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『日本の人事部』vol.581

2016/11/29 10:00

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         ─日本最大のHRネットワーク─   https://jinjibu.jp/
        『日本の人事部』メールマガジン 【vol.581】 2016/11/29
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★「HRカンファレンス2016-秋-」へのご来場、ありがとうございました!

11月15日~18日に『日本の人事部』主催イベント「HRカンファレンス2016-秋-」
を開催いたしました。
当日は10,867人の方々にご来場いただき、大変盛況のうちに終了することがで
きました。心よりお礼申し上げます。

イベントを通じて、多くのご意見も頂戴することができました。これからも、
日本最大の人事ネットワークをもとに、人・組織・経営に携わる皆さまを
サポートしてまいります。

次回は2017年5月16~19日に、日本の人事部「HRカンファレンス2017-春-」を
開催いたします。さらに充実した内容をお届けする予定ですので、どうぞご期
待ください。皆さまのお越しをスタッフ一同お待ちしております!
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★全国90000人の人事キーパーソンが選ぶ「HRアワード2016」受賞者決定!

人事関連では最も権威がある表彰制度と言われる「HRアワード」。
今年度の受賞者を決定し、「HRカンファレンス2016-秋-」会場にて、表彰式
を開催しました。ご投票いただいた皆さま、誠にありがとうございます。
2016年のHRを代表する顔ぶれを、ぜひご覧ください!
http://hr-award.jp/prize.html


【INDEX】

1. データベースの名門をクラウドでNo.1企業に変革する
2. GE,Microsft等100社以上が実施するパフォーマンス・マネジメント
3. 人事必見コラム:「いま」をあるがままに受け容れることの意味
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【1】今週のおすすめ! 注目記事
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≪インタビュー「となりの人事部」≫
正社員とパートタイムを同じ「時給制」の下で処遇
「社内公募制度」でキャリアアップを図り、管理職の早期育成を実現
~コストコ ホールセール ジャパン株式会社【後編】

コストコでは正社員・パートタイムを同じ「時給制」で処遇し、「社内公募制
度」で従業員のキャリアアップを図っています。人を頻繁に異動させ、さまざ
まな“経験値”を積ませることで成長を促し、管理職の早期育成につなげる。
人事責任者の中川さんに、同社の人材育成の取り組みについて伺いました。

https://jinjibu.jp/article/detl/tonari/1582/


≪HR業界TOPからのメッセージ≫
■データベースの名門をクラウドでNo.1企業に変革する
 原点は「多様性」を目の当たりにした米国体験   
 ~日本オラクル株式会社 取締役 代表執行役社長兼CEO 杉原 博茂さん

データベースで世界のIT業界をけん引してきた名門企業・オラクル。今、「ク
ラウドでナンバーワンの企業」を目標に急ピッチで変革を進めています。その
改革の先頭に立つ杉原博茂社長に、同社のビジネス観やマーケットの見通し、
これからの戦略などについて詳しくお聞きしました。

https://jinjibu.jp/article/detl/topinterview/1588/


≪あの仕事の「ヒト」と「カネ」≫
今後ますます深刻になる介護問題。しかし、介護の現場では、高齢者を面倒を
見るだけでなく、もっと元気にしようというポジティブな動きも広がっていま
す。“介護予防”のキーパーソンとして期待されているその仕事とは──。

https://jinjibu.jp/article/detl/hitokane/1586/


≪『ビジネスガイド』提携記事/日本法令発行≫
■ がん患者等の就労支援 ガイドラインと企業対応

65歳まで働くことが一般的になっている現在、企業は貴重な戦力を維持・確保
するためにも、がんをはじめとする持病を持つ従業員への対応を進める重要性
が増しています。では、具体的に企業はどのような両立支援を行っていけばよ
いのでしょうか。

本記事では、厚生労働省が公表した「両立支援のためのガイドライン」をベー
スに、労働衛生コンサルタントの森本 英樹氏がわかりやすく解説します。

https://jinjibu.jp/article/detl/bizguide/1580/

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【2】GE,Microsft等100社以上が実施するパフォーマンス・マネジメント<PR>
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GE、GAP、ファイザー、マイクロソフト、ゴールドマン・サックス、アクセ
ンチュアといった先進的企業が、レイティング(評価段階付け)やキャリブ
レーション(人数枠に当てはめる相対評価)をやめ、頻繁なカンバセーショ
ンに軸足を置く新しいパフォーマンス・マネジメントに踏み出しています。

さらに、フォーチュン500の約20%の企業がすでにこの動きに追随し、米国を
中心に大きなムーブメントになっています。

このような取り組みの表面的な共通点は下記のようなものでした。
●NoRating(レイティングの廃止)
●NoCurve(ベルカーブの廃止)
●マネジャーの裁量拡大
●報酬の決定は、現場の裁量に任せる

私たちは、こうした動向について2015年の春から注目し、
12社の企業と第一期の研究会を立ち上げ、その背景にある哲学や実現したい
状態、また、日本の企業で導入を前提とした検討と情報発信を行ってきまし
た。現在も第二期の研究会を12社の企業と共に行っています。

http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=258&type=2&idx=1


こうした取り組みの背景に、
環境の変化が激しいVUCA(Volatility-変動性、Uncertainty-不確実性、
Complexity-複雑性、Ambiguity-曖昧性)の時代に、多くの企業が変化に対
応する力を求められていることが言えます。

VUCAの時代に現れたGoogleやFacebookのような新しい世代の企業は、テクロ
ノジーを活用し既存のビジネスに破壊的イノベーションをもたらしました。
そんな彼らの急成長には、イノベ─ティブなアイデアを圧倒的なスピードで
実現する、“人”の力を最大限開放するマネジメントがありました。

そこで、注目されている概念がグロース・マインドセットです。
グロース・マインドセットとは、不確実性の高い時代に、失敗を恐れず、ス
トレッチな目標に挑戦し、学びを通して成長が促される心理的状況です。
そして、社員のそういった状態をつくりだすために生み出されたのが、人の
主体性と創造性を解放する新しいパフォーマンス・マネジメントです。

こうした海外の動きが、日本では1990年代の成果主義制度の広がりから約30
年ぶりの大きな人事制度改革をもたらすものなのか、研究会では日本の企業
に向けて得られた最新の知識を、下記のサイトにて公開しています。
新しい人事制度についてご興味ある方はぜひご確認いただけると幸いです。


研究会のこれまでの調査レポートをこちらで公開しています。
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=258&type=2&idx=2

12月14日(水)と15日(木)の各15時~18時に都内にてセミナーを行います。
■オープンセミナー「新しい人事評価による企業文化の変革」
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=258&type=2&idx=3



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株式会社ヒューマンバリュー
東京都千代田区一番町18番地川喜多メモリアルビル4階
TEL:03-5276-2888(代表)/MAIL:pmi@humanvalue.co.jp

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【3】≪ 連載コラム288 ≫
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  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
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人事のプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、人事の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラルアーツ
(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【人事パーソン必見映画~その32~】──────────────────
 映画『バタフライ・エフェクト』から学ぶ
            「いま」をあるがままに受け容れることの意味
   ~「たら」「れば」が通用しないのが人生。
         過去を悔むことないよう、「いま」を一生懸命に生きる~

時間を巻き戻すことができれば、「いま」の不都合が起きた原因を過去にさか
のぼって修正し、解消することができるかもしれない。「あの時、こうすれば
良かった」というほろ苦い思い出は、誰もが持っていることでしょう。中には、
いまでも悔やみ続けている人もいるかもしれません。本作は、そうした後悔の
念を抱いた主人公が、幼なじみの恋人をはじめ、友だちや家族を不幸から救い
出すために何度も過去にさかのぼります。しかし、何度やり直しても、最後ま
でうまくいくことはありませんでした。過去を一部でも改変すると、その「差
異」が全く違う運命を作り出し、その結果、また違った好ましからざる「いま」
が、主人公に訪れてしまうのです。

タイトルの「バタフライ・エフェクト(蝶々効果)」は、「北京で蝶が羽ばた
き、空気を揺らすと、やがてそれがニューヨークの竜巻となって現れる」とい
う「カオス理論」を説明するたとえ話から取られています。カオス理論とは、
初期のごく小さな条件の違いがやがて全体に影響を及ぼし、複雑で予測困難な
変化につながるシステムについての理論のこと。カオス理論をテーマに製作さ
れた本作は、斬新で衝撃的なアイデア、練り込まれた脚本が受け、本国アメリ
カでは初登場1位を記録しています。

■『バタフライ・エフェクト』
  (アメリカ・2004年/エリック・ブレス、J・マッキー・グルーバー監督)

 時折、短時間の記憶を喪失することがある少年エヴァンは、医師の勧めで
 治療の一環として日記を付け始めます。大学生になり、記憶喪失の症状が
 起こらなくなったことに喜び、ふと日記を読み返しました。すると、日記
 に書かれていた過去の時点に戻れる能力のあることに気づきます。自分の
 せいで、幼なじみのケイリーの人生を狂わせてしまったことを知ったエ
 ヴァンは、過去に戻って運命を覆すことを決意します。ところが過去に
 戻って「選択肢」を変えることによって「変化した現在」は、あろうこと
 かエヴァン本人や救おうとした誰かが、逆に不幸になってしまっているの
 です……。

「過去にさかのぼって、やり直したい」という叶うはずのない人々の想いを、
本作は巧みに描いています。しかし、人生が辛くもあり、楽しくもあるのは、
過去の「たら」「れば」が通用しないから。だからこそ人は、「いま」を一生
懸命に生きることが求められているのです。

(鑑賞のポイント)
 1.自分にとって、変えたい「過去」は何か
 2.それを変えることで、どんな「いま」となるのか。
   果たして、それが本当に幸せか?
 3.「いま」ある現実は、
   「過去」のどういう判断の積み重ねであるかを考える

観る人の心に残るのは、ラストシーンに込められた「過去を無理に変えたとし
ても、いまの幸福が得られるとは限らない」というやるせないメッセージです。
本作は、「いま」をあるがままに受け容れることこそが、最良の道であるとい
う悟りに導く秀作です。

ちなみに、当初予定していた脚本では「救い」がなさすぎるという理由で、映
画会社からOKが出なかったこともあり、結末を変えて公開されました。そのた
め、本作には4パターンの異なるエンディングが存在します。興味のある方は、
ぜひDVDでご覧になってみてください。

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