『日本の人事部』 - 人材採用・育成、組織開発のナレッジコミュニティ

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　　　　　　　　　　　　『日本の人事部』　　　　 【vol.437】2013.12.17
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◆◆目次◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

【１】特集　　　：人事ご担当者必見！2014年 1～2月開催「注目のセミナー」
【２】新着記事　：あの仕事の「ヒト」と「カネ」～【労働基準監督官】
　　　　　　　　 『労政時報』提携記事「人事担当者の現状と方向性」
【３】「HRカンファレンス2013-秋-」講演レポート・第１弾
【４】連載コラム：至言＆喝言「業務マネジメント～長時間労働をなくす３」
【５】相談掲示板：休職中の産前産後・育児休業の取得について
【６】編集後記　：逆境を乗り越える、メダリストの前進力

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■【12/24まで】11/12・13 開催 日本の人事部「HRカンファレンス2013-秋-」
　　 ～オピニオンリーダーによる講演の模様を期間限定で動画配信～
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日本の人事部「HRカンファレンス2013-秋-」の中から、
慶應義塾大学教授・花田光世氏、神戸大学大学院教授・金井壽宏氏、
リクルートワークス研究所所長・大久保幸夫氏による基調講演、
一橋大学教授・米倉誠一郎氏や法政大学教授・宮城まり子氏の司会による
パネルセッションを、動画配信しています。

間もなく配信が終了しますので、お早めにご覧ください。

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【１】特集：≪人事ご担当者必見！≫ 2014年1～2月開催「注目のセミナー」
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　　　◆2014年1～2月 開催の「注目セミナー」を集めた特設ページ◆
　　　　 貴社の人事課題の解決や、情報収集にお役立てください！
　
　詳細はこちら↓
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　▼ 1/14（火）14:00～16:30［東京都］
　　 開催者：株式会社ジェイフィール
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　ミンツバーグ教授の生んだ◆ＨＲアワード最優秀賞受賞◆プログラム
【リフレクション・ラウンドテーブル】体験会
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　▼ 1/16（木）10:00～12:00［東京都］
　　 開催者：アチーブメント株式会社
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　【無料セミナー】 入社から３年間が勝負を決める！
　未来創造型人材を育てる若手育成体系
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　▼ 1/16（木）10:00～16:00［東京都］
　　 開催者：株式会社トライアンフ
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　【ワークで実践！応募者の行動事実を深堀】面接官トレーニング実践編
　～あなたのクセは？　徹底的なワークとフィードバックで
　面接力向上を図ります。～
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　▼ 1/16（木）15:00～17:00［東京都］
　　 開催者：ビジネス心理コンサルティング株式会社
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　【無料体験セミナー】～ダメな部下をなんとかしたい！～
　「相手が自ら、『こちらが望む通りに』行動を変えてくれる魔法の伝え方」
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　▼ 1/21（火）9:00 ～ 1/22（水）17:30［東京都］
　　 開催者：バイタルスマート日本総代理店　株式会社スマートワークス
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　上手な話し方や人間関係作りだけではない、科学的な方法があります。
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　▼ 1/22（水）14:00～16:30［東京都］
　　 開催者：UTキャリア株式会社
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　【1/22　東京開催】最近の事例に視る「早期退職」のポイントと対策
　～これまでとは次元の異なる早期退職運用上の工夫～
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　▼ 1/29（火）9:00～17:30［東京都］
　　 開催者：バルバーゴ　日本総代理店　株式会社スマートワークス
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　【公開コース】　PQ+A 精密な質問と回答
　正解がない状況で重要な決定を下すときには必ず7つの視点からチェックし
　てください
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　▼ 1/29（水）14:00～16:30［大阪府］
　　 開催者：UTキャリア株式会社
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　【1/29　大阪開催】最近の事例に視る「早期退職」のポイントと対策
　～これまでとは次元の異なる早期退職運用上の工夫～
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　▼ 2/6（木）15:30～17:30［東京都］
　　 開催者：インフォテクノスコンサルティング株式会社、株式会社T4C
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　～「タレントマネジメントシステム」の導入に失敗しないために～
　人事がビジネスに貢献するためのシステムを構築するポイント
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　▼ 2/20（木）15:00～17:00［東京都］
　　 開催者：マーサージャパン株式会社
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【２】新着記事：
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≪あの仕事の「ヒト」と「カネ」≫

■【労働基準監督官】
　　経営者の心がけしだいで“鬼”にもなれば“仏”にもなる
　　労働行政の最前線で社会正義を貫く法の番人

2013年秋、厚生労働省は、パワハラや違法な長時間労働などが横行する、いわ
ゆる“ブラック企業”の実態調査に乗り出しました。全国4000社以上を対象と
した一斉調査はすでに完了。特に悪質な違反があり、改善が見られない企業に
ついては2014年にも社名を公表する方針です。この調査の実働部隊として活躍
したのが「労働基準監督官」。職場の安全・安心を守るべく、法的権限を背景
に企業を監督・指導する同省の専門職員です。

▼ 詳しい内容はこちら
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=424&advr_id=844&idx=12

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≪『労政時報』提携記事≫

■ 人事担当者の現状と方向性
　 ――調査結果から探る、これからの人事部と人事担当者の要件

企業を取り巻く経営環境が大きく変わる中、企業は待ったなしの変革を迫られ
ており、それに伴い人事部門にもまた、変化が求められています。さらには、
人事担当者も、自らのキャリアを見直し、新しい時代、環境に適合した資質・
能力を身に付けていくことが課題となっています。こうした状況下、人事担当
者は時代にキャッチアップできているのか。また、その思考・行動様式は、さ
まざまな変化にどこまで対応できているのでしょうか――。

今回、一般財団法人 労務行政研究所（理事長：矢田敏雄）では、人事担当者
個人を対象にアンケート調査を実施。現在の人事担当者の実像と、これからの
自己変革に向けた方向性を探りました。本記事では、その中から「能力・スキ
ルの自己分析」「人事管理を取り巻く話題に対する感度」などを中心に取り上
げます。

▼ 詳しい内容はこちら
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=424&advr_id=844&idx=13

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【３】「HRカンファレンス2013-秋-」講演レポート・第１弾
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★11/12・13開催 日本の人事部「HRカンファレンス2013-秋-」
　講演レポート掲載中！

　皆さまから熱いご支持をいただいた「HRカンファレンス2013-秋-」の
　講演の模様を、ダイジェストでご紹介しています。

今回はこの中から下記の7講演をピックアップ。ぜひご覧ください！

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■ダイバーシティ開発とキャリア自律で社員は元気になるか？
　花田光世氏（慶應義塾大学総合政策学部教授）
　http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=424&advr_id=844&idx=21

■苦境を乗り越え、集団・組織の「超回復力」を引き出すリーダーシップ
　――いま求められる“レジリエント・リーダー”のすすめ――
　金井 壽宏氏（神戸大学大学院経営学研究科教授）
　http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=424&advr_id=844&idx=22

■世界で戦える“経営人材”を育成する
　～企業トップに求められるものとは何か～
　米倉誠一郎氏（一橋大学イノベーション研究センター教授）
　八木洋介氏（株式会社LIXILグループ 執行役副社長 人事総務・法務担当）
　アキレス美知子氏（NPO法人GEWEL理事、人財・組織戦略コンサルタント）
　http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=424&advr_id=844&idx=23

■グローバルで通用するリーダーシップ開発を成功させる秘訣
～グローバル環境で成果を出すリーダー育成の要～
　松井義治氏（HPOクリエーション株式会社 代表取締役）
　http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=424&advr_id=844&idx=24

■組織変革プロセスの成果を見える化する
　高間 邦男氏（株式会社ヒューマンバリュー 代表取締役）
　http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=424&advr_id=844&idx=25

■グローバル戦略と人事部門の役割・機能
～日本企業へのアンケート結果と考察～
　中原 孝子氏（ASTDグローバルネットワークジャパン 理事/代表）
　西田 忠康氏（サイコム・ブレインズ株式会社 代表取締役社長）
　http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=424&advr_id=844&idx=26

■「異質な発想を取り込む」これからの次世代リーダー育成
　山口 裕二氏（株式会社ビジネス・ブレークスルー
　　　　　　　 企業研修部門　統括責任者／コンサルタント）
　http://jinjibu.jp/measure.php?act=advlink&id=424&advr_id=844&idx=27

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【４】≪ 連載コラム145 ≫
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　 若手人事パーソンへの至言＆喝言 ～人事の「修羅場」はこうくぐれ！～
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HRのプロであり、人事責任者の経験を持つ「人事メンター」が、若手人事に
向けて、HR（人事）の仕事の“本質”と、人事パーソンとしての“リベラル
アーツ（人間力）”を高めるヒントを語ります。

【 業務マネジメント～長時間労働をなくすために～ 】──────────

第３回：「やめる勇気」を持つために
　　　　～戦略的にアプローチする～

業務のムダをなくすために必要なもうひとつのものは、「やめる勇気」です。
この勇気を持てるかどうかが、長時間労働をなくすためのカギとなりますが、
決してたやすいことではありません。

どんなことでも、自ら率先して発言したり、行動したり、判断を下したりする
には勇気が必要ですが、それが仕事に関するものであり、そして今までやって
きたのをやめるとなると、より一層プレッシャーや責任を感じてしまい、勇気
を持つことが難しくなります。

しかし、それでも誰かが手を挙げて「やめよう」と言わなければ、ムダはなく
なりません。特に、「ムダ発見力」が高く、業務のムダを見つけてしまった人
にはその義務があります。ムダだと分かっているのにやる仕事ほど、人の心を
疲弊させるものはないからです。

また、「ムダ発見力」の高い人だけでなく、ムダが発覚した時に勇気を持って
「やめよう」と言わなければならない人たちがいます。それは現場を最も良く
知るマネジャーと、従業員の心と体の健康を守る使命を持つ人事パーソンです。
現場のマネジャーと人事パーソンは次のステップに沿って、自分の心の中の
「やめる勇気」を高めていってください。

≪ステップ１：そのムダをやめたら、何が起こるのかを明確にする≫
●起こりそうなことを洗い出し、やめたことで生じる良いこと(メリット）と
　悪いこと（デメリット）に分類する
　⇒ここがあいまいだとやめることへの不安が消えず、結局やめられない

≪ステップ２：やめるために必要なプロセスや手続きを確認する≫
●単に「やめよう」と言うだけで今日からやめられるものなのか、
　他者の了承・承認が必要となるのか、部門や会社としての判断が必要な
　ものなのかを確認する
　⇒これを省略すると、やめた後に反対意見やクレームが出て、それ以降、
　 「やめる勇気」を持つことができなくなる

≪ステップ３：必要なプロセス・手続きに沿ってやめる≫
●誰か一人の思いつきや気まぐれでやめるのではなく、正当なプロセスや
　手続きに則ってやめることで、突飛な行動を取っているわけではないこと
　を周囲に知ってもらう
　⇒こうすることで、必要以上のプレッシャーや負担感を持たずに済む

こうして考えてみると、業務のムダを「やめる」ことは必要な業務を「行なう」
ことと同じだと分かります。「勇気」という言葉を使っていますが、事業の撤
退戦略と同じように、戦略的に思考し、行動することが「やめる勇気」の正体
と言えるでしょう。

なお、三つのステップの中で最も重要なのが≪ステップ１≫。これをきちんと
行わず、何となく不安だから「やめないでおこう」と思ってしまうことが多い
のですが、≪ステップ１≫の洗い出し作業の中で「この業務をやめても、何か
恐ろしいことが起こるわけではない」ということに気付けば、「やめる勇気」
を持つことは可能となります。


┌◆ 今週の一言 ◆─────────────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　“なんとなく不安”が一番の敵と知るべし！　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
└─────────────────────────────────┘

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【５】困った時の「匿名相談掲示板」
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┌─┐
│Ｑ│休職中の産前産後・育児休業の取得について（東京都／建築・土木）
└─┴───────────────────────────────┘

現在、私傷病にて休職中の社員より「妊娠したので、産前産後休業・育児休業
を取得したい」との連絡がありました。法的にはどのような対応になるのでし
ょうか。

（１）必ず取得を認めないといけないのか
（２）会社の判断で良いのか
（３）取得を認めてはいけないのか

「すでに労務提供を免除されているので、重ねての休業を認める必要はない」
との意見と、「産後休業は労働義務の有無を問うことなく強制的に休業させる
制度なので、最低でも産後休業は取得させなければならず、育児休業について
も『雇用されて１年以内のもの』等の除外事項にあてはまらないので、取得を
認めないといけない」との両意見があり、どのように対応すればいいか迷って
います。

　詳細はこちら↓
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【６】編集後記：逆境を乗り越える、メダリストの前進力
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こんにちは。『日本の人事部』編集部の阿部です。

先日、オリンピックの金メダリストによる「逆境に強いメンタル」をテーマに
した講演を聴きました。その中で、特に印象深かったのは「つらい時こそ、自
分の前進を実感できる行動を起こす」という言葉です。

この方は、オリンピック前に大きなけがを負いましたが、長いリハビリ生活を
乗り越え、見事復帰を果たしました。しかし、けがをしたすぐ後は「ライバル
たちが練習に励んでいるのに自分は何もできない、前進も成長もしていない」
と、ネガティブスパイラルに陥ったこともあったそうです。

そこで、モチベーションが落ちないようにするため、毎日身だしなみを整え、
ユニフォームを着るなど、入院中であっても普段と変わらないような行動や姿
勢を心掛けたとのこと。また、将来、海外の選手と交流を深められるよう、英
会話の勉強もスタート。「けが＝マイナス状態の自分の気持ちを高めるため、
復帰後には『以前の自分より成長している』と実感できることに取り組んだ」
そうです。

立ち止まったままでは、何も始まりません。困難を乗り越えた先にある“成長
した自分”の実現に向けて行動を起こすことが、逆境に強いメンタルにつなが
るのではないでしょうか。

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