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「学びを結果に変える」ニューノーマル時代の正しい学習投資

  • 小仁 聡氏(ユームテクノロジージャパン株式会社 ビジネスプロデューサー)
特別講演 [Q-5]2020.12.15 掲載
ユームテクノロジージャパン株式会社講演写真

コロナ禍により企業研修のオンライン化は一気に進んだが、未だ学習イベントの域を出ないものも少なくない。オンライン化の真の意義は、ブレンド型の学習提供や真のアダプティブラーニングの実現を通じて、学びを結果に変えられるようになることだ。本講演では、ユームテクノロジージャパン株式会社の小仁聡氏が、オンライン化のその先を見据えて、どのようにして効果・効率・コストのバランスを取っていくのか、また、結果に結びつく学習投資のあり方を解説した。

プロフィール
小仁 聡氏( ユームテクノロジージャパン株式会社 ビジネスプロデューサー)
小仁 聡 プロフィール写真

(こに さとし)大学卒業後、(株)ビジネスコンサルタント、アルー(株)、(株)ファーストキャリア、(株)セルムを経て、株式会社ラーニングシフトを設立後、ユームテクノロジージャパンの初期メンバーとして参画。100年時代の学びをアップデートするべく、HRテクノロジーを活用した事業開発、組織開発コンサルティングを提供。


オンラインとオフラインのブレンドで
学習の効果向上とコスト削減を実現

最先端テクノロジーと学習の科学を組み合わせたクラウドサービスを手がける、ユームテクノロジージャパン株式会社。同社が提供しているUMUは、WEBブラウザ・スマホアプリで使うことができる学習プラットフォームだ。AIによるコーチングや生放送、ディスカッションなど、双方向性のあるオンライン学習プログラムを構築・提供できる。現在203以上の国と地域で展開しており、取引企業は昨年度の20万社から今年に入り70万社に大幅増加。約1億2000万人の受講者が利用している。

同社ビジネスプロデューサーの小仁聡氏は「UMUは通常の学習管理システムとしてではなく、企業の経営戦略に基づいた施策を学習の側面から支援していくツールとして導入されていることが大きなポイントです。ROI(学習投資対効果)を重視している企業に、特に支持されています」という。

講演の冒頭で小仁氏は、学習投資対効果を考える上で重要な問いとして、「(1)研修はオンラインとオフラインのどちらがいいか」「(2)研修は業務に活きているか」「(3)コース作成に時間をかけすぎていないか」「(4)仕事に必要な学びをすべて提供できているか」の四つを提示。参加者は自社の研修を振り返って、アンケートに回答した。小仁氏はその結果を踏まえながら、ニューノーマル時代の正しい学習投資のあり方を説いていった。

問いの一つ目である「(1)研修はオンラインとオフラインのどちらがいいか」は、参加者の答えはほぼ半々の結果に。小仁氏は、“オンライン”と一口に言っても、双方向か一方通行か、同期か非同期かによって「バーチャルクラスルーム」「ウェビナー」「eラーニング」「オンデマンド」と四つの種類があると説明した。

「主流だった対面型集合研修(=オフライン)から、今年度はコロナ禍で一気にオンライン化の波が到来しました。効果・効率・コストのバランスを考え、これら四つのオンラインの中から最良のものを選択したのではないでしょうか。ただ、来年度からは、ブレンデッドラーニング(=オンラインとオフラインが複合的に組み合わさる・複数の学びをブレンドして新しい学びを構築する)という形に変わっていくと考えます」

今後の三つの学習フォーマットとして、同じ時間と場所を共有する「教室ベースのトレーニング」、時間は同じでも場所が異なる「オンライン研修(生放送とビデオ会議)」、時間も場所も問わない「オンライン学習(セルフラーニング)」を列挙。各フォーマットならではの利点はそれぞれあるが、ポイントはいずれのフォーマットでも、デジタルツールを活用して双方向性を実現することだ。UMUでは、これらが一つのプラットフォームで完結する仕組みとなっている。

ここで具体的なブレンデッドラーニングの組み合わせとして、集合研修と事前・事後学習に活用する例が挙げられた。

「事前学習として動画を見たり、アンケートに答えたりします。集合研修の当日は、できるだけディスカッションの時間を割き双方向性を担保。事後のアウトプットの機会として、eラーンニングやZoomでの対話会を設けます。そうすることで、定着化の支援も非常にやりやすくなります。ただ、“研修”を中心とした事前・事後という考え方はもう古い。『“職場”を中心として学習をどう使うか』という考え方から、『職場実践』を加えた四つの学習シーンをブレンドしていくのが新しい形になります」

また、テクノロジーを活用することで、これまではトレードオフの関係性だった学習効果・トレーナーの生産性・コストの三つの制約から解放されるという。

「中でも1番の変化は、ブレンデッドラーニングによって『みんなに共通している学習提供(標準化)』と『一人ひとりに異なる学習提供(個別化)』の両立が可能になること。コストを抑えながら、学習効果を高めることができるのです」

オンライン化によるコスト削減効果も大きい。ブレンデッドラーニングでオンラインをうまく併用することで、集合研修でかかる会場費やテキスト代などの経費を、意味のある投資へと回すことができる。このように、ブレンデッドラーニングによって、学習の効果・生産性の向上とコスト削減を実現できる。

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