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『日本の人事部』vol.651

2018/04/24 10:00

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         ─日本最大のHRネットワーク─   https://jinjibu.jp/
        『日本の人事部』メールマガジン 【vol.651】 2018/4/24
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★特別企画/
 企業のAI活用に不可欠なリテラシーと人材育成の方法とは?

http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=918&advr_id=1810&idx=1

昨今、さまざまな事業領域でAI(人工知能)が活用されています。そのため、ま
すます重要性を増しているのが、企業における「AI人材」の育成です。その育
成に必要なこととは?オンライン学習プラットフォーム「Udemy」で人気の
「人工知能・機械学習 脱ブラックボックス講座」の講師 キカガクの吉崎亮介
さんに、AIの可能性や、AI人材育成の際のポイントをうかがいました。

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【採用のプロフェッショナルと考える、19卒採用支援ソリューション特集】

激化する採用市場で、どのように自社採用を成功に導くか。
どの企業でも少なからず課題に感じているところではないでしょうか。

本特集では、今からでもご活用いただける、19卒新卒採用に役立つ
ソリューションをご紹介します。 貴社の19卒採用にぜひご活用ください。

詳細はこちら↓↓
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=923&advr_id=1819&idx=1

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【INDEX】

1. 老舗を超人気企業に生まれ変わらせた「全員参加経営」への挑戦
2. 困った時の「匿名相談掲示板」:マタニティ社員の転勤
3. 人事必見コラム:「就活」は社会を映し出す鏡
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【1】今週のおすすめ! 注目記事
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≪インタビュー「キーパーソンが語る人と組織」≫
改革の痛みの先に見えたものとは
200年続く老舗を超人気企業に生まれ変わらせた「全員参加経営」への挑戦

「元祖くず餅」で知られる船橋屋。和菓子の老舗として伝統を守り続ける一方
で、旧態脱却のため、若手社員を中心とした「組織活性化プロジェクト」など
のさまざまな改革を断行し、注目を集めています。八代目当主である渡辺雅司
社長に、痛みを伴った組織改革の具体的な取り組みについてうかがいました。

https://jinjibu.jp/article/detl/keyperson/1914/


≪人生100年時代の働き方を考える 健康経営≫
不健康をたたえる組織から、健康の大切さを語り合う組織へ
 個々の裁量とグループシナジーを追求するアサヒビール流健康経営とは

「ビール会社なのだから、悪い健康診断結果も勲章だ」。かつてのアサヒビー
ルには、そんな「不健康」を自慢しあう空気もあったといいます。そこから、
2年連続の「健康経営銘柄」指定をうけるまでの、健康の大切さを語り合う組
織へと変わった背景とは。人事部の仲地さんに詳しいお話をうかがいました。

https://jinjibu.jp/kenko/article/detl/1910/


≪編集部注目レポート≫
伝統的な左官という仕事の価値を見つめ直し、安定的かつ魅力的な仕事へ
新たな形の左官業に挑む、原田左官工業所

人手不足や従業員の高齢化など、さまざまな問題を抱えている建設業界。その
ような状況下、人材育成や働き方改革に取り組むことで従業員の採用・育成に
成功し、業績の向上も実現しているのが、原田左官工業所です。同社の取り組
みや今後の展望について、社長の原田宗亮さんにお話をうかがいました。

https://jinjibu.jp/article/detl/attnrept/1913/


≪人事マネジメント「解体新書」≫
もう外部に頼るだけじゃない!「研修内製化」の秘訣とは【後編】

「研修内製化」はコスト削減だけではなく、自社のニーズに合った教育ができ
るなど、さまざまなメリットが期待できます。「後編」では、戦略的に「研修
内製化」に取り組んでいる企業の事例から、その効果・効用などを紹介します。

https://jinjibu.jp/article/detl/manage/1912/

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【2】困った時の「匿名相談掲示板」
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≪人事のQ:雇用管理≫ マタニティ社員の転勤

役職者の妊婦Aさんが3月に妊娠に伴う体調不良で現場が一時、各社員の負担
が大きくなりました。

この状況を勘案し、会社は通勤時間と距離のリスクを軽減できるよう自宅に近
い職場に転勤してもらい、役職については本人の同意を得て、業務上の責任の
負担を考慮し一般職への変換を打診しました。

本人より『役職を外れることは認めませんし、遠くても今この職場で問題あり
ませんので嫌です』との返答がありました。役職については判例もあるので理
解できるのですが、転勤の絶対本人の同意がないとできないものなのでしょう
か?

本人の同意がない場合は、すべてマタニティ・ハラスメントにあたるのしょう
か?


▼ 専門家の回答は……?
https://jinjibu.jp/qa/detl/75842/1/

◎「匿名相談掲示板」への相談はこちら(無料)
※会員の方は、ログインしてください。まだの方は会員登録が必要です。
https://jinjibu.jp/qa/index.php?act=form

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【3】≪ 連載コラム358 ≫
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  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
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人事のプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、人事の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラルアーツ
(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【人事パーソン必読書~その39~】───────────────────
 「就活」は社会を映し出す鏡
 ~新卒一括採用は、日本全体で行われているインターンシップと例えられる


「就活」という言葉が一般的になったのは、ここ十数年のこと。しかし、その
言葉が生まれるはるか前から、学生たちは志望する企業に入社するため、悲喜
こもごもの「就活」を繰り広げてきました。本書は、世界的にも稀な制度とし
て発展した日本の新卒採用の歴史を、豊富な事例とともにまとめています。筆
者は、近現代の社会・メディア論で評価の高い、関西学院大学教授の難波功士
氏。「就活」が日本社会の現代史を映す鏡であることを示す本書は、採用担当
者に限らず楽しめる一冊です。


■『「就活」の社会史 大学は出たけれど…』(難波功士 著/祥伝社新書)

本書で取り上げるのは、明治、大正、昭和、平成、それぞれの時代の映像作品
や新聞・雑誌記事などに残された、リアルな「就活」のドキュメントです。そ
れらのデータを当時の社会情勢や労働事情と重ね合わせながら、新卒採用の歴
史的変遷(意義)を探ります。

日本の新卒採用には、百年以上にわたって変わらない独自の部分がある一方で、
各時代の社会情勢に影響を受け、その位置づけは推移(変質)してきました。
例えば、第二次世界大戦後、新卒採用は高度成長を実現するために極めて重要
なシステムでした。しかし、バブル経済崩壊後に厳選採用や採用中止が続いた
結果、多くのフリーターが出現するなど、「影の部分」ももたらしました。

そして現在、多くの企業がグローバル化を進める中で、再び「就活」に逆風が
吹いています。これまで多くの日本企業が実施していた新卒採用・終身雇用制
度・年功序列型定期昇給の労働慣行は企業の成長を妨げるとして、多くの企業
が海外で通用するモデルに転換しようとしているのです。

しかし、新卒採用をはじめとした日本型の労働慣行を、本当に捨ててしまって
もよいのでしょうか。新卒一括採用から「通年採用」に変われば、ビジネス経
験のない学生が不利な状況に置かれることは間違いありません。通年採用が当
たり前になっている海外では、若年層の失業が深刻な社内問題になっています。
ごく一部の高学歴者や特別な技術を持っている人しか会社に入れないシステム
は、日本社会で受け入れられるのでしょうか。

新卒者を一括して採用する日本はある意味、世界で最も「職業選択の自由」が
担保されている社会といえます。若年失業者は極めて少なく、社会不安が起こ
りづらいシステムです。入社し、数年後に辞めても一定の経験やスキルが得ら
れ、賃金ももらえます。極論としては、新卒一括採用は、日本全体で大規模に
行われているインターンシップのような仕組みであるといえます。

「通年採用」や「経験者採用」「職務採用」が主流の海外の採用と、日本の新
卒採用が歩み寄ることはできないのでしょうか。その答えは、これまでの歴史
の中にあるように思います。本書はそのためのヒント・示唆を与えてくれる良
書です。

(鑑賞のポイント)
 1.新卒採用のメリット・デメリットは何か?
 2.求める人材を採用するには、どういう方法がベストなのか?
 3.今後、新卒一括採用はどう変化していくか?

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