メールマガジンバックナンバー

『日本の人事部』メールマガジンでは、経営者の方や人事労務部門で活躍する方にヒントとなる情報を週刊で配信しています。
購読は無料です。

購読には『日本の人事部』への会員登録が必要です。
※メールアドレスだけで登録が完了します。

『日本の人事部』vol.508

2015/06/02 10:00

●○●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ─日本最大のHRネットワーク─   http://jinjibu.jp/
        『日本の人事部』メールマガジン  【vol.508】 2015/6/2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●○●
───────────────────────────────────
      ~2,700社の人事に企業の「今」を聞きました!~
    大規模調査レポート『日本の人事部 人事白書2015』発刊!
───────────────────────────────────
今春、弊社では、全国約75,000社の『日本の人事部』会員に向け、大規模な
アンケートを実施。調査結果を『日本の人事部 人事白書2015』としてまとめ、
このたび発刊いたしました。詳細は以下をご覧ください。
http://jinjibu.jp/research/

◎主な内容:
PART1 採用(新卒・中途)
PART2 育成(新入社員・若手・経営幹部・ミドル)
PART3 職場環境(人事課題・女性管理職・ワークライフバランス・育児休業・
        介護支援・メンタルヘルス・ダイバーシティ)
PART4 人事トレンド(ストレスチェック・マイナンバー制度・
          労働基準法の改正案・非正規社員・高年齢者)
※各分野のオピニオンリーダーによる解説あり

【INDEX】──────────────────────────────

1. 日本GE代表取締役・安渕氏が語る「人を育てることへの情熱」
2. 【タレントマネジメント】失敗企業・成功企業を分けるポイントは
3.人事必見!コラム:従業員の育児と仕事の両立をどう支援するのか

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】今週のおすすめ! 注目記事
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

≪インタビュー「キーパーソンが語る人と組織」≫

世界基準のリーダーシップを求めて伸ばす
GE流“生え抜き”育成哲学とは【前編】
──強さの秘密は「全社員一人ひとりをリーダーに」

あのエジソンをルーツに持つGE=ゼネラル・エレクトリック・カンパニーは
“生え抜き”人材を世界基準のリーダーに育成する「人材輩出企業」として
知られています。長い歴史の中で培われたその育成哲学を、
日本GE株式会社 代表取締役 GEキャピタル社長兼CEO 安渕 聖司さんに
お聞きしました。
https://jinjibu.jp/article/detl/keyperson/1207/


≪人材採用“ウラ”“オモテ”≫
ドライなイメージを持たれがちの外資系企業ですが、マネージャーが
採用権限を持っている場合など、上司と部下の関係が非常に密であることも。
尊敬する上司と共に4社を転々とした部下が直面した問題とは──。
https://jinjibu.jp/article/detl/recruit/1210/


≪人事労務用語辞典≫
人事・労務の担当者が知っておきたい、基礎&時事的な“キーワード”を
ケーススタディで解説。今週は三つの新しいキーワードが掲載されています!

■キャリアクライシス
ビジネスパーソンがそれまで培ってきたキャリアを失いかねない危機や、そう
した危機に直面すること。現状への疑問や迷い、焦りから安易な転身に走り、
キャリア価値を自ら損なってしまうのがキャリアクライシスの典型例です。
http://jinjibu.jp/keyword/detl/718/

■学歴フィルター
企業が採用活動において、低学歴の学生をふるい落すことやその仕組みを指す。
売り手市場となった今春卒採用では、学歴フィルターが“緩く”なったとされま
すが、選考期間の短縮により、却って復活する動きも出てきています。
http://jinjibu.jp/keyword/detl/719/

■地方創生
首都圏への人口集中を是正し、地方の自律的な活性化を促すための取り組み。
地方への企業移転が重要な柱とされ、本社を移せば法人税が優遇される措置も
導入されました。人材確保に子育て世代のニーズを活かせるかもカギに。
http://jinjibu.jp/keyword/detl/720/

▽この他にも、人事関連の用語637語を掲載中!
http://jinjibu.jp/keyword/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】【タレントマネジメント】失敗企業・成功企業を分けるポイントは<PR>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【タレントマネジメント】失敗企業・成功企業を分けるポイントはココだ!
 
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━<<人事・経営企画部門の方向け>>
■■   6/26(金)14:00~16:40(東京・丸の内)
■    骨太なタレントマネジメントを作り込む
     ~タレマネを成功させる座標軸の持ち方~
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=180&type=2&idx=1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     本当に根付くタレントマネジメントを実現するための
    「正しい汗のかきかた」と「しなくてもいい苦労」とは?

~組織・人事改革の経験豊富なシニアコンサルタントと、日本の人材マネジ
 メントシステムに精通した専門家が、豊富な事例と共にお話します。~
‥━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 企業の経営者や人事責任者の方達の間で、「タレントマネジメント」への
 関心が年々高まってきています。
  
 一方、「タレントマネジメント」の意味は曖昧さを増してきており、
 また、既にタレマネに取り組んでいる企業でも、目的を見失ったり、次の
 一手を考えあぐねているケースが多いのが現状です。
  
 本セミナーでは、失敗企業、成功企業の事例をご紹介しながら、「タレント
 マネジメントの成果イメージ」をご参加者の皆様と共有し、「骨太なタレン
 トマネジメント」を組織に根付かせるためのポイントを、コンサルタント、
 システム企画の2つの立場からお話します。ぜひご参加ください。
 
 ●詳細はこちらから
  http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=180&type=2&idx=2
 
‥━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 ▼ セミナー【1】 「タレマネ狂騒曲」から向け出せ!
 日本の人事とタレマネの関係とは。人事を芯から強くする5つの処方箋
 
 …日本企業の人事の抱える課題、タレマネ成功企業・失敗企業の特色の差を
  整理し、真にタレントマネジメントに求められていることをお話します。
 
 ▼ セミナー【2】 知っていると知らないでは大違い!
 「タレントマネジメントシステム」導入に失敗しないための基礎知識
 
 …そもそも日本企業の人事の武器として、どのようなシステムが必要なのか
 実際に目の当たりにした失敗事例から、システム構築成功の道を考えます。
 
 ▼ セミナー【3】 他社はここまで考えている!
 新時代の人材マネジメントシステムの可能性(配置/評価/人件費)
 
 …100社を超えるお客様との取り組み事例から、「人材データの可視化」に
  加え、「配置、評価、人件費」の課題にシステムをどう活用するのか。
  Rosic人材マネジメントシステムと、その活用事例をお話します。
 
 ●詳細はこちらから
  http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=180&type=2&idx=3
 
‥━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■主催・お問い合わせ先
───────────────────────────────────
インフォテクノスコンサルティング株式会社・株式会社クニエ
>>お問合わせ先:東京都新宿区四谷2-12-1 野村不動産四谷ビル6F
TEL:03-5919-3611/MAIL:info@itcc.co.jp URL: http://www.rosic.jp/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】≪ 連載コラム216 ≫
----------------------------------------------------------------------
  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人事のプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、人事の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラルアーツ
(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【人事に求められる多様性への対応】──────────────────

第1回 さまざまな“事情”を抱える従業員にどう対応するか
    ~育児中の従業員を支える~

最近になって、ようやく日本の企業でも“さまざまな人々”が働ける環境が
整備されてきました。しかし、欧米諸国と比較すると依然として遅れている
現状は否めず、さらなる進展が求められています。今月は日本企業の多様性
推進を、性別や国籍とは異なる側面、従業員が抱えている個別の“事情”に
ついてスポットライトを当てて考えていきます。

今回取り上げるテーマは「育児」。どうすれば、従業員が育児と仕事を両立
できるかについて考えます。なお、育児中の従業員とは女性だけを指している
訳ではありません。イクメンやイクボスといった言葉が流行しましたが、男性
も女性も、あるいは上司も部下も合わせて、現在、育児という事情を抱える
従業員全てが対象となります。

現在、企業の育児支援策は大手を中心にかなり充実してきており、必要な制度
は導入され、10年前と比べると仕組みはほぼ整備されたと言えるでしょう。
しかし、その制度の活用実態には多くの課題が残されています。例えば、育児
休業制度や短時間勤務制度を活用するのは多くが女性従業員であり、管理職
ではない一般社員です。だからこそ、育児支援策を活用する男性や管理職が
珍しく、イクメンやイクボスといった言葉が生まれたのでしょう。それは
かつて「ワーキングウーマン」という言葉がさかんに使われていたのと似て
います。つまり、せっかく作った制度も限られた従業員(女性の一般社員)
にしか使われていないのです。

この状況を変えていくのが人事パーソンの重要な役割となります。制度を整備
したことだけで満足してはなりません。家庭の中で女性が育児に専念するのが
当たり前だった時代を経て、今は女性が育児と仕事を何とか両立させようと
奮闘しています。これからは、男性も当たり前のように育児と仕事の両方を
行なえる組織が求められるでしょう。

その際、制度を作るだけでは対応できない問題が生じてきます。それを知る
ためには、現在、育児中の女性従業員の声に耳を傾けること不可欠です。
そこでよく聞かれることとして、次の3点が挙げられます。

1.制度は整備されているのに、現場の風土・雰囲気が制度活用を妨げている
2.制度も風土も問題ないが、長時間労働などのワークスタイルがネックと
  なり、両立をあきらめざるを得ない
3.制度は整備されているのに、制度の存在や仕組みの内容・活用方法に
  ついての認知度が低く、活用している人と活用していない人の情報量の
  差が大きい

こうした声に対して、人事パーソンがまず取り組まなければならないのは
3です。せっかく作った制度が知られていないのは、人事部の怠慢だと言われ
ても仕方ありません。周知徹底させ、認知度の偏りを無くすことが最重要課題
です。仕組みが複雑で煩雑な手続きが必要な制度ほど、浸透させるための働き
掛けが必要となります。

3が解消され、皆が同じように制度に関する知識・情報を持っていれば、おそ
らく1の問題解決にもつながっていきます。制度が活用しにくい風土や雰囲気は、
マネジメント層や育児中という事情を抱えない従業員の無理解・無関心によって
作られることが多いからです。

なお、2は育児支援という観点だけでなく、従業員の健康を守るという観点
からも早急に解決しなければならない課題であることは言うまでもありません。

〈今週の一言〉
「性別や立場を超えて、誰もが同じように認知してはじめて
 制度は活用されると知るべし!」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◎発行/株式会社アイ・キュー『日本の人事部』運営事務局
     公式Twitter : http://twitter.com/jinjibujp
     公式Facebook: http://www.facebook.com/jinjibu.jp

 ▽ 情報提供、記事・コラムへのご意見などはこちらまで
 info@jinjibu.jp
 ▽『日本の人事部』の会員登録(無料)はこちら
 https://jinjibu.jp/regist/
 ▽ 登録情報の変更(『日本の人事部』会員)
 http://jinjibu.jp/mypage/reginfo/form/
 ▽ 配信を希望されない場合はこちら(『日本の人事部』会員)
 https://jinjibu.jp/mypage/mail/list/

 【 メールの表示について 】
  このメールは等幅フォントを使用し、横幅全角35文字以上の設定で、
  正しく表示されるように作成しております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 掲載された記事・情報を許可無く転載することを固く禁じます。
 Copyright(C)2015 iQ Co.,ltd. All rights reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━