につきまして
いつも大変参考にさせていただいております。初歩的な質問で恐縮ですが、36協定特別条項上限の考え方について教えていただきたく存じます。
労使協定にて月80時間、年80時間とし締結しているのですが、届出書には、時間を記載する下に「上記で定める時間数にかかわらず、時間外労働および休日労働を合算した時間数は、1ヵ月について100時間未満でなければならず、かつ・・・どの平均をとっても80時間未満としなければならない」という文言がありますが、これは単月で労使協定で締結した80時間を超えてしまった場合でも、100時間未満(たとえば95時間)であれば、協定違反にはならないとの解釈(優先解釈)してよろしいのでしょうか?
投稿日:2021/02/15 12:26 ID:QA-0100830
- ベストろうむさん
- 東京都/食品(企業規模 10001人以上)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、あくまで法令の上限時間を示した文言ですので、協定内容でそれより厳しい上限時間を定めていれば当然にそちらが有効になります。
御社の場合ですと、月80時間の上限と定められていますので、単月で80時間を超えると協定違反となり、法定基準で判断する事は認められませんので注意が必要です。
投稿日:2021/02/15 23:26 ID:QA-0100866
相談者より
いつもわかりやすいご回答をくださいまして、ありがとうございます。理解致しました。
投稿日:2021/02/18 14:57 ID:QA-0101007大変参考になった
人事会員からの回答
- 角五楼さん
- 神奈川県/保安・警備・清掃
「AにもかかわらずBをしてはならない」という構文です。Aで許されていてもきびしいBがひかえてますので、お考えとは逆です。
もっともAの月80時間(法定休日労働込み)以下を毎月厳守しているかぎりBにひかかることはないでしょう。逆に言うと、Aを犯した場合は、翌月以降Bの規制がかかります。例示に挙げられたある月95時間なら、翌月以降2カ月~6カ月平均から求まる最小時間数と80時間の低い方が上限となります。
投稿日:2021/02/16 06:44 ID:QA-0100871
人事会員からの回答
- オフィスみらいさん
- 大阪府/その他業種
そうではございません。
労使協定で80時間と定めているのであれば、上限はあくまで80時間であって、100時間ではございません。
100時間とは法律上の上限時間です。
投稿日:2021/02/16 09:30 ID:QA-0100879
相談者より
ありがとうございます。100時間は法律上限で、それ以下を労使で協定している場合は、そちらが上限となるということですね。
投稿日:2021/02/18 14:59 ID:QA-0101008大変参考になった
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