日本の人事部 2018 Vol.6
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法政大学 キャリアデザイン学部 教授武石恵美子さん慶應義塾大学 商学部 教授樋口美雄さん一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 研究科長・教授一條和生さん不確実性の時代を生き抜くための“アジリティ”とは「人・組織・経営」研究の第一人者に聞く【巻頭インタビュー】キャリアの完成形が見えない時代に求められる「個人主体のキャリア開発」とはコスト削減・利潤追求の時代に求められる「真の働き方改革」とはデジタル・ディスラプションの時代に求められる「思いのマネジメント」とは予測のできないことが次々と発生し、めまぐるしい変化が起きている、近年のビジネス社会。不確実性が高く、不透明な時代を生き抜いていくために、多くの企業が頭を悩ませています。急激な変化に即応するには、スピード感のある意思決定や業務の効率化、フレキシブルなチーム編成や役割分担が求められます。まさに今、経営や組織運営のあり方に「アジリティ(Agility、機敏性)」が求められているのです。しかし、ただやみくもに動き回ったり、スピードばかりを求めたりしているようではいけません。素早く的確に行動し判断するには、その軸となる「ミッション」が明確でなければならないのです。また、たとえ失敗しても、そこから学んでやり方を変えていく柔軟さも求められます。企業を構成する従業員一人ひとりが絶えずミッションについて考え、刻々と変化する環境に適応しながら素早く判断し行動することが、「アジリティ」の高い組織を実現します。では、その軸となるミッションを、人事はどのように明確にしていけばいいのでしょうか。「人・組織・経営」に関する研究の第一人者の方々に、「働き方」「キャリア開発」「リーダーシップ」という三つの観点から、そのヒントについて語っていただきました。

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