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『日本の人事部』vol.440
2014/01/14 10:00
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─人事キーパーソンの情報ポータル─ http://jinjibu.jp/
『日本の人事部』 【vol.440】2014.01.14
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◆◆目次◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【１】特集 ：人事課題の解決に役立つ！1～2月開催「注目のセミナー」
【２】新着記事 ：用語辞典「受験料制度、リケジョ、ランチケーション」
【３】お役立ちセミナー：≪経営層・人事部長向け≫ 新卒社員の育成、他
【４】連載コラム：至言＆喝言「“さとり世代”へのアプローチ（２）」
【５】相談掲示板：復職時の手続きについて
【６】編集後記 ：大きな壁を越えるために必要な「仕事への姿勢」とは
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【１】特集：人事課題の解決に役立つ！ 1～2月開催「注目のセミナー」
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【２】新着記事：
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≪人事労務用語辞典≫
人事・労務の担当者が知っておきたい、基礎＆時事的な“キーワード”を
ケーススタディで解説。今週は三つの新しいワードが掲載されています！
■ 受験料制度
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■ リケジョ
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■ ランチケーション
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▽ この他にも、人事関連の用語538語を掲載中！
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【４】≪ 連載コラム148 ≫
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若手人事パーソンへの至言＆喝言 ～人事の「修羅場」はこうくぐれ！～
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HRのプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、HR（人事）の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラル
アーツ（人間力）”を高めるヒントを語ります。
【 人材育成～「さとり世代」へのアプローチ 】─────────────
第２回：競争の意味・意義を教える
～「内定＝ゴール」だと思わせない関わり～
順位を付けない運動会、全入時代の大学、増える推薦入学――「さとり世代」
は、受験戦争時代の子供たちと異なり、一部を除いて同世代との競争をあまり
経験せずに育っています。これは大人が決めたことなので、彼らに責任はあり
ません。
そんな「さとり世代」にとっては、就職活動が人生で最初の競争となるケース
が少なくありません。つまり、自社の内定者の中には、「人生初めての競争」
を経験した学生たちがいるということです。中には、本命の企業をめぐる競争
で負けて、自社の内定者となった学生もいるかもしれません。
いずれにせよ、初めての競争に勝ち、内定を得た彼らはその競争が終わった後、
とても疲れています。まじめに就職活動した学生ほど達成感があると同時に、
ある意味燃え尽きたような状態になっていると思われます。
少しボーっとしているというレベルであれば問題ありませんが、学生が「競争
に勝って、これでゴールにたどり着いた」、「競争はもう終わった」と思い込
んでいる場合は注意が必要です。よって、内定者フォローでは、ホッと一息つ
いた上で学業に専念してもらい、残りの学生生活に打ち込んでもらう一方で、
「ゴールではなく、スタート地点に立ったところである」ことを意識させるよ
うにしておかなければなりません。
社会人としてデビューするのはこれからなので、まだ何も始まっていないこと
を理解させましょう。特に、大手企業や有名ブランド企業、人気企業の内定者
ほど、「これで競争は終わり」と思ってしまう傾向があるので、注意が必要で
す。これが「さとり世代」の内定者フォローの第１ステップです。
そして、第２ステップで、「競争」について正しく理解させることとなります。
例えば、以下に挙げた項目など、資本主義経済の中で市場原理に基づいて事業
を行っていることへの理解を促すことが、非常に重要です。
●会社は市場で他社と競争していること
●全員が管理職や役員、社長になれる訳ではなく、そこには選抜（＝競争）
というシステムがあること
●人事制度によっては、賞与や昇給原資を配分するために個人の絶対評価だ
けではなく、相対評価（＝個人間競争）が行われ、それによって報酬に差
が出ること
一方、組織における「競争」とは次のような特徴があることを示すことも重要
です。
（１）競争が明確なルールの基に行われていること
（２）競争は1回だけでなく何度もあること（＝チャンスは何度もあること）
方法としては、先輩社員に個人の失敗談を語ってもらうのが良いでしょう。
また、会社がこれまで事業において競争で勝ったこと、負けたことなどを説明
するのも有効だと思います。競争への正しい理解と必要性を認識してもらうこ
とで、入社までに競争に対する恐怖心や抵抗感をできるだけ少なくしておくこ
とが重要です。
┌◆ 今週の一言 ◆─────────────────────────┐
│ │
│ 正しい競争が価値を生むことを伝えるべし！ │
│ │
└─────────────────────────────────┘
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【５】困った時の「匿名相談掲示板」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─┐
│Ｑ│復職時の手続きについて（東京都／その他メーカー）
└─┴───────────────────────────────┘
弊社の休職規定では、休職期間を繰り上げて復職を希望する場合、復職願
（医師の診断書添付）を提出することとなっています（ケガで休職していたが、
早めに治った場合などが該当します）。
繰り上げず、元々の予定どおり、休職期間満了の翌日から復職する場合の規定
は特に書かれていないのですが、その場合でも、復職願と医師の診断書を提出
してもらったほうが良いのでしょうか。また、休職許可証や、復職許可証とい
ったものを都度発行したほうが宜しいでしょうか。最近、ケガで休職する社員
が数名出たため、どのような運用が良いのかご教示ください。
詳細はこちら↓
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=431&advr_id=851&idx=6
----------------------------------------------------------------------
◎「匿名相談掲示板」とは…
人事業務に関する疑問を、人事・労務の専門家に匿名で相談できます。
ご利用は無料です！（※『日本の人事部』の会員登録(無料)が必要です）
「匿名相談掲示板」に、相談を投稿する（無料）
※会員の方は、画面右側のフォームよりログインしてください。
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『日本の人事部』への会員登録(無料)は、こちら
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=431&advr_id=851&idx=8
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【６】編集後記：大きな壁を越えるために必要な「仕事への姿勢」とは
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。『日本の人事部』の阿部です。
皆さんは、日々の仕事にどのような姿勢で臨んでいますか。最初こそ緊張感を
持っていたけれど、仕事に慣れていくに従って、その緊張感が緩んでしまう…
そんな経験があるという方はきっと多いことでしょう。
以前、取材したあるスポーツ選手の方は「日々の練習では、できることを地道
に繰り返すのが、意外に難しい。人は怠けてしまうものなので、しんどい時に
『それでもやろう』という気持ちになれるか、行動できるかが重要。今、目の
前にある小石を乗り越えられなければ、その先の大きな壁は越えられない」と
仰っていました。
一つひとつの仕事を、丁寧に積み上げていくことで、自分の土台が作られ、そ
れが自信につながっていく――。苦しい時でも粘り強く続けていく強い意志を
持って、2014年は進んでいきたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎発行／株式会社アイ・キュー『日本の人事部』運営事務局
公式Twitter : http://twitter.com/jinjibujp
公式Facebook: http://www.facebook.com/jinjibu.jp
▽ 情報提供、記事・コラムへのご意見などはこちらまで
info@jinjibu.jp
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【 メールの表示について 】
このメールは等幅フォントを使用し、横幅全角35文字以上の設定で、
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Copyright（C）2014 iQ Co.,ltd. All rights reserved.
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『日本の人事部』 【vol.440】2014.01.14
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◆◆目次◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【１】特集 ：人事課題の解決に役立つ！1～2月開催「注目のセミナー」
【２】新着記事 ：用語辞典「受験料制度、リケジョ、ランチケーション」
【３】お役立ちセミナー：≪経営層・人事部長向け≫ 新卒社員の育成、他
【４】連載コラム：至言＆喝言「“さとり世代”へのアプローチ（２）」
【５】相談掲示板：復職時の手続きについて
【６】編集後記 ：大きな壁を越えるために必要な「仕事への姿勢」とは
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【１】特集：人事課題の解決に役立つ！ 1～2月開催「注目のセミナー」
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┃ 人事課題の解決に役立つ！ ┃
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【２】新着記事：
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≪人事労務用語辞典≫
人事・労務の担当者が知っておきたい、基礎＆時事的な“キーワード”を
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■ リケジョ
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■ ランチケーション
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【４】≪ 連載コラム148 ≫
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若手人事パーソンへの至言＆喝言 ～人事の「修羅場」はこうくぐれ！～
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HRのプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、HR（人事）の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラル
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第２回：競争の意味・意義を教える
～「内定＝ゴール」だと思わせない関わり～
順位を付けない運動会、全入時代の大学、増える推薦入学――「さとり世代」
は、受験戦争時代の子供たちと異なり、一部を除いて同世代との競争をあまり
経験せずに育っています。これは大人が決めたことなので、彼らに責任はあり
ません。
そんな「さとり世代」にとっては、就職活動が人生で最初の競争となるケース
が少なくありません。つまり、自社の内定者の中には、「人生初めての競争」
を経験した学生たちがいるということです。中には、本命の企業をめぐる競争
で負けて、自社の内定者となった学生もいるかもしれません。
いずれにせよ、初めての競争に勝ち、内定を得た彼らはその競争が終わった後、
とても疲れています。まじめに就職活動した学生ほど達成感があると同時に、
ある意味燃え尽きたような状態になっていると思われます。
少しボーっとしているというレベルであれば問題ありませんが、学生が「競争
に勝って、これでゴールにたどり着いた」、「競争はもう終わった」と思い込
んでいる場合は注意が必要です。よって、内定者フォローでは、ホッと一息つ
いた上で学業に専念してもらい、残りの学生生活に打ち込んでもらう一方で、
「ゴールではなく、スタート地点に立ったところである」ことを意識させるよ
うにしておかなければなりません。
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を理解させましょう。特に、大手企業や有名ブランド企業、人気企業の内定者
ほど、「これで競争は終わり」と思ってしまう傾向があるので、注意が必要で
す。これが「さとり世代」の内定者フォローの第１ステップです。
そして、第２ステップで、「競争」について正しく理解させることとなります。
例えば、以下に挙げた項目など、資本主義経済の中で市場原理に基づいて事業
を行っていることへの理解を促すことが、非常に重要です。
●会社は市場で他社と競争していること
●全員が管理職や役員、社長になれる訳ではなく、そこには選抜（＝競争）
というシステムがあること
●人事制度によっては、賞与や昇給原資を配分するために個人の絶対評価だ
けではなく、相対評価（＝個人間競争）が行われ、それによって報酬に差
が出ること
一方、組織における「競争」とは次のような特徴があることを示すことも重要
です。
（１）競争が明確なルールの基に行われていること
（２）競争は1回だけでなく何度もあること（＝チャンスは何度もあること）
方法としては、先輩社員に個人の失敗談を語ってもらうのが良いでしょう。
また、会社がこれまで事業において競争で勝ったこと、負けたことなどを説明
するのも有効だと思います。競争への正しい理解と必要性を認識してもらうこ
とで、入社までに競争に対する恐怖心や抵抗感をできるだけ少なくしておくこ
とが重要です。
┌◆ 今週の一言 ◆─────────────────────────┐
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【５】困った時の「匿名相談掲示板」
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弊社の休職規定では、休職期間を繰り上げて復職を希望する場合、復職願
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繰り上げず、元々の予定どおり、休職期間満了の翌日から復職する場合の規定
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【６】編集後記：大きな壁を越えるために必要な「仕事への姿勢」とは
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こんにちは。『日本の人事部』の阿部です。
皆さんは、日々の仕事にどのような姿勢で臨んでいますか。最初こそ緊張感を
持っていたけれど、仕事に慣れていくに従って、その緊張感が緩んでしまう…
そんな経験があるという方はきっと多いことでしょう。
以前、取材したあるスポーツ選手の方は「日々の練習では、できることを地道
に繰り返すのが、意外に難しい。人は怠けてしまうものなので、しんどい時に
『それでもやろう』という気持ちになれるか、行動できるかが重要。今、目の
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仰っていました。
一つひとつの仕事を、丁寧に積み上げていくことで、自分の土台が作られ、そ
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持って、2014年は進んでいきたいと思います。
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