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[人事サービス]

2017/01/12

ライフログデータが「職業マッチングを可能にする~未来の面接プロジェクト第2弾「Life Interview」実証実験結果を発表(転職サービス「DODA」):インテリジェンス

総合人材サービス、パーソルグループの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)は、面接の可能性を探る「未来の面接プロジェクト」の第2弾としてスタートした「Life Interview~ライフログで見つける、未来の仕事~」の実証実験結果をまとめましたので、お知らせいたします。

 

本実証実験は、株式会社ジェイアイエヌの提供によるメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を活用し、4企業・3大学および、WEBコンテンツを制作する面白法人カヤックの協力のもと、本年5月より実施したものです。

 

「Life Interview」とは ~ライフログ解析で、シンクロする個人と企業をマッチング~

短く限られた時間で行われる面接では、その人のすべてを見極めることは難しいものです。 「Life Interview」は、メガネ型デバイス「JINS MEME」を活用し、個人と企業のライフログデータを解析することで本質的なマッチング率向上を目指すプロジェクトです。JINS MEMEをかけて生活すると、3点式眼電位センサーと6軸センサーでまばたきの回数や強さ、視線の移動、体の姿勢などのデータがリアルタイムに取得でき、ユーザーのココロとカラダの状態が計測されます。

今回の実証実験では、これらのデータが個人と企業のマッチング率の向上にいかに寄与できるのかに特化し、データ解析を行いました。

 

【実証実験の概要】
実施時期/参加人数2016年5月~11月 / 計116名実験の目的JINS MEMEをかけて生活することで取得できる個人のライフログデータの活用による、個人と企業のマッチング率向上の研究・分析。実験の内容協力企業の社員、協力大学の学生に、JINS MEMEおよび、データ取得用に設計したβ版のiOSアプリを1週間使用していただくことで、個人の集中力・ストレス耐性・生活スタイルといったデータを収集。これらを転職サービス「DODA」に所属するデータサイエンティストが、機械学習手法を用いたビッグデータ分析、マッチングロジック作成、ロジックの有効性の検証を行った。

 

■ 実験結果について
本実証実験によって得られた約230項目に及ぶデータのなかから、個人と企業のマッチング率の向上に特に有用であると推測できるデータを抽出のうえ、機械学習による分析を行った結果、JINS MEMEの活用は、職種判断において有効である可能性を定量的に確認することができました。

【該当するデータの項目】
JINS MEMEをかけて取得できるデータ
一次データとして、瞬きの回数、歩数、歩幅などのデータを取得。これらをもとに、下記項目の数値を算出。
1.Focus(集中力)  目の前のタスクに対して、高い集中状態を保ち、付加価値を生み出しているか。
2.Calm(落ち着き)     次なる生産活動のために、静かなる落ち着き状態を保てているか。
3.Posture(姿勢)     歩行・着座時の体軸のバランスが地面に対し真っすぐであるか。

データ習得用アプリに、手入力してもらうデータ
4.Place(場所)      自宅、会社・学校、家以外の屋内、屋外など、被験者が過ごす『場所』に関する情報と、その場所で行っている作業の『内容』(「事務作業」「ミーティング」「移動」「睡眠」など)。

 

■ 分析の手法

1.ライフデータの取得
「JINS MEMEをかけて取得できるデータ」「被験者個人のプロフィール」「被験者にデータ習得用アプリに手入力してもらうデータ」の三つからなるライフログデータを、被験者から取得したうえ、職種との関連性を測るうえで有用と推測できる四つのデータを抽出。

2.アルゴリズムの開発
該当データを数値化し、Random Forest(※)等の機械学習アルゴリズムに基づき、予測モデル作成を実施。
(※)ランダムフォレスト(英: random forest、randomized trees)は、2001年に Leo Breiman によって提案された機械学習のアルゴリズムであり、分類、回帰、クラスタリングに用いられる。(出典:weblio)

3.効果検証
機械学習処理によって得られた傾向のなかから、有効性を示すために特に重要となる項目を確認。この結果を基に、機械学習による一連のプロセスを繰り返し、統計的検定に基づき再現性も確認することで、有効性を確立。ライフログが職種の差を捉えていると考えられる。
JINS MEMEのセンサー情報のみによって、7割程度の精度で技術系職種かどうかを識別することができた。

 

■ 今後の取り組みについて
本実証実験により、まずは特定の職種に対し、JINS MEMEの有効性の兆しを確認できました。現時点ではまだ実用レベルの予測精度には達していませんが、より適切なモデルチューニングを行うとともに、DODAの過去情報とも組み合わせる事によって、実用レベルの精度の予測モデルの開発に取り組む予定です。また、他職種のマッチングにおいてもその有効性を確立すべく研究を続け、「Life Interview」の当初の目的でもある、個人と企業のマッチング率向上のためのモデル作成の実現を引き続き目指してまいります。

「未来の面接プロジェクト」は本実証実験によって得られた知見を活動に生かし、個人と企業の最適なマッチングの科学に挑戦し続けます。

 

■ 多摩美術大学との産学連携に関する取り組み
本実証実験では、多摩美術大学情報デザイン学科の情報デザインコース、メディア芸術コース教員、履修生で構成されるCVWS(クリエイティブビジュアライゼーションワークショップ)に対し、JINS MEMEから取得した生体データの提供を行っています。CVWSでは、クリエイティブコーディングを用いて可視化したデータをもとに作品を制作しており、本取り組みでは学生自らが約3週間にわたってJINS MEMEを装着して取得した情報を作品化し、発表しました。

 

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社インテリジェンス 広報へのお問い合わせ

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /1月11日発表・同社プレスリリースより転載)


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