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『日本の人事部』vol.441

2014/01/21 10:00

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            『日本の人事部』     【vol.441】2014.01.21
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◆◆目次◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

【1】新着記事 :監督行政の対策強化~長時間労働者の「健康管理」実務
【2】お役立ちセミナー:改正間近!?「派遣法改正と上手に付き合う方法」
【3】連載コラム:至言&喝言「“さとり世代”へのアプローチ(3)」
【4】相談掲示板:契約社員の契約中途解約について
【5】編集後記 :企業成長の追い風に ~2014年の春闘スタート~

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【1】新着記事:
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≪『ビジネスガイド』提携記事/日本法令発行≫

■ 監督行政が“ブラック企業”対策強化!
  今こそ確認しておくべき、長時間労働者の「健康管理」の実務
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                   労働衛生コンサルタント 村木 宏吉

2013年9月から、労働基準監督署による、
いわゆる「ブラック企業」への集中的臨検(立入調査)が行われました。
(結果は、http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000032425.html 参照)

また、神奈川労働局が行った調査によれば、申出のあった長時間労働者に対し
て義務付けられている医師による面接指導が徹底されていないことがわかりま
した。今後、これらの過重労働・長時間労働対策に関する指導・監督がさらに
強化されていくものと思われます。

本記事では、労働衛生コンサルタントの村木 宏吉氏が、これらの指導・監督
の傾向を踏まえた長時間労働者に対する健康管理のチェックポイント、実施す
るにあたり陥りやすいミスなどの留意点について、詳しく解説しています。

▼ 詳しい内容はこちら
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【2】お役立ちセミナーのご案内 <PR>
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厚生労働省の「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会」が2013年
8月20日、「派遣の業務区分撤廃」「派遣する人を変えれば3年を超えての
受け入れが可能」などを柱とした報告書を発表、2014年1月召集の通常国会に
改正法案を提出し、早期の施行を目指しています。

電通国際情報サービス(ISID)が主催する本セミナーでは、特定社会保険
労務士の関本氏より、改正労働者派遣法案が施行された場合の影響について
解説いただきます。また、戦略的人材マネジメントをITで支援する、
大手企業向け人事給与就業システムパッケージ「POSITIVE」をデモンスト
レーションを交えながらご紹介します。是非ご参加ください。
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 ◆統合人事ソリューションセミナー in 大阪
  改正間近!? 「派遣法改正と上手に付き合う方法」
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 2/6(木)15:00~17:15 ISID関西支社セミナールーム(大阪/堂島)
 主催: 株式会社電通国際情報サービス(ISID) <参加無料>
 詳細: http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=110&type=2&idx=1
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電通国際情報サービス(ISID)は、1400社の実績を持つ統合人事パッケージ
「POSITIVE」「STAFFBRAIN」をはじめ、コンサルティング、BPOなど
各種ソリューション・サービスを提供しています。

統合人事パッケージのご紹介セミナーも開催しています。
ご好評につき、東京・大阪に引き続き、名古屋開催も2月からスタート!
ご参加お待ち申し上げます。
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統合人事ソリューションセミナー in 東京・大阪・名古屋
~人事給与就業パッケージ「POSITIVE」のご紹介~
[会場]ISID各拠点セミナールーム(東京/品川、大阪/堂島、名古屋/栄)
----------------------------------------------------------------------
【 東京 】2/27(木)、3/14(金) 16:00~17:15
【 大阪 】2/21(金)、3/19(水) 15:30~17:00
【名古屋】2/28(金)、3/27(木) 15:30~17:00

*中堅企業向け人事・給与・就業パッケージ「STAFFBRAIN」ご紹介セミナー
(東京開催)も開催しています。

▼イベント・セミナー一覧▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=110&type=2&idx=2
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統合人事パッケージ「POSITIVE」「STAFFBRAIN」は、代理店各社と提携し、
全国規模で提供しております。

この度ISIDでは、大手企業向け統合人事パッケージPOSITIVEの販売チャネル
拡大に向けて、日本電気株式会社(NEC)と販売代理店契約を締結しました。
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▼詳細はこちら▼
<プレスリリース 2013/12/25>
 ISID、NEC と統合人事パッケージ「POSITIVE」の販売で提携
 ~全国規模で販売チャネルを強化、高まる人材管理ニーズに対応~
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お客様のご要望、ロケーションに適したパートナーをご紹介します。
お気軽にお問合せください。
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【広告主情報】株式会社電通国際情報サービス ES事業推進部
お問合わせ: TEL 03-6713-7100 〒108-0075 東京都港区港南2-17-1
URL: http://jinjibu.jp/measure.php?act=advmlmg&id=110&type=2&idx=4

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【3】≪ 連載コラム149 ≫
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  若手人事パーソンへの至言&喝言 ~人事の「修羅場」はこうくぐれ!~
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HRのプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、HR(人事)の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラル
アーツ(人間力)”を高めるヒントを語ります。

【 人材育成~「さとり世代」へのアプローチ 】─────────────

第3回:力を引き出す五つのスタンス
    ~誰もが必ず持っている強みを見つけ出す~

「さとり世代」や内定者にかかわらず、人の成長を促すためには、その人が持
っている潜在的な力を引き出すスタンスが重要です。これは、教育や研修に携
わる人事パーソンには必須。

もちろん現場のマネジャーにも持っていて欲しいのですが、まずは人事パーソ
ンであるあなた自身が、「そういうスタンスで人と接しているか」「接するこ
とができるか」と自問自答してみてください。

人の力を引き出すスタンスとは、例えば次のようなことです。

(1)相手の話を傾聴する
 ⇒ 傾聴は相手を知るための基本中の基本
(2)話を聞きながら、相手の持つこだわりや価値観について質問し、
   さらに深く考えてもらう
 ⇒ 話している本人も気付かないこだわりや価値観を、自己探索してもらう
(3)相手の強みやこだわりに関連した、高い目標を提案してみる
 ⇒ 強みがあるならできると信じて、できるだけストレッチする
(4)目標が高くて相手がひるんだとしても、目標は下げない
 ⇒ フォローやサポートは惜しまないことを告げて、チャレンジしてもらう
(5)高い目標に挑戦したことを承認し、その努力のプロセスを称賛する
 ⇒ 目標を達成したかどうかよりも、挑戦したことが重要であると理解して
   もらう

これを「さとり世代」と呼ばれる今の内定者に当てはめて考えてみてください。
現在行っている、あるいはこれから行う予定の内定者フォローでは、人事パー
ソンは上記五つのスタンスで臨みましょう。逆に以下の三つはNGスタンスです。

 ●「内定者(大学生)だからこの程度だろう」と決めつけること
 →自信がなく、不安な気持ちの内定者をさらに萎縮させ、可能性を閉ざして
  しまう
 ●こちらから一方的に話すこと(講義・座学中心の内定者フォロー)
 →内定者目線に立てない、いわゆる“ささらない”内定者フォローになって
  しまう
 ●目標が達成できなかった時に、何もフィードバックをしないこと
 →“放置された”と感じて、モチベーションが下がる危険性が大きい

上で述べた五つのスタンスは、いわゆるコーチング的なアプローチであると言
えます。それゆえ、内定者に限らず、本当は全従業員に対して実施して欲しい
ところですが、少なくともこれから自社に入ってくる内定者に対しては、この
五つのスタンスを忘れずに、そして、三つのNGに気をつけて接することで、自
社へのロイヤルティーやモチベーションを高めていきましょう。


┌◆ 今週の一言 ◆─────────────────────────┐
│                                 │
│  この程度だろうと決め付ける内定者フォローなら、         │
│  やらない方がましだと知るべし!                 │
│                                 │
└─────────────────────────────────┘

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【4】困った時の「匿名相談掲示板」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─┐
│Q│契約社員の契約中途解約について(神奈川県/輸送機器・自動車)
└─┴───────────────────────────────┘

産休と育休取得社員のリリーフとして、1年契約の契約社員を採用しましたが、
本国よりヘッドカウント削減の指示がきたため、非正規の社員の契約を終了す
ることになりました。12ヵ月契約のうち、まだ6ヵ月残っているのですが、雇
用契約書にはあいにく中途解約に関する規定が盛り込まれておりません。

このように双方の中途解約に関する取り決めがない契約の場合、会社側から、
14日までの通知で中途解約できるのでしょうか? または1ヵ月分を解雇予告
手当的に支払えば、法的に問題ないのでしょうか?

 詳細はこちら↓
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【5】編集後記:企業成長の追い風に ~2014年の春闘スタート~
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2014年の春闘が、本格的に始まりました。今回、最大の焦点となっているのが
「ベースアップ(ベア)の実現」です。先日、経団連は、今春闘の経営側の指
針となる「経営労働政策委員会報告」を発表。「デフレ脱却と持続的な経済成
長に向けた最大のチャンス」と宣言し、6年ぶりに賃金水準の底上げにつなが
るベアを容認する方針を示しました。

近年の春闘では、経営環境の厳しさからベアの実施が見送られていましたが、
今年はアベノミクスによる政策で景気が上向いていることから、大手を中心に
前向きな姿勢を見せる企業が増えています。一方で、中小企業は依然として
厳しい経営環境が続いているため、ベア実施には慎重な姿勢で臨むとみられて
います。

経営者には、自社の置かれている経営環境をしっかりと見極めた上で、ベア実
施の判断を行うことが求められるでしょう。激しい労使攻防が予想される企業
もありますが、今春闘を「企業の成長の追い風となる第一歩」と考え、賃上げ
以外の面でも、従業員が高いモチベーションで働ける環境作りの議論を、労使
間で進めていくことが重要ではないでしょうか。

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