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『日本の人事部』vol.479
2014/10/28 10:00
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『日本の人事部』メールマガジン 【vol.479】2014/10/28
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★【先着順・人数限定】日本の人事部「HRカンファレンス2014-秋-」
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HRのプロフェッショナルに無料で個別に相談できる「アドバイスコーナー」
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大学教授やコンサルタントに貴社の課題解決のヒント、ワンランク上の人事に
なるための秘訣などを直接聞くことができる、ほかにはない機会です。
以下「交流ラウンジ」ページの「予約はこちら」よりご予約ください。
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【INDEX】──────────────────────────────
１. 特集 ：新卒採用支援～激化する採用戦線を勝ち抜く具体策
２. 今週の注目記事 ：96人の「社員講師」が生まれた理由/評価制度の実態
３. 実用！ 押さえておきたい、労務関連の法改正対策セミナー
４. 人事必見！コラム：必読書『最後の授業 ぼくの命があるうちに』に学ぶ
５. 困った時の掲示板：遅刻、欠勤が多い社員……人事としての対応は？
６. 編集後記 ：有休消化の義務化～働き方を見直すきっかけに
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【１】特集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年度 新卒採用支援
～激化する採用戦線を勝ち抜く！ 効果的な支援策とは～
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スケジュールの後ろ倒しにより、採用の激化が予想される2016年卒の採用活動。
目の前に迫った採用活動を成功させるために、どのような施策を実践していけ
ばいいのか――。本特集では、採用担当者としてぜひ知っておきたい、採用支
援のサービスやツールを紹介。2016年度の採用戦線を有利に進めるためのヒン
トを、ぜひ見つけてください！
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貴社の課題に合わせたソリューションをご提供いたします
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▼ 株式会社JAM
【採用ＰＲの新手法】昨年度再生回数138万回突破！
意識の高い学生に広がる就活情報メディア「就活ファール！」で
早期から母集団形成の量・質へアプローチ！
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▼ 株式会社リンクアンドモチベーション
【※新卒採用予定人数が10名以上の企業様必見※】
なぜ、リクルーターは失敗するのか？
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▼ 株式会社インテリジェンス
体育会学生 限定 Special Event 2016 関東・関西
※2014年11月～2015年3月開催※
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【２】今週のおすすめ！ 注目記事
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≪「となりの人事部」インタビュー≫
■“300年以上成長し続ける企業”を目指す！ 人材育成戦略【前編】
グループ全体で1000社・7万人を超える従業員を抱えるソフトバンクグループ。
その多様な人材の中から厳選された「社員講師」による、バラエティに富んだ
研修が、社内活性化と人材育成に大きな効果を上げています。
ソフトバンクが研修内製化に至った背景や経緯、具体的な取り組み内容や今後
の課題などについて、人材開発部のお二人にお話を伺いました。
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=546&advr_id=1048&idx=8
≪キーパーソンが 語る“人と組織”≫
■“九×九”の小宇宙に魅せられて
壁を突破し、自己を変革し続けるトップ棋士の勝負哲学とは【後編】
昨年度、２度目となる最優秀棋士賞を受賞した竜王・森内俊之氏。
「強靭な受け」が持ち味の棋風で、自分なりの勝負哲学を貫きつつ、
トップ棋士への道を切り拓いてきた森内氏から、激動の時代を生きるビジネス
パーソンに向けたメッセージ。完結編です。
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=546&advr_id=1048&idx=9
≪専門メディアの調査～労政時報≫
■ 人事評価制度の最新実態～「8割以上の企業が評価基準等を公開」
成果・業績志向への移行に伴い、被評価者にとって透明性・納得性のある
評価システムの構築も進んでいます。最新のアンケート結果を元に、各企業が
直面する現状と課題を詳しくご紹介します。
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【３】実用！ 押さえておきたい、労務関連の法改正対策セミナー<PR>
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＜無料セミナー：ＮＥＣソリューションイノベータ株式会社＞
実用！押さえておきたい、労務関連の法改正対策セミナー
～ストレスチェック義務化法案に加え、最新の雇用環境の動きを解説！～
▼東京と大阪で開催！
＜2014年11月12日（水）14:30～16:30 新木場にて開催＞
＜2014年11月13日（木）14:30～16:30 グランフロント大阪にて開催＞
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
本セミナーでは、法改正や、これから改正に向けて動いている国の検討
事項などを、さまざまなデータから読み取り、解説をいたします。また
後半では、就労環境の改善を支援する、今すぐ役立つソリューションを
ご紹介いたします。
▼詳細・お申込はこちら▼
（東京会場）
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（大阪会場）
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■講演プログラム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇法改正とデータから見る、雇用環境を取り巻く最新情報の解説
「過労死等防止基本法」「ストレスチェック義務化法案」
「ホワイトカラー・エグゼンプション」「女性登用」
現在の雇用環境を巡り、多様なキーワードが世の中で出ています。
雇用環境を取り巻くさまざまな法改正状況とデータから企業として
取り組む必要のある対策方法をご紹介します。
有限責任監査法人 トーマツ アドバイザリー事業本部
マネジャー 神谷 喜代子 氏
◇今すぐ役立つ、メンタルヘルス＆労務管理ソリューションのご紹介
1.ストレスチェック・セルフケア・職場改善を実現する
メンタルヘルスソリューションとは？
2.労働生産性の向上と変化し続ける雇用制度に対応した
最新就業ソリューションの活用方法
3.従業員の働き方を変えるビジネスプロセスアウトソーシングの考え方
▼詳細・お申込はこちら▼
（東京会場 11月12日）
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（大阪会場 11月13日）
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■お問い合わせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ＮＥＣソリューションイノベータ株式会社
メンタルヘルス＆労務管理セミナー事務局
住所 ： 東京都江東区新木場1-18-7
TEL ： 03-5534-2625 9:00～17:00（平日のみ）
Mail ： seminar-m@necsoft.com
URL ： http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=145&type=2&idx=5
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【４】≪ 連載コラム187 ≫
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若手人事パーソンへの至言＆喝言 ～人事の「修羅場」はこうくぐれ！～
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
HRのプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、HR（人事）の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラル
アーツ（人間力）”を高めるヒントを語ります。
【 人事パーソン必読書 ～その21～】──────────────────
次世代に何を残してこの世を去るか？
～『最後の授業 ぼくの命があるうちに』に学ぶ～
2007年9月にひとりの大学教授が講義を行ないました。場所はアメリカ・ペン
シルベニア州ピッツバーグにある名門校カーネギーメロン大学の講堂。教授の
名前はランディ・パウシュ。バーチャル・リアリティーの第一人者であり、優
秀な研究者であり、そして学生たちのよき指導者であったバウシュは、その時、
末期がんに侵されていて、余命宣告を受けた中で文字通りの“最後の授業”が
行なわれたのです。
この最後の授業はインターネットでも配信されたので、YouTubeでご覧になっ
た方もいるかもしれません。その授業で語られた内容のみならず、後日、パウ
シュが「最後の講義のつづきでもある」（P9「はじめに」より）と述べている
ように、授業では語らなかったことを加えてまとめたのが今回ご紹介する１冊
です。
■『最後の授業 ぼくの命があるうちに』
（ランディ・パウシュ著・矢羽野薫訳／ソフトバンク文庫）
「訳者あとがき」（P291）によると、アメリカの大学では、「人気教授が『人
生最後の機会』と仮定して特別講義をする」ことがあるようです。これが人生
最後の授業だとしたら、自分は学生たちに何を伝えたいかを考え、聴く側も人
生が限りあるものとして最後の授業を聞く――こうすることで、自分にとって
一番大切なものは何なのかを双方が考える機会となります。
パウシュの場合、この特別講義の依頼を受けた時には難しい病気であることが
既に分かっていて、治療を行なっている最中でした。そして、講義のテーマを
最終的に決めなければならない時に、医師から治療の効果が出ておらず、余命
数ヵ月であることを告げられます。
その貴重な時間を使ってパウシュは講義の準備に取り組み、9月18日、満員の
講堂で最後の授業が行なわれました。コンピューターサイエンスの世界的権威
である彼の講義のタイトルは、「子供のころからの夢を本当に実現するために」
でした。
≪読書のポイント≫
（１）「子供のころからの夢」をパウシュはどのような形で実現しようとして
きたか？
（２）パウシュにとっての本当の聴衆は誰だったのか？
（３）自分だったら、どのような「最後の授業」を行なうか？
本書はいわゆる「泣ける本」や「闘病記」と呼ばれる類のものではありません。
実際、動画を見てみると、彼はエネルギッシュで実に楽しそうに講義をしてい
ます。病気になったけれども、「これまでの人生をふり返って、僕は本当に幸
運な男だとつくづく思う」（P14）と述べている理由を考えながら読むことを
お勧めします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【５】困った時の「匿名相談掲示板」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪人事の本音Ｑ.≫ 遅刻、欠勤が多い社員……人事としての対応は？
正社員が、体調が悪いと電話をしてきて、毎週１、２回は遅刻を、毎週１回は
欠勤している状態です。当人の有給休暇はすでに使い果たしている状況です。
このような場合は、会社はどうしたらよいのでしょうか。この程度は許される
ことなのでしょうか？
▼ 専門家の回答は……？
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=546&advr_id=1048&idx=11
◎「匿名相談掲示板」への相談はこちら（無料）
※会員の方は、ログインしてください。まだの方は会員登録が必要です。
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=546&advr_id=1048&idx=12
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【６】編集後記：有給休暇消化の義務化～「働き方」を見直すきっかけに
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。『日本の人事部』編集部の阿部です。
先日、厚生労働省が、有給休暇の消化を企業に義務付ける検討に入ったと発表
しました。これまでは、社員が休みを取得したい日を企業に申し出る形でした
が、新制度では、企業が社員の希望を聞いた上で、取得できる日を指定する仕
組みを検討しているそうです。一般社員だけでなく管理職も対象とし、2016年
春の施行を目指すとしています。
日本企業では、有給休暇の取得率が47％にとどまっていて、欧米諸国に比べる
と、休暇が取りにくい状況にあります。現場では「一人ひとりの業務量が多く、
代わりに対応できる人員がいないため休みにくい」「職場が有給休暇を取得し
にくい雰囲気のため、申請をためらってしまう」などの声が挙がっています。
今回の動きは、有給休暇の取得を促進するだけでなく、ホワイトカラー・エグ
ゼンプションによる労働時間の規制緩和に伴い、長時間労働を是正することで、
社員の生産性を高める狙いもあるといわれています。企業としては、ただ制度
を設けるだけでなく、業務を見える化し、共有するした上で、誰かが休んでも
フォローできるような体制を整えることが重要。有給休暇消化の義務化は、現
場の働き方を見直すきっかけになるのではないでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎発行／株式会社アイ・キュー『日本の人事部』運営事務局
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『日本の人事部』メールマガジン 【vol.479】2014/10/28
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１. 特集 ：新卒採用支援～激化する採用戦線を勝ち抜く具体策
２. 今週の注目記事 ：96人の「社員講師」が生まれた理由/評価制度の実態
３. 実用！ 押さえておきたい、労務関連の法改正対策セミナー
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【１】特集
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2016年度 新卒採用支援
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【２】今週のおすすめ！ 注目記事
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≪「となりの人事部」インタビュー≫
■“300年以上成長し続ける企業”を目指す！ 人材育成戦略【前編】
グループ全体で1000社・7万人を超える従業員を抱えるソフトバンクグループ。
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本セミナーでは、法改正や、これから改正に向けて動いている国の検討
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ご紹介いたします。
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■講演プログラム
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（大阪会場 11月13日）
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■お問い合わせ
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【４】≪ 連載コラム187 ≫
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若手人事パーソンへの至言＆喝言 ～人事の「修羅場」はこうくぐれ！～
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HRのプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、HR（人事）の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラル
アーツ（人間力）”を高めるヒントを語ります。
【 人事パーソン必読書 ～その21～】──────────────────
次世代に何を残してこの世を去るか？
～『最後の授業 ぼくの命があるうちに』に学ぶ～
2007年9月にひとりの大学教授が講義を行ないました。場所はアメリカ・ペン
シルベニア州ピッツバーグにある名門校カーネギーメロン大学の講堂。教授の
名前はランディ・パウシュ。バーチャル・リアリティーの第一人者であり、優
秀な研究者であり、そして学生たちのよき指導者であったバウシュは、その時、
末期がんに侵されていて、余命宣告を受けた中で文字通りの“最後の授業”が
行なわれたのです。
この最後の授業はインターネットでも配信されたので、YouTubeでご覧になっ
た方もいるかもしれません。その授業で語られた内容のみならず、後日、パウ
シュが「最後の講義のつづきでもある」（P9「はじめに」より）と述べている
ように、授業では語らなかったことを加えてまとめたのが今回ご紹介する１冊
です。
■『最後の授業 ぼくの命があるうちに』
（ランディ・パウシュ著・矢羽野薫訳／ソフトバンク文庫）
「訳者あとがき」（P291）によると、アメリカの大学では、「人気教授が『人
生最後の機会』と仮定して特別講義をする」ことがあるようです。これが人生
最後の授業だとしたら、自分は学生たちに何を伝えたいかを考え、聴く側も人
生が限りあるものとして最後の授業を聞く――こうすることで、自分にとって
一番大切なものは何なのかを双方が考える機会となります。
パウシュの場合、この特別講義の依頼を受けた時には難しい病気であることが
既に分かっていて、治療を行なっている最中でした。そして、講義のテーマを
最終的に決めなければならない時に、医師から治療の効果が出ておらず、余命
数ヵ月であることを告げられます。
その貴重な時間を使ってパウシュは講義の準備に取り組み、9月18日、満員の
講堂で最後の授業が行なわれました。コンピューターサイエンスの世界的権威
である彼の講義のタイトルは、「子供のころからの夢を本当に実現するために」
でした。
≪読書のポイント≫
（１）「子供のころからの夢」をパウシュはどのような形で実現しようとして
きたか？
（２）パウシュにとっての本当の聴衆は誰だったのか？
（３）自分だったら、どのような「最後の授業」を行なうか？
本書はいわゆる「泣ける本」や「闘病記」と呼ばれる類のものではありません。
実際、動画を見てみると、彼はエネルギッシュで実に楽しそうに講義をしてい
ます。病気になったけれども、「これまでの人生をふり返って、僕は本当に幸
運な男だとつくづく思う」（P14）と述べている理由を考えながら読むことを
お勧めします。
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【５】困った時の「匿名相談掲示板」
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≪人事の本音Ｑ.≫ 遅刻、欠勤が多い社員……人事としての対応は？
正社員が、体調が悪いと電話をしてきて、毎週１、２回は遅刻を、毎週１回は
欠勤している状態です。当人の有給休暇はすでに使い果たしている状況です。
このような場合は、会社はどうしたらよいのでしょうか。この程度は許される
ことなのでしょうか？
▼ 専門家の回答は……？
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【６】編集後記：有給休暇消化の義務化～「働き方」を見直すきっかけに
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こんにちは。『日本の人事部』編集部の阿部です。
先日、厚生労働省が、有給休暇の消化を企業に義務付ける検討に入ったと発表
しました。これまでは、社員が休みを取得したい日を企業に申し出る形でした
が、新制度では、企業が社員の希望を聞いた上で、取得できる日を指定する仕
組みを検討しているそうです。一般社員だけでなく管理職も対象とし、2016年
春の施行を目指すとしています。
日本企業では、有給休暇の取得率が47％にとどまっていて、欧米諸国に比べる
と、休暇が取りにくい状況にあります。現場では「一人ひとりの業務量が多く、
代わりに対応できる人員がいないため休みにくい」「職場が有給休暇を取得し
にくい雰囲気のため、申請をためらってしまう」などの声が挙がっています。
今回の動きは、有給休暇の取得を促進するだけでなく、ホワイトカラー・エグ
ゼンプションによる労働時間の規制緩和に伴い、長時間労働を是正することで、
社員の生産性を高める狙いもあるといわれています。企業としては、ただ制度
を設けるだけでなく、業務を見える化し、共有するした上で、誰かが休んでも
フォローできるような体制を整えることが重要。有給休暇消化の義務化は、現
場の働き方を見直すきっかけになるのではないでしょうか。
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