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『日本の人事部』vol.636

2018/01/09 10:00

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         ─日本最大のHRネットワーク─   https://jinjibu.jp/
        『日本の人事部』メールマガジン 【vol.636】 2018/1/9
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組織上の課題を探る情報として、「従業員サーベイ」に注目が集まっています。
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★イベントレポート掲載! 日本の人事部「HRカンファレンス2017-秋-」

11月に開催した日本最大のHRイベント「HRカンファレンス2017-秋-」の中か
ら『日本の人事部』編集部がおすすめするセッションのレポートを掲載開始!

慶應義塾大学大学院 高橋 俊介氏、一橋大学大学院 楠木 建氏、学習院大学
守島 基博氏ほか、HR領域のオピニオンリーダーが続々と登場します。

人事の方々が組織の枠を超え、人事のあり方について学び、語り合った二週間
を、レポートで体感してください!

http://hr-conference.jp/report/r201711/

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【INDEX】

1. 部下のやる気を引き出し、自律を促す「メンター制度」
2. VUCA時代に求められる組織・人材 ~変革を牽引する人事とは~
3. 人事必見コラム:メンター制度を導入する目的
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【1】今週のおすすめ! 注目記事
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≪人事マネジメント「解体新書」≫

部下のやる気を引き出し、自律を促す「メンター制度」【後編】
新入社員を職場全体で育てていく、キーパーソン「メンター」の役割とは?

新入社員を職場全体で育てていく仕組みを取り入れ、新人のやる気を引き出し、
自律を促す。その際のキーパーソンとなるのが「メンター」です。では、その
方法とは?後編では、「メンター制度」の具体的な取り組み事例を紹介します。

https://jinjibu.jp/article/detl/manage/1857/


≪人材採用“ウラ”“オモテ”≫

転職は大きなイベントであり、実際に転職活動を続けていると、いつしか希望
の会社に入社すること自体がゴールのように思えてくることがあります。しか
し、転職は新たなスタートであることを、決して忘れてはいけません──。

https://jinjibu.jp/article/detl/recruit/1860/

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【2】VUCA時代に求められる組織・人材 ~変革を牽引する人事とは~<PR>
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【グロービス新春カンファレンス】
GEジャパン 谷本氏とヤフー 伊藤氏が登壇
VUCA時代に求められる組織・人材 ~変革を牽引する人事とは~

▼1月29日(月) 参加費無料▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=309&type=2&idx=1
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人材育成・組織開発を通じて、企業に創造や変革をもたらすリーダー輩出に
取り組むグロービスより、初春カンファレンスのご案内です。

英国のEU正式離脱や米国トランプ政権、北朝鮮問題など、
今、世界情勢は混迷を極めています。
また、技術の指数関数的変化により経営環境も激変し、
すべてのモノがインターネットに繋がり、人口知能が飛躍的な進化を遂げ、
ビックデータと解析技術の発達によって製造業や金融はもちろん、
あらゆる業界の枠組みが根底から変わろうとしています。

本カンファレンスでは、このような経営環境にいち早く対応して
製造業のデジタル化へとシフトされるGEジャパン様と、
日本のネット産業の興隆と軌を一にしてきたヤフー様をお迎えし、
事業変革を支える組織・人材開発のお取り組みをご共有いただきます。

変革期における人事の役割と行動についてご参加者と共に考え、
実行のヒントを得る場となればと思います。

▼1月29日(月) 参加費無料▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=309&type=2&idx=2


<当日のスケジュール(14時30分~17時)>

〇第一部 ご講演
・GEジャパン株式会社 執行役員 人事部長 谷本 美穂氏
・ヤフー株式会社 コーポレートエバンジェリスト Yahoo!アカデミア学長
 株式会社ウェイウェイ 代表取締役 伊藤 羊一氏

〇第二部 パネルセッション
【パネリスト】
・GEジャパン株式会社 執行役員 人事部長 谷本 美穂氏
・ヤフー株式会社 コーポレートエバンジェリスト Yahoo!アカデミア学長
 株式会社ウェイウェイ 代表取締役 伊藤 羊一氏

【モデレーター】
株式会社グロービス グロービス・デジタル・プラットフォーム
マネジング・ディレクター 井上 陽介

▼1月29日(月) 参加費無料▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=309&type=2&idx=3

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株式会社グロービス グロービス・コーポレート・エデュケーション
セミナー事務局担当:秋山、神山
住所:東京都千代田区二番町5-1 住友不動産麹町ビル
TEL:03-5275-3803
Email:gceseminar@globis.co.jp
URL: http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=309&type=2&idx=4
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【3】≪ 連載コラム343 ≫
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  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
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人事のプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、人事の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラルアーツ
(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【メンティの成長と定着につなげるメンター制度】────────────
 第1回 メンター制度を導入する目的
      ~“斜めの関係”にある先輩社員がいれば、気軽に相談できる


多くの企業で人手不足が続く中、確保した人材の定着率向上が課題となってい
ます。そこで今、改めて注目されているのが「メンター制度」。特に新入社員
に関しては、メンターとなる社員が仕事の進め方から社会人としての生き方ま
でサポートすることで、早期戦力化と定着につながると考えられています。し
かし、せっかく制度を導入しても「うまく機能しない」「形骸化している」と
いう声が少なくありません。実際に導入する際のポイントを整理してみたいと
思います。


●メンター制度の由来とは?

メンター制度において、支援する側をメンター、支援を受ける側をメンティと
呼びます。その由来は古く、ギリシャ神話に登場するメントルという賢人の名
前を語源としています。トロイ戦争に赴く際、オデュッセウス王が息子テレマ
コスの育成を全面的にメントルに託したのです。その意向を受けたメントルは、
テレマコスを次代の王としてふさわしい人物に育てるため、帝王学や政治学を
教えるほか、テレマコスの人格成長を促す役割を担うことになります。この逸
話から転じて、アメリカで経験の浅い社員を支援する仕組みを、メンター制度
と呼ぶようになったのです。その後、日本でも1990年代以降、徐々に導入が進
んでいきました。


●メンター制度とOJTとの違いは?

現場での人材育成の手法として、多くの企業で取り入れられているOJTは、直
属の上司・先輩社員が指導役を担います。これに対して、メンター制度では離
れた部署の管理者や先輩など、“斜めの関係”にある人が新入社員を指導しま
す。直接仕事で関係する上司や先輩社員には相談しにくいことでも、斜めの関
係にある他部門の人であれば利害関係もなく、仕事上の相談はもちろん、生活
上の悩みや不安などに関しても気軽に相談しやすいというメリットがあります。


●制度導入に当たっては、「目的・意義」を明らかにすること

メンター制度を導入するにあたって重要なのは、制度導入の目的・意義を明ら
かにすること。「何のためにメンター制度を導入するのか?」「制度を導入す
ることでどのような効果が見込まれるのか?」といった点が明確に示されてい
なければ、現場からの協力や主体的な行動を引き出すことは難しいでしょう。
さらに、メンターの任命要件も定まらないばかりか、メンターとなる人の動機
付けもうまくいかず、結果的に制度が形骸化してしまいかねません。


●メンター制度がもたらす「効果」を、それぞれの立場で整理する

メンター制度をうまく運用するには、導入によって見込まれる「効果」を、分
かりやすく簡潔に明文化しておくことが大切です。その際、以下のように、
「組織全体」「上司や職場」「メンター本人」それぞれの立場で整理し提示す
ると、より納得感が得られやすくなります。

【組織全体】
 ・新人が育ち、組織に定着することによって、組織としての力が強化される
 ・メンティへの支援を通して、社員同士の絆や一体感が深まり、人を育てる
  組織風土が醸成される

【上司や職場】
 ・メンティの早期戦力化が図られ、定着へとつながる
 ・職場ぐるみでメンティの支援に関わることによって、職場全体が成長し、
  活性化する

【メンター本人】
 ・メンティとの関わりを通じて、自分自身の業務や仕事の進め方を見つめ直
  す機会となる
 ・将来、職場のリーダーや管理職となった際に求められる部下指導力を、先
  取りして開発・獲得できる

職場全体を巻き込むメンター制度では、このように目的を共有することによっ
て、制度を最大限活用することができます。

<今週の一言>
メンター制度導入の目的・意義を示した上で、スタートすべし!

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