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HRカンファレンストップ 満足度上位講演(HRカンファレンス2023-秋-)

経産省と考える 今、仕事と介護の両立に取り組む理由
健康経営におけるビジネスケアラー施策について

水口 怜斉氏(経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長補佐 )
佐々木 裕子氏(株式会社リクシス 代表取締役社長)

講演概要

超高齢社会が加速する中で、ビジネスケアラー対策(仕事と介護の両立支援)の重要性は、国(厚生労働省・経済産業省)の政策として明確に打ち出されています。健康経営度調査で今年から「企業のビジネスケアラー施策」が調査・評価項目に入りました。経済産業省にて「ビジネスケアラー政策」を企画担当されている水口課長補佐より、ビジネスケアラー施策の評価方針やその背景について詳細を解説いただきます。

水口 怜斉氏経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長補佐 

(みずぐち りょうせい)2017年に経済産業省に入省し、スタートアップ支援や起業家育成、2025年大阪・関西万博関連業務、10兆円規模の大学ファンドの立ち上げに従事。現在はヘルスケア産業振興を担当し、特に、介護政策や医療の国際展開、ヘルスケアスタートアップ支援に取り組む。

佐々木 裕子氏株式会社リクシス 代表取締役社長

(ささき ひろこ)東京大学 法学部卒業後、日本銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニー アソシエイトパートナーを経て、2009年に株式会社チェンジウェーブ創業、2016年株式会社リクシス 創業。「仕事とケアの両立」課題に取り組む業界横断型研究会「Excellent Care Company Lab.」発起人。

参加者からのコメント

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短時間のセミナーですが、ポイントや実情がまとめられていて大変わかりやすかったです。人事担当としては、ではどうするか、という点かと思いますが、介護保険適用外の部分を、どこまで社員が行って、そのサポートとして会社は何をできるのかがまだ見えない状態です。時間単位有休は、年5日分まで、という制約を事情によっては外せるようにして欲しいところです。また、その場合に年5日の有給取得義務も、事情によっては時間単位も含むとすれば、年20日の有給をすべて時間単位で使えると思えると少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。
(販売・小売/人事・労務・人材開発・総務・採用/部長クラス)
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経産省で柔らかい発想で施策を進めておられるだけでなく、佐々木さんのような方とのコーワークは素晴らしいと思いました。ぜひ引き続き発信をお願いします。
(HRビジネス/人事・労務・人材開発・総務・採用/経営者・役員クラス)

登壇者からのメッセージ

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ご参加くださった皆さまに感謝申し上げます。今回、経済産業省で仕事と介護の両立支援政策を担当されている水口様と一緒に登壇いたしました。実態が見えにくいビジネスケアラーの支援ですが、国も本気で取り組みを始めていることや、ビジネスケアラー支援特有の構造課題について、実態調査データを交えてお伝えしました。仕事と介護の両立支援について必要性を感じつつもどうすればよいか悩まれていた皆さまに、支援開始の優先度を上げていただける糸口となりましたらうれしく思います。

株式会社リクシス

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