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『日本の人事部』vol.582

2016/12/06 10:00

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         ─日本最大のHRネットワーク─   https://jinjibu.jp/
        『日本の人事部』メールマガジン 【vol.582】 2016/12/6
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★特別企画/
事業所内保育施設を作る強い味方!
 内閣府が主導する「企業主導型保育事業」とは

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2016年4月に内閣府が「企業主導型保育事業」をスタートしました。
これは、企業が従業員のための保育施設を設置する際に整備費・運営費につい
て助成する制度であり、企業の人材確保や女性職員の活躍推進、待機児童問題
の解消につながることが期待されます。
具体的にはどのような制度で、どの程度の助成が受けられるのか、
制度を利用するためには、どのような条件・ステップがあるのか。
内閣府 子ども・子育て本部参事官の竹林 経治氏にうかがいました。

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【INDEX】

1. 企業におけるキャリア開発支援の実態
2. 困った時の「匿名相談掲示板」:早退と残業
3. 人事必見コラム:「健康経営」の持つ意味とは何か?
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【1】今週のおすすめ! 注目記事
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≪人事労務用語辞典≫
人事・労務の担当者が知っておきたい、基礎&時事的な“キーワード”を
ケーススタディで解説。今週は三つの新しいキーワードが掲載されています!

■プレミアムフライデー
月末の金曜日の退社時刻を早め、働く人々が夕方から買い物や飲食、趣味、旅
行などを楽しめるように促す「プレミアムフライデー」。働き方改革と個人消
費拡大の一石二鳥となるのでしょうか──。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/826/

■労働時間貯蓄制度
残業時間を“貯めて休む”。主にドイツなどで導入・実施されている、所定外
の労働時間を銀行預金のように積み立て、有給休暇などに振り替えて利用でき
るしくみです。メリハリのある働き方がドイツの生産性を支えています。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/827/

■副業・複業
終身雇用が崩壊し、多様で柔軟な働き方に注目が集まるなか、従業員の「副業
・複業」を容認する動きが広がっています。異なるキャリアを通じた学びの相
乗効果が自己成長を促す。個人の成長なくして、組織の成長は望めません。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/828/

▽この他にも、人事関連の用語745語を掲載中!

http://jinjibu.jp/keyword/


≪専門メディアの調査~労政時報≫

企業におけるキャリア開発支援の実態
 ~階層別キャリア研修の実施率は45.6%で、
              実施対象は「新任管理職」が78.3%でトップ

企業の持続的な成長のためには、経営方針・ビジョンに対応した人材の育成が
求められます。そのために必須なのが、従業員のキャリア開発支援ですが、各
社どのように制度の整備を進めているのでしょうか。企業に対する調査結果か
ら現状を分析します。

https://jinjibu.jp/article/detl/rosei/1590/


≪人材採用“ウラ”“オモテ”≫

有名企業で起きた過労死事件。転職希望者にとっても、無関心ではいられない
問題です。世間では一流企業とされ、就職人気も高い大手企業で発生したこの
問題。“ハードワークもやりがい”一流企業への憧れが死角を生んでいます。

https://jinjibu.jp/article/detl/recruit/1593/

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【2】困った時の「匿名相談掲示板」
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≪人事のQ:雇用管理≫ 早退と残業

弊社は8時30分から17時までが勤務時間で休憩は1時間です。

ある社員が家庭の事情で毎月1回16時に帰らなければいけません。
この場合、1時間の早退になりますが、例えば

(1) 同一週内で20時まで残業があった場合の3時間の残業の内、1時間を相殺
  として残業時間は2時間としてもいいのでしょうか?

(2) または、同一週内で1時間多く仕事をしてもらって残業はつけないという
  処理をしてもいいのでしょうか?

ちなみに弊社は、平日時間外は、1.30の割増しとしています。
よろしくご教授お願いいたします。


▼ 専門家の回答は……?
https://jinjibu.jp/qa/detl/68113/1/

◎「匿名相談掲示板」への相談はこちら(無料)
  ※会員の方は、ログインしてください。まだの方は会員登録が必要です。
https://jinjibu.jp/qa/index.php?act=form

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【3】≪ 連載コラム289 ≫
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  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
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人事のプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、人事の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラルアーツ
(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【「健康経営」にどう向き合っていくか?】───────────────
 第1回 「健康経営」の持つ意味とは何か?
             ~「健康経営」に対する基本的な考え方を知る

社会構造や経済構造が大きく変動し、その変化が働く人の「心と身体」に大き
な影響を及ぼすようになりました。特に、近年は業務に起因する脳・心臓疾患
死やメンタルヘルス対策などに対し、社会的な関心が高まっています。そのよ
うな中、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経
営」というキーワードが注目を集めています。企業理念に基づき、従業員への
健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性向上など組織の活性化をも
たらし、結果的に業績向上や株価向上につながるとして、経済産業省・東証で
は「健康経営銘柄」の選定も行われています。それでは、「健康経営」に関し
て人事は何ができ、どのように向き合っていくべきなのでしょうか。


●「健康経営」に対する基本的な考え方

健康経営の基本的な考え方は、以下のように整理することができます。

 ・健康な従業員がいてこそ、企業の成長、発展がある
 ・企業が従業員の健康に配慮することは、経営面で大きな効果が期待できる
 ・健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することが健康経営である
 ・従業員の健康管理、健康づくりの推進は、医療費という「経費の節減」だ
  けでなく、「従業員の生産性や創造性の向上」「企業イメージの向上」の
  効果が得られ、企業におけるリスクマネジメントとしても重要である


●不可欠な職場におけるコミュニケーション

会社が従業員の健康管理を行うには限界がありますが、職場環境の改善、生活
習慣の変容などを促すことによって、健康のレベルを向上させ、生産性・創造
性の向上につなげることは可能です。健康経営は、個々人の健康に経営の視点
から介入することによって、利益効率の高い職場集団を形成し、日本特有の労
働法規の遵守、安全配慮義務の遂行、健康保険組合の財政の安定化などを通し
て、企業と従業員、そして社会に利益をもたらすことをゴールとしています。

その際にポイントとなるのが、職場における従業員と上司(経営者を含む)と
のコミュニケーションであり、信頼関係です。辛い時には、辛いと言える環境
であり、上司がそのような部下にいち早く気づき、声を掛けて対応できるよう
な職場であれば、働く人たちのモラール(士気)も向上することでしょう。

しかし、昨今では管理職のコミュニケーション能力が十分とは言えない状況も
多いようです。そういった場合には、研修などにおいてまずは管理職のコミュ
ニケーション能力向上を図ることが大切です。職場で働く人は同じ目的を持っ
て、その目的を達成するために、コミュニケーションを通じてお互いに支援し
合う関係である。健康経営という側面からも、このことを人事や経営者の人た
ちは十分に認識しておくことが必要です。

<今週の一言>
「健康経営の今日的な重要性と意味を知り、
             日々のコミュニケーションに気を配るべし!」

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